こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【資格・肩書きの重要性と、それらを有効に活かす方法】について私見を述べていきます。

(画像:GATAG|フリー素材集より引用して改変)
「就職に使える資格」など、資格に対する注目・関心は年齢や男女問わず高いものがありますが、一方で「取ったは良いけどその後全く活かされていない資格」も数多くあります。持っている資格を上手くアピールや活用することができれば、あなたに対する評判や信頼を上げることができます。
今回はそんな数ある資格の中でも、特にまだ出来てそれほど年数が経っていない新しめの資格についての話となります。
「資格は必要ない」「お金の無駄」という主張について
「資格は必要ない」「お金の無駄」という主張が、ビジネス書やネットビジネスについての動画、メルマガなどでは度々話されていたりします。
ちなみに私も以前、 資格?ありません無敵です【就活に資格は必要か】 という内容を記事にしたことがあります。
確かにやりたい仕事と無関係な資格をたくさん取ったとしてもただの資格マニア扱いで終わってしまいます。
資格だけ持っていて机上の空論しか話さない人よりも、資格は無くとも実績があり結果を出せる人の方がクライアント(仕事の依頼主)に求められるでしょう。
このように、「資格は不要」という意見には一理あります。
しかし、実績がまだそれほどない人の場合はどうでしょうか。
あるいは、「どういう人に仕事を依頼したら良いかわからない」とクライアントが迷っている時はどうでしょう。
こうした状況は多々ありますが、彼らは何を頼りに依頼先を選ぶでしょうか。
これらの解決策となる内の1つが「資格」なのです。
資格・肩書きの重要性・メリットとは
では資格・肩書きの重要性・メリットについてご紹介します。
要約すると次のようなメリットがあります。
・権威の法則により相手に安心感を与える
・取得者に自信を与える
資格は「権威の法則」により相手に最低限の安心感を与える
「権威の法則」というのをご存知でしょうか?
権威の法則とは、「権威がありそうな人や物・表現に対して言うことを聞いてしまいがちになる、従いやすくなってしまうという心理のこと」です。
例えば、同程度の能力がある2人の人間がいたとして、片方が資格を持っていた場合、やはり何となく「無資格の人よりも信頼できそう」と思ってしまうのが人間の心理です。
また、業種や社風にもよりますが、有名大学出身の方が無名の大学出身者や高卒者よりも「仕事ができそう」「出世しそう」と良いイメージを持たれやすいものです。
これらが権威の法則の効果です。
資格は取得者に自信を与える
資格とは「自分が努力し学んで身に付けてきた知識が第三者によって認められている」というものです。そのため、資格がない時よりも自信を持って仕事に当たれます。
この様に、まだまだ「資格」や「肩書き」が重要視される場所は多いのです。
「権威の法則」の詳細記事: 影響力の武器【権威の法則】とは
狙い目な資格・肩書きとは
ではどういった資格を取ればよいのでしょうか。国家資格(特に士業系)などは取った後はすぐそれを使った仕事に取り組めますが、勉強量も時間もかかるので大変ですよね。
そこで、狙い目な資格・肩書きについてご紹介します。
「できて日が浅い資格」にはチャンスやメリットがある
時代の変化やニーズに合わせて新しい資格も次々に作られます。特に今ですとweb関係の資格が増えていますね。
その資格が制定されてそれほど年月が経っていないということは、「新しくできたものやサービスに対する資格」であり、「今後ニーズが増す可能性がある」資格と言えます。
こうした資格のほとんどは民間資格であり、国家資格のように持っているだけで即仕事に繋がるわけではないことの方が多いですし、始めの内は知名度がないため肩書きとしての効果は乏しいですが、
・後から取得するより費用が安い
・試験の難易度が低め
・自分でその資格の価値を高められる
といったチャンスやメリットがあります。
後から取得するより費用が安い
年月が経つにつれ受験費用が上がったり、公式テキスト代が改定されやすいです。また、以前はかからなかった更新費がかかるケースもあります。
試験の難易度が低め
時代の流れもあり、第1回目と10回目の試験内容では当然試験内容も変わってきます。
大体の試験は以前より難化する傾向にあります。
自分でその資格の価値を高められる
既に確立された資格というのはそう評判が変わるものでもありません。
一方で、まだそれほど有名ではない資格の場合、取得したあなたの頑張り次第によってはその価値を一気に高められる可能性があります。もしあなたがその第一人者になれば、別途表彰されるかもしれません。
資格・肩書きの重要性と有効に活かす方法:まとめ
それでは今回のまとめです。
・「実績があれば資格がなくても困らない」という主張には一理あり
・実績や自信がない人にとっては資格を持つことは有効になる
・新しい資格は自分の活かし方次第で武器になる
もちろん、資格は取って終わりではなくむしろ取ってからがスタートと言えます。
多くの場合、資格を取るだけでは急に仕事が舞い込むようになったりしません。
大切なのは、「自分はあなたにこういうメリットを与えることができます」と相手に伝えることであり、より安心感や説得力を増すためのツールが資格・肩書きなのです。
次の記事☞:一流企業の部長・課長でも転職・別の人生を考える
前の記事☞:サラリーマンの方へ「会社員のありがたさ」を考えた事はありますか?
カテゴリ☞:【独立・副業・転職】一覧
コメント