関連記事:効果的なPOPの作り方とは:例・見本
参考(外部サイト):POP ステップ ジャンプ(HPのリンク)
こんにちは。今回は「pop(ポップ)」について書き方や効果をご紹介します。
お伝えする内容は、 ㈱ピーオーピーオリジン代表取締役の沼澤拓也先生から教わったことを元に、私の知識も加えて書いています。
非常に実績ある方から聞いた内容なので、即効性のある有益な情報です。
【popのことを知りたい】という方に向けた内容です。
pop(ポップ)とは何か
popとは「point of purchase」の略語で、ポップまたはピーオーピーと読みます。
本屋やスーパーなどで上の画像のようなものを見たことはありませんか?
こういった、主に手書きで書かれた、商品説明や購買意欲の促進を目的に書かれたものをPOP、またはPOP広告と言います。
popを直訳すると「購買時点での広告」となります。店頭でまず購買者の目に入るのが目的です。
popとposの違い
popに関連した用語にposがあります。posは「point of sales」の略語で、popを売り手側から見た時の表現となり意味は同じです。
ただし、日本でPOSと言う場合はレジなどのシステムを指すことが多いので間違わないように注意が必要です。
POP(POP広告)の書き方:お客様目線を意識する
POPの説明部分で、POPとPOSは『買い手側』と『売り手側』の視点で意味は同じと言いましたが、実際にモノを売るとなると、この視点が重要になってきます。
Purchase(パーチェス)とは「購買」と言う意味で、Sales(セールス)とは「販売」を意味します。つまり、「お客様目線」と「店目線」を意味し、お客様目線に立たなければ商品は売れません。
お客様は、安いから買うとは限らないのです。
では、どういった事に注意してpopを書けば良いかについて、いくつかのポイントを紹介します。
popを書く時のポイント:お客様は周りが何を買っているか気になる
いわゆる集団心理というものですが、「有名なものが売れる」「ブランド品が売れる」理由もここにあります。
お客様は商品そのものを買うというよりも『イメージ』を買っている
と考えます。
- 成分は安全なものだろう
- 効果が期待できそう
- 美味しそう
- 為になりそう
そして、「周りが買っている=そのイメージを自分にも叶えてくれる」と捉えるのです。
ですから、このイメージと商品をどう結び付けるかがポイントになります。
popを書く時のポイント:お客様は他のお客様の意見を信用する
お店側からの情報はお客様にあまり信用されません。
普段からたくさんの情報にさらされている為、「どうせ売りたいだけなんでしょ」という心理が働いてしまうからですね。
お客様が信用するのは他のお客様、つまり同じ立場の人の意見です。
POP(POP広告)の役割とは
以上を踏まえ、どうすればお客様目線を意識したPOP(POP広告)が作れるかを説明します。
先ほども言いましたが、お客様は「イメージ」を買います。
ということは、POP広告の役割はお客様に対してそのイメージ、つまり「買っても良い、買った方が良い理由(ベネフィット)」を与えることになります。
特にPOP広告はお客様に対するベネフィットを視覚にうったえることができる優れものです。
人間は『視覚』と『聴覚』で約80%の情報を得ると言われています。
より簡潔な言葉や、記憶に残りやすかったり良い印象を与えたりする色をPOPに使うことで、店員の代わりにPOPが働いてくれるのです。
売れるPOPとは
POPの意味や役割を説明した所で、次は売れるPOPについて解説します。
POPは『手書き』の方が売れやすい
POPがパソコンなど機械で打ち込んだ文字よりも手書きの方が良い理由は、お客様に対し
- 親近感を与える
- 書いてある情報に鮮度を感じさせる
ためです。
POPは『手書き(文字)』よりも『手描き(図形)』として意識する
『手書き(文字)』よりも『手描き(図形)』を意識して書く理由は、人間の消費行動にあります。
人間には「左脳消費」と「右脳消費」というものがあります。
- 『左脳消費』とは、理屈に基づいてお金を払うこと。例:公共料金
- 『右脳消費』とは、感情に基づいてお金を払うこと。例:衝動買い
図形は右脳を刺激して、より購買に結びつきやすいので手描き(図形)がよいというわけです。
結論・まとめ
ではここまでの結論・まとめです。
- POPとは主に手書きで書かれた、商品説明や購買意欲の向上効果を狙ったもの
- POPでは「お客様目線」が大事
- POPを書く時は手描き(図形)を意識する
別の記事:効果的なPOPの作り方とは:例・見本 では、より具体的なPOP広告の作り方や売上が伸びた例・見本をご紹介しますす。
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