こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【BTCを頂いた時に感じた不便さと比較してXRPの良さ】についてお話しします。
どうしても今時期は、ビットコインを含めた仮想通貨が投機的な側面で語られることが多いですが、今回は実際の使用面での話となります。
先日あるイベントに参加してビットコイン(BTC)を少額頂きました。ただ、そこでちょっとしたトラブルというか面倒なこともあり、「リップル(XRP)だったら解決するのにな」と感じました。
仮想通貨(BTC)のメリットが感じられない出来事
2018年1月では、いったん1BTCが200万円まで上がった後で約100万円まで下がるなど、値動きが恐ろしいことになっていますが、価格上昇に伴い「送金手数料」も上がっています。
また、利用者が増えることに伴って送金時間もかかるようになってきました。
本来、法廷通貨に対する仮想通貨のメリットとしては
・すぐに送れる
・手数料が安い
というものがあったはずですが、今回はそのどちらでも残念なことが起きました。
トランザクションが詰まりその日に受け取れなかった
そのイベントでは参加者が50名ほどいたため、トランザクション(=データ処理)が詰まってしまい、途中で主催者からBTCの送金ができなくなったので「受け取れなかった方は後日改めて起こしください」という対応になりました。
BTCの取引処理速度は1秒間に約7個ほどです。
これがクレジットカードでは1秒間に約2000個、リップル(XRP)だと1000~1500個なのでこのようなことは起きづらいです。
ライトニングネットワークやペイメントチャネルなど、ビットコインを決済システムとしても使えるような技術も少しずつ進歩しているようですが、既に代替方法があるのにわざわざビットコインにこだわる必要もないのかなと個人的には思います。
10,000円分の送金に手数料が4,000円以上かかることもあるBTC
次に送金手数料です。
2018年1月20日頃ではRedditによるとトランザクション詰まりが減ったため1BTCの送金手数料が30satshi~50satshi/byte(100円ちょっと~180円前後)まで下がったそうです。
ただし、補足としてこの 30satshi~50satshi/byte はあくまで「着金できる」ことが確認されたというレベルで、確認が取れるまでに数時間かかったという報告もあります。
しかし、このイベント時には手数料が「4,000円」を超えていました。
イベント主催者もプレゼントする額より多くの手数料を払っていました。
BTCとXRPでの送金手数料の比較
例えばコインチェックなどは手数料が固定されていて
ビットコイン(BTC)を送金する場合 0.001BTC 必要です。
一方のリップル(XRP)だと 0.15XRP です。
試しに2018年1月21日の価格で比較すると
Bitcoin (BTC):¥1,332,634- なので 0.001BTC ≒ 1,332円
Ripple(XRP):¥155- なので 0.15XRP ≒ 23円
かなりの差ですね。
受け取る時はどのウォレットを使うかも大事
私は基本リップルしか扱わず(しかも取引はずっとしていない)ので、ビットコインのウォレットに少し困りました。
コインチェックすら開設していないので、はじめはGatehub fifthに入れようかと思いましたが、「これ以下の取引量は反映されない」という下限に引っかかってしまいあえなく却下。
次にMr.Exchangeに入れようとしたのですが、ビットコインを入れるのは初めてだったので少々手間取りました。
Mr.Exchangeでビットコインを受け取る場合
追記:2018年3月29日、Mr . Exchangeより「仮想通貨交換業登録申請の取り下げについて」のメールが届きました。
Mr. Exchange Mail Magazine Vol.22
いつもMr. Exchange をご利用いただきありがとうございます。
仮想通貨交換業登録申請の取り下げについて
お客様各位
いつも Mr . Exchange をご利用いただきましてありがとうございます。
弊社は2018年3月8日に福岡財務支局より業務改善命令を受けた後、指摘を受けた項目について改善に努めてまいりました。その結果誠に残念ながら、現状では昨今の仮想通貨に関する情勢の変化に対応できるための万全な態勢を整えることが難しいと判断し、仮想通貨交換業の申請を取り下げる方針を決定しましたので、ご報告させて頂きます。
弊社は現在、申請の取り下げを前提として、お客様の資産を円滑に返還するための手続きにつき引き続き協議しております。今後の具体的な対応につきましては後日改めてお知らせいたします。
また詳細をお知らせするまでの間、売買、入出金を含む弊社サービスのご利用は可能です。なお、返還が完了するまでの間、お客様からお預かりしている資産は従前どおり適切に管理してまいりますのでご安心ください。
お客様におかれましては、弊社方針に関し、多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ありません。今後、サービス終了に至りますまで、お客様の利益を第一に最後まで運営を行って参ります。
代表取締役 川畑 裕介
アプリがないのでPCの時と同じ様にスマホからアクセスしましたが、通信環境のせいなのか、受け取る時の画面が表示されず苦戦しました。
幸いにもその会場にはWi-Fiがあり、そちらに変えた所で表示され事なきを得ました。
この記事を書く前にも改めて試してみましたが、今度はWi-Fiでなくても表示されたので原因は不明です。
Mr.Exchangeでビットコインを受け取る場合は以下の画像を参照してください。
サインインした後に下にスクロールし、赤丸で囲った所をクリックすると受信用の画面が開きます。右のマークの所をクリックすればトランザクション状況を確認することもできます。
この時は30分~1時間ほどで着金が確認されました。
ウォレットや取引所によって手数料の金額や条件、操作方法が異なるので、これから仮想通貨を扱う方はまずしっかり操作方法を覚えることから始めるのが良いですね。
まとめ
Mr.Exchangeの受取画面が中々開かなかったので、いったん一緒に参加した友人に預かってもらおうかとも考えましたが手数料の高さから断られました。
こういった問題もリップルなら起きづらいのではないでしょうか。
札幌でもノルベサやビックカメラ、いくつかの飲食店でビットコイン決済対応のお店や設備ができてきていますが、そのビックカメラでは支払いに失敗するトラブルがあるなどまだまだ実用面が追いついていない印象を受けます。
少なくとも今の段階であれば、リップルの方がちょっとした支払いや受け渡しには向いていると私は思います。
急騰・急落ばかり話題になりますが、ちゃんと様々な場面で実際に使われる事例が取り上げられることを期待します。
(リップルの場合は海外の銀行間取引で試験運用されても日本だとあまり話題になりませんね)
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