キャッチコピーとは
商品やサービスを売る為にはお客様に「存在を知ってもらう」「実際に見て・触れてもらう」事が必要です。
そこで有効な方法の1つが『キャッチコピー』になります。
今回は、キャッチコピーの重要性、作り方をあなたにお教えします。
キャッチコピーの有効性
次のキャッチコピーを見た事があると思います。何の会社かわかりますか?
- ひとのときを思う、〇〇
- お金で買えない価値がある。買えるものは〇〇で
- make it possible with 〇〇
…
……
………
どうでしょう?
正解は…
- 『ひとのときを思う、JT』 ※JT=日本たばこ産業株式会社
- 『お金で買えない価値がある。買えるものはMasterCard(R)で』
- 『make it possible with canon』
※ちなみに何故「キヤノン」の「ヤが大きいか」については キヤノンHPにちゃんと説明があります 。キヤノンの意味も知れるのでちょっとした話のネタになりますね。
おそらくほとんどの人が正解、もしくは言われたら『あーそうだ!』となった事だと思います。
これがキャッチコピーのすごい所です。
長々と説明をしなくても一瞬でその企業や商品、サービスを思い起こさせる事ができます。
また特にその企業が嫌いだったり不祥事などがない限り、悪いイメージで思い出す事もないでしょう。
つまり、キャッチコピーの目的とは
『短いフレーズでコミュニケーションをとり、いかにターゲットを動かすか』
にあります。
キャッチコピーの使い方を見極める
例に挙げた3社はいずれも大手です。
先ほど『ターゲット(自社製品を買ってほしい人)を動かす』と言いましたが、動かし方が大企業と中小企業では異なります。
ここを間違えるとせっかく良いキャッチコピーができても効果を発揮しません。
イメージ向上のための戦略か、周知のための戦略か
例、『人と自然と響きあう』
これはサントリーのキャッチコピーですが、ここからでは商品の情報は一切わかりませんよね。でも使われていますし、定着もしています。
つまり、既に名前や製品が広く知られている大手は
『企業やブランドのイメージ戦略』としてキャッチコピーを使います。
一方、まだ周知が浅い中小企業はターゲットを動かす=『商品自体や自社をまず知ってもらい、製品を買ってもらう』ためのキャッチコピーを作る必要があるのです。
②『売れるキャッチコピーと売れないキャッチコピーの違いとは』に続きます。
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