札幌で接待するなら知っておくべき夜のお店の違い

はじめに:この記事は夜の店を斡旋するものでもアルコール類を勧めるものでもありません。純粋に「表現の違い」を解説する内容です。

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は札幌で接待するなら知っておくべき夜のお店の違いをご紹介します。

バーの画像

(画像:poxabayより引用)

仕事で道外から来た方を接待する機会がある職種の方もいらっしゃるかと思いますが、「キャバクラ」など札幌(北海道)と本州では意味合いが異なる表現があります。

思わぬトラブルにならないよう、ここではそれぞれの意味やシステムをご紹介します。

「キャバクラ」は札幌と他県とは意味が違うので注意

夜のお店と一口に言ってもその形態・種類は様々ありますが、「キャバクラ」は札幌と他県とは意味が違うので注意が必要です。

 

札幌(北海道)以外でキャバクラと言うと「女性が客席に付き接待を行う飲食店」になりますが、こういう形態のお店は札幌(北海道)では「ニュークラ(クラブ)」に当たります。

では札幌でキャバクラとはどういうお店? というと、別名「セクシーパブ」「セクキャバ」とも呼ばれる、性的なサービスが含まれるお店を意味します。

 

ですので、出張などで来た他県の人と道民の人が話すと

  • 他県「キャバクラでも行きますか」
  • 道民「え! ちょっとそれは……」

といった意思の疎通ができない事態が生じます。

この様にその土地独自の表現や違いがあるので注意が必要ですね。

 

夜の店(スナック・ニュークラ・ラウンジなど)の違い

続いて札幌の夜の店(スナック・ニュークラ・ラウンジ、ガールズバー、コンセプトバー)の違いをご紹介します。

札幌(すすきの)のお店は他県と比べて値段が安かったり、システムが違っていたりする様なので私が知る範囲で簡潔にまとめておきます。

どうしても夜のお店に行かなければならない場合、違いやお店を知っておけば精神的にも金銭的にもダメージが軽減できるかもしれません。

※料金は時期、店に入る時間などで変わるのであくまで目安です

 

スナックとは

スナックとは本来は軽食(スナック)を提供するバーを意味し、接客はカウンター越しが基本のお店のことです。

札幌では安い所だと1時間 3,000円~ で別途料金も請求されません。

カラオケがある所は1曲いくら(数百円)というところが多いです。

 

ニュークラとは

ニュークラとはニュークラブの略で、他県では「高級感のあるキャバクラ」を指し、札幌(北海道及び東北の一部)では性的なサービスは無く、女性が客席に付き接待を行う飲食店のことです。

席料(チャージ代)などもかかります。

1時間 4,000円から5,000円~ で、キャスト(接待に付く女性)のドリンク代が別途か込みかは店によります。

 

ラウンジとは

ラウンジとはニュークラと大体同じシステムですが、ニュークラよりも大人が集まる雰囲気のお店のことです。

1時間1万円~で、席料(チャージ代)などもかかります。

 

ガールズバーとは

ガールズバーとはバーテンダーやキャストが女性のバーのことです。

クラブと違い、バーなのでカウンター越しに接客を行います。

1時間3,000円程度となっていますが、かならずキャストの飲み物を要求してくるので結果的に1時間5、6,000円くらいが目安です。

すすきのを歩くと、至る所で立っている女性が「ガールズバーでーす」と声をかけてきます。

 

コンセプトバーとは

コンセプトバーとは「特定のコンセプト」を持っているお店のことです。

特定のコンセプトの例としては以下のようなものがあります。

  • アニコスバー:店員がアニメのコスプレをしています
  • ガンダムバー:お店の内装や置いてあるフィギュアがガンダム関連のものです
  • メイドカフェ&バー:いわゆるメイドさんが接客を行います
  • 男装バー:女性が男性の格好をして接客を行います

バーなのでカウンター越しの接客が基本となります。

キャストの飲み物は別料金ですが、過度な要求をしてこないケースがほとんどです。

1時間 2,500円~ほどで、女性客は割安になっている所もあります。

 

若手会社員約4割が「キャバクラ絶対行きたくない」

リクルートホールディングスとMedia Shakersがコンテンツを制作し運営を行う情報提供サイト:R25とアイリサーチによる調査データですによると、若手会社員約4割がキャバクラ絶対行きたくないと答えたそうです。

 

「キャバクラは絶対に行きたくない」派の意見としては以下のようなものです。

  • 「話すだけでお金を払いたくない」(30歳)
  • 「酒を飲むなら親しい友人といくのが一番」(34歳)
  • 「精神的に疲れる」(30歳)
  • 「チャラい場所が嫌い」(31歳)

特に「話すだけでお金を払いたくない」という意見は否定派の意見の多数を占めていると思います。「若者の酒離れ」は確かに進んでいる様ですね。

 

外国人も日本のキャバクラには疑問あり!?

普段スペインで働いている友人が帰国した際に言っていましたが、こうした夜の店・夜のお仕事は日本独自のもので、スペイン人からはこの手の話が出ると「どうして話すだけなのにお金がかかるんだ?」「何が目的なんだ?」以下のような質問攻めに遭うそうです。たしかに不思議なシステムですよね。

 

まとめ

今回は札幌とその他における夜のお店の名称の違いやそれぞれのシステムについてご紹介しました。

まだまだ接待や先輩との飲みの席ではいわゆる「夜のお店」が頻繁に使われます。

例え女性が苦手な草食系男子であっても自分の意志とは関わらず多くの業種で「飲みにケーション」という付き合いが必要なのが日本社会の現状です。

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