HDD?メモリ?CPU?スペック?PC(パソコン)の選び方とは

      2017/04/29

今回は機械が苦手な人向けに「PC(パソコン)の選び方」をご紹介します。

ここ3か月間で3名の方に、「ノートパソコンで良いのが欲しいけど、何を選んだらいいかわからないからパソコンを買うのに付き合ってほしい。」と頼まれました。いずれの方も、普段お仕事などでPCを使っています。しかし、普段は会社のPCを業務でしか使っていないため、いざプライベート用を買うにも知識がありません。

こういう方は意外と多いのではないかと思ったので、どのPCを何基準で買えばいいのか迷っている人、PC初心者でよくわからない人を前提としてお話ししていきます。

※ノートパソコンを想定してお話しします

チェックするべきポイント:「HDD」「メモリ」「CPU」

パソコンショップ、家電量販店に行くと、置いてあるPCの前にはスペック(=性能)が貼られています。ネットで購入する場合も記載されています。

ただ、「これがどういう意味かわからない」人も多いです。ですので「とりあえずこんなイメージを持っておけば大丈夫」という要点を絞ってお伝えします。

HDD(ハードディスクドライブ:Hard Disk Drive)について

HDDとは、パソコンの中にデータを入れておく場所のことです。

「windows~(7とか8とか10とか)」といったパソコンを動かす『OS』も入っています。

その他、買ってきてインストールしたエクセルやワード、パワポなどのソフト、画像や音声などのデータもここに保存されます。

HDD=物(データ)を入れておく場所=保管庫

というイメージです。

500GB(ギガバイト)あれば、必要最低限のことは充分できると言われています。

最近のものだと1TB(テラバイト)とかもあります。

参考までに:「ギガ」や「テラ」などの単位について

上にある、500GBの「GB(ギガバイト)」と言うのは、データの量やコンピュータの記憶装置の大きさを表す単位のことです。

  • 1000B(バイト)=1KB(キロバイト)
  • 1000KB=1MB(メガバイト)
  • 1000MB=1GB(ギガバイト)
  • 1000GB=1TB(テラバイト)

(あくまで、「そういうものなんだな」と伝わればいいので、ソフトウェアメーカーなどの場合、正確には1MB = 1024KBなどの説明は省きます)

メモリについて

メモリとは、HDDに入っているものの情報やその情報を処理する方法を記録する場所です。

PCは、この後に説明するCPUと言う部分で情報を処理するのですが、HDDに物(データ)があるだけではその情報や処理の仕方が読み取れないのです。そこでメモリにそれらを読み込んで、ソフトの起動などの処理をします。

メモリ=ソフトなどの情報とその情報処理方法の記録場所

というイメージです。

例えばwindows8(64bit)を動かすには最低2GBが必要とされていますが、ストレスなく動かすには4GBは必要と言われます。

他にも動画編集をする場合は「8GBは欲しい」と言われます(私は4GBでなんとか編集していますけど)し、オンラインゲームをする場合だと8GBでも推奨される容量に足りない場合がある様です。

CPU(シーピーユー:Central Processing Unit)について

PC内で、実際に情報の処理をする部分です。

CPU=PCの脳

と言うイメージです。

スペックに「デュアルコア」や「クワッドコア」と書かれています。デュアルは2つ、クワッドは4つ、つまりそのPCに入っている脳の数を指していて、数が多いほど色々な処理を素早く行ってくれます。

もう1つ、説明欄には「1.8GHz(ギガヘルツ)」などと書かれていたりします。ちなみに私が使っているものは「2.5GHz」です。

これは「クロック数」というものですが、難しい事は抜きにして「数字が多いほど高性能」と思っておけばいいです。




HDD・メモリ・CPUのざっくりとしたイメージ図

HDD メモリ CPUのイメージ図

それぞれの数値が高ければ高いほど高性能ですが、その分値段も高くなります。似ているPCなのに価格が違うのはこういう部分が異なるからです。

インターネットによって情報が増えてもそれを活かせるかは別問題

ここからはPCに不慣れな方に対する所感や、自分が相談に乗る経験からの感想、PCを選ぶ基準などをお話しします。

パソコンの性能なんて調べればいくらでも出てくる

「何のPCを買えばいいかわからない」と相談された時、こう思う方は多いと思います。しかしそれはPC自体に、そして調べることに慣れている側の意見だと気づきました。

「PC 選び方 初心者」などの情報は溢れているけれど……

例えば、上記のワードで検索すると

  • パソコンの買い方
  • 失敗しないノートパソコンの選び方
  • パソコン初心者講座
  • 恥をかかないためのPC知識

と言う様な、PCに関連するサイトが約1千万件くらいヒットします。しかし書いている人にとっては当たり前の知識でも、初心者にとっては読むだけで疲れてくる専門用語がズラリと並べられている所も少なくありません。

ただでさえ、「PCに(必要以上に)詳しい=オタク」という偏見を持っている人も少なからずいるのが実情です。

  • 『目的のものは欲しいが詳しくなる気はない』
  • 『ただ自分が今後使って不都合が出なければ良い』

こういう考えの持ち主は年齢・性別関係なくいると思います。ですので、序盤に最低限抑えておけばいい3つのポイントを書きました。また、最後のまとめには他に注意すべき点もご紹介しています。

PC(パソコン)で自分は何をしたいかがはっきりしない

PCの購入に悩む人は何となく「あると便利そう」「動画は見たい」「Word(ワード)やExcel(エクセル)はビジネスに使うかも」といった漠然としたイメージはあるものの、自分の用途がはっきりしていないことが多いです。

PCのスペックとか調べるのは面倒・覚えられない人は多い

自分も10年以上前、初めてPCを買いに行って店員の方に相談した時に言われた

「お客様が何をしたいかによりますね」

という、一見冷たく突き放された様に感じたこの言葉の意味が今ならわかります。

本当にそうなんです。「PCを使って何をしたいのか」がある程度決まっていないと『何を買っても大差ないよ』と言うしかなくなってしまうのです。

考えられるPCの用途

では、具体的にPCで何をしたいのでしょうか?私が相談に乗った方々を例に考えていきましょう。

  • Youtubeなどで動画が見たい
  • ワード・エクセル・パワポ(パワーポイント)を使って仕事の書類作成がしたい
  • 家族イベントを撮影してDVDに焼くなど、ちょっとした動画編集をしたい

大体こんな感じでした。

いわゆる情強と呼ばれる人なら「そこらに売っているPCのどれでもできる」と言ってしまいそうですね。

※「情報強者」の略で関連情報に精通している人のことです。反対に人を見下す使い方として「情弱=情報弱者」という言葉もあります。

PCに不慣れな人の思考

確かにこのくらいの用途であれば5万円以下のPCでもできると思います。

ただ、よくわからない人にとっては不安が残ります。

  • あまり安いのはすぐ壊れるんじゃないか
  • 今後やりたいことが出てきた時にできないんじゃないか
  • かといってあまり高いのを買うのも抵抗がある

なので「PCを選ぶ基準」を私なりに考えてみました。

『価格重視』ならメーカーにこだわらない

「どこどこのメーカーは良い・悪い」と言われますが、ネットで検索しても賛否両論です。「すぐ壊れる」と書いている人もいれば「丈夫で長持ちしています」という人もいます。これは正直、多少の運もあります。あとは日頃の使い方ですね。

ちなみに私はDELLを使っていますが、「DELLだから困った」ことはないですね。サポートの評判が悪いですがサポートに連絡したことがないので問題ありません 笑 その分、安いので良いかなと思っています。

『機能重視』『将来に備えたい』なら高スペック

動画や音楽を編集したい、クリエイティブなことをしたいなどの夢や希望があるなら、価格にこだわらずに上記の3つ(HDD メモリ CPU)が高いのを選べばよいと思います。

また、近年はHDDの代わりにSSDを搭載したものも増えていますが、メリットデメリットあるので調べてからが良いですね。

 

この「価格重視」か「機能重視」、どちらかの基準と自分の希望がだいたい重なる点で決めればそうハズレを買うことはないと思います。

PC(パソコン)の選び方:まとめ

上記以外でPCを選ぶのに自信のない人が気になりそうな点をご紹介します。

Excel(エクセル)やWord(ワード)はPCと別売りな場合もあります

ExcelやWordは「マイクロソフトOffice」という「ソフト」です。ですので、全てのPCに最初から入っている訳ではなく、Office付きで売っているものもあればOffice無しのものもあります。書いてある価格だけでなく、こういった所も確認しましょう。

wifi対応か念のため確認する

ノートパソコンが欲しい、ということは色々な場所で使いたいと考えているはずです。となると、Wi-Fiに対応しているかが重要になってきます。今時のノートパソコンで非対応なものはほぼ無いと思いますが、中古品などは注意が必要です。

調べる習慣を持つ

IoTやIoVなど、あらゆる分野でインターネット化が進み、今までPCを敬遠してきた人も使わざるを得ない状況が増えています。自分にとって未知のものと対面するのはストレスになりますが、全てを理解する必要はありません。ちょっとしたポイントを押さえればいいのです。

例えば私は車を運転できますが、車の中身については知らないことばかりです。PCも同じです。わからないことは「調べる」「わかる人に聞く」から始めてみましょう。




 

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