効果的なPOPの作り方とは:例・見本

 

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popとは? 意味・効果、売れるpop広告の書き方 に引き続き、沼澤拓也先生の講座で学んだことを基にpop・pop広告について効果的な作り方や例・見本をご紹介します。

今回は端数価格効果など、より具体的な数字や文字、記号の書き方・使い方も解説します。

「popの見本が知りたい」「具体的な書き方を知りたい」

という方に向けた内容です。

効果的なPOPの作り方:五感を刺激する

まずは 売れるpopとは?書き方・効果 の方で紹介した『左脳消費』と『右脳消費』から、もう少し詳しく解説したいと思います。

左脳消費とは

左脳消費とは理屈に基づいてお金を払うことで、「生活上どうしても必要なもの」に対して、どちらかというと仕方なく払うものに当たります。

例えば、保険代・家賃・水道光熱費・携帯代などです。

 

右脳消費とは

一方、右脳消費とは感情に基づいてお金を払うことと説明しましたが、もっと細かく言えば

  • かっこいい・かわいい ⇒視覚
  • 良いにおい・香り   ⇒嗅覚
  • 心地良い音・防音効果 ⇒聴覚
  • 着心地・触り心地   ⇒触覚
  • おいしい・甘い・辛い ⇒味覚

といった、人間の五感を刺激することで現れる感情に沿った消費や購買のことです。

この五感を上手く刺激できるPOP広告を作ることができれば、売り上げ倍増に効果的です。

右脳消費の例として「衝動買い」を別の記事では紹介しましたが、それだけではなく通常の買い物においても私たちは右脳消費を無意識に行っています。

 

効果的なPOPの作り方:端数価格効果による「お得感」

例えば、スーパー等では当たり前の様に使われている『端数価格効果』でお買い得な気持ちになり、つい多く買ってしまうことがあります。

端数価格効果(別名:大台割れ理論、イチキュッパ)とは

端数価格効果とは、別名を大台割れ理論、またはイチキュッパの法則などと言い、以下のように価格(数字)を記載することで消費を促す効果のことです。

  • 「2,000円」の商品を「1,980円」と表記することで実際の20円引き以上にお得感を引き出します
  • 日本では後ろの数字は「8」、アメリカでは「9」が効果的とされます。
  • 有効数字は3ケタまでにしておくと良いです。例:3,000→2,980、50,000→49,800

端数価格効果の見本

効果的なPOPの作り方:端数価格効果の例・見本

効果的なPOPの作り方:金額を表記する時のコツ

端数価格効果に加えて、金額表記の際のコツやテクニックとして以下の方法があります。

  • 「円」や「¥」を付けない方が良い(飲食店でのメニューなど)
  • POPの場合、価格の数字は大きく記載し、単位は数字の1/3くらい小さくする
  • 割引など安さをアピールする時は赤文字を使う

金額表記の見本

効果的なPOPの作り方:金額表記の見本

効果的なPOPの作り方:色・フォント

POPに書く文字や図形では、色・フォントにも効果的な方法があります。

色を意識したPOP

例えば「薬」の場合の色では、

  • 熱を下げるものは「 青 などの寒色系」
  • 痛みを和らげるものは「 ピンク や オレンジ などの暖色系」

のパッケージが使用されています。

 

手描きを意識したPOP

また、文字を書く場合は「手書き」より『手描き』を意識することを関連記事ではしましたが、これにもコツがあり、

  • 『末広がり』に描いた方が安心感が出る
  • 『ひらがな』は丸文字気味で漢字より小さく書く

というものがあります。

効果的なPOPの作り方:色の見本

効果的なPOPの作り方:お客様のニーズ・ウォンツに応えた例

例えば食材にPOPを使う場合、ただ「安い」「おいしい」等を書いてもあまり効果はありません。

消費者にとって

  • ベネフィット(利益)がないこと
  • 当たり前と思われること
  • 一方的な宣伝

これらは逆効果になってしまいます。

 

あるスーパーではその食材を使った簡単なレシピを書いて評判を集めました。またあるお店では、お子さんのいる家庭をターゲットとして考えました。

昼食(=給食)と家庭での晩御飯の内容がかぶらないように、『近隣小学校の給食の献立』を掲示したところ、噂が広まり主婦層がのお客様が劇的に増えたそうです。

効果的なPOP広告はこの様に、社員に代わって働き、時にはバイラル効果(口コミ)も起こせます。

効果的なPOPの作り方:お客様の声にヒントあり

「どんな事を載せれば効果的か」のヒントはお客様からの意見にあります。

『1人の意見に対して、同じ意見を思っていても言えなかった人たちが10人いる』

つまり、そこに気付けると10倍の市場があるということです。

 

実際にお客様の声に応えたPOPを考えてみましょう

では、突然ですが問題です。

それほど売れていなかった「日本酒」に少しだけ工夫をしてそれをPOPに載せた所、売り上げが数倍になったそうです。いったい何と書いたでしょう?

ヒントは「冬」です

………おわかりでしょうか?

正解は『帰宅してすぐ飲めるよう温めておきました』です。

仕事で疲れた人が帰宅して一杯やりたい心理を見事についた言葉ですね。

 

まとめ

『言い方』を変えると売り上げは激増する や どんどん集客できるキャッチコピーとは 等でもお伝えしましたが、ちょっと思考を変え視点をずらすことでPOPも効果的なものが作れます。

その際に大切になるのは『消費者意識』『お客様目線』をいかに捉えそれを伝えるかです。

世の中に『黙っていても売れるもの』は無く、『売れる売り方に沿ってものは売れる』のです。ですので、様々な売り方を知り自分や商品に合った売り方を追及していくことが大切です。

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