こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【Ledger Nano S(レジャー・ナノS)】という、Ripple(リップル)のXRPを保管することができるハードウォレットを購入したので使い方や特徴をご紹介します。
この所「ハッキングでビットコインが盗まれた」「手数料を少なめで送金したらイーサリアムが行方不明になった」など、XRPに限らず仮想通貨のトラブル被害が相次いで聞こえてきます。
私も含めご自身の大切な資産を守るためにも様々な手段を知っておいた方が良いかと思い共有します。
Ledger Nano Sとは
Ledger Nano Sとは、仮想通貨を保管しておけるハードウォレットです。公式HPによると、2017年6月末現在ではビットコインをはじめ以下のアルトコインを保管することができると書かれています。
画像引用元:ledger wallet (外部サイト)
- BITCOIN:BTC
- ETHEREUM:ETH、ETC、イーサリアム上のトークン(例、AugurのREPやDAOなど)
- LITECOIN:LTC
- DOGECOIN:DOGE
- ZCASH:ZEC
- DASH:DASH
- STRATIS:STRAT
- RIPPLE:XRP
FIDO U2Fは知らなかったので調べたところ、セキュリティに関するものでした。
・FIDO(ファイド)とは【Fast IDentity Online】を略した非営利団体の名称及びそこが考案した認証規格のことです。
・U2Fとは【Universal 2nd Factor】の略で二段階認証の上位版の様です。
Ledger Nano Sの使い方を詳しく解説している 貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ さんの所では「【注意】「Zcash,Doge,ライトコイン対応」と書いている方がいるようですが、未対応ですのでご注意ください 」と書かれていましたが、Nano Sを使うためのアプリである「Ledger Manager」にも下記の画像の様にZcash用のアプリが表示されていますのでどちらが正しいか不明です。
画像:私が2017/6/26に撮影したLedger Nano SとLedger Managerに表示されるZcash
私は今Zcashを持っていないので検証はできません。
追記:その後確認が取れてZcashもビットコイン用のアプリで扱えます。
ハードウォレットとは
ハードウォレットとは、ネット上に存在する取引所やwallet(ウォレット)サービスではなく、物理的に持ち運びや保管が可能な、仮想通貨を操作できるウォレットのことです。
上に挙げた様に「取引所のウォレットに入れていたけど二段階認証を怠っていたために仮想通貨を盗まれてしまった」という様な話は日々たくさんネット上で見受けられます。その点、ハードウォレットだと自分が実機をなくしたり壊したりしない限りは安全に保管・送金できます。
Ledger nano s と他のハードウォレットの違い
ハードウォレットにはLedger nano sの他にもTREZOR(トレザー)やKeepKey(キープキー)などがありますが、日本で買えてXRPを保管・送金できるのは今の所Ledger nano sのみです。
Ledger Nano Sの入手・購入方法
日本でLedger Nano Sを入手する方法は主に2つあります。
Ledger Nano Sをamazonで購入する
1つはamazonで買う方法です。ただし人気が急上昇しているため入荷待ちになっていたり、正規の価格よりも高騰していたりします。
また、他のネットショッピングサイトでも取り扱いされている時がある様ですが、正規品と謳っていないものは注意が必要です。
Ledger Nano Sをledger wallet社から購入する
もう1つが公式販売元であるledger wallet社から買う方法です。支払方法は「ビットコイン」「VISA」「Paypal」が選べます。
上記の画像をクリックすると公式サイト(英語)に飛びます。
言語選択で日本語も選べます。所々翻訳されていなかったりしますがおおよその意味は分かると思います。
開いた画面を下にスクロールすると製品が掲載されています。
2017年6月26日現在だと2つになっていますね。数週間前までは「ledger nano(XRPは使えない)」という製品もありましたが今は無いようです。
【ledger nano s】をクリックすると次の画面になります。
現在は1つ58€(ユーロ)約7250円です。これに配送料がかかります。
購入数を決めて「カートに追加」をクリックすると上記のポップ画面が表示されるので「お支払い」へ進みます。数量の変更などあれば「続ける」で戻れます。
お支払先の国で「Japan」を選択し郵便番号を入力すると配送方法(通常かUPSエクスプレス)、配送料が表示されます。送料込だと81.7€(ユーロ)で約1万200円くらいです。
また、郵便番号は日本の様に「-(ハイフン)」を入れてしまうと下記の赤線部分に「エラーです」と出てしまうので数字だけを入力しましょう。
続いて下にスクロールして必要事項を記入します。
この時注意すべきは【電話番号】の所です。頭に「81」をつけて「0」を抜き、ハイフンなしで入力します。
例えば携帯電話番号が「090-1111-2222」なら「819011112222」となります。また、固定電話の場合も同様です。私は札幌在住なので市外局番が「011」ですが、仮に「011-000-1111」という電話番号だった場合は「81110001111」となります。
あとは「全てローマ字入力」、「札幌市」なら「Sapporo-shi」、住所は例えば「白石区黒石通1丁目2番」なら「1-2 Kuroishidoori Shiroishi-ku」と逆から書くなどに注意すれば大丈夫です。
※黒石通りは例えで実在しません
※住所の英語表記に不安がある場合は「JuDress」という変換サイトもあります
下にスクロールして注文内容の確認をします。
太字の英語部分は「需要がとてもあるため2017年の9月4日前には届かないことをご理解ください」という意味です。今が6月27日なので約2か月待ちですね。
下の英語は「注文に間違いありませんか」「ご不明な点がございましたら、お近くのサービスにお問い合わせください」などの確認事項です。
確認が済んだら「続ける」をクリックすればOKです。
ハードウォレット Ledger Nano S:まとめ
「ledger nano s 使い方」などで検索するとzaifの日本語マニュアルなどがヒットしますが、簡素で知りたいことが書かれていなかったりするので、先にご紹介した 貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ さんなどを参考にされるとよいかと思います。
chromeやデスクトップに必要なアプリをダウンロードするなど最初は若干手間取りましたが、実際にgatehubから端数だった93XRPを試しに送信したところ、数十秒で反映されました。
今は仮想通貨バブルで次々とICOされている状況です。どの通貨がいつ値上がりして各取引所の対応が後手になるか読めません(4~5月にMr.rippleやコインチェックの対応で右往左往した方も多いのではないでしょうか)。
100%安全なものはないでしょうが、資産を守るためにできる限りのことはしておきたいですね。
コメント
コインチェックからレジャーナノsに送金できたのですが、いざ出そうとしたらUnable to install applicationと表示され、繋がりません。PCやアプリを一旦切って再起動しても同じ表示が出るだけです。どうすればいいでしょうか?ご教唆頂ければ幸いです。
◎関 常芳さん
コメントありがとうございます
公式のサポートサイト( https://ledger.zendesk.com/hc/en-us )で確認した所、
どうやらレジャーnano sの容量が足りないと出るメッセージのようです
https://ledger.zendesk.com/hc/en-us/articles/115005171425-Unable-to-install-application
申し訳ないですが今はこれくらいしかわかりかねます
おかもと様 こんにちは
以前大変お世話になりありがとうございます。
LedgerNanoSを使用中ですが、アップデートのメールが届きました。
1.4.1へアップデートするようにという事みたいですが(英文メールなので)
『 貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ』を参照しながら
やってみたのですが・・・ うまくいかないです
おかもと様はすでにアップデートは完了済と思いますが、私はリップルしか
預けていないのですが、すぐにやっておかなければだめでしょうか?
今回のアップデートの内容や、アップデートの仕方のコツ等を教えて頂きたいです
よろしくお願いします。
詳しい方法を解説している方がいましたのでこちらをご参照ください
https://www.bitcoin-trade.info/entry/ledger-update
おかもと様
早速参照したところ、予備に買っておいたもう一つを
アップデートしてやれば安全にできそうです。
同じ個所で躓いてる人がいるみたいですね。
ありがとうございました。