こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【 なぜリスクを負って「逆張り」をする人はチャンスを掴むのか 】という話です。
仮想通貨(暗号通貨)や様々な投資(出資)案件の席に参加させて頂いている中で感じたことをここでも共有したいと思い書きました。
※ 主に記事になるような情報を求めて参加しているので、案件を案内したり勧誘したりすることはしません。
「逆張り」「順張り」「先行者利益(先駆者利益)」「リスク」など、それぞれの考え方や意味と合わせてご紹介します。
逆張りとは
まずは逆張りとは何か、言葉の意味から解説します。
逆張りとは、株価の動きと逆の方向に売買する方法のことです。
順張りとは
次に順張りとは、逆張りの反対に株価が上下する方向に合わせて売買する方法のことです。
どちらも元々は投資用語です。
成功者は逆張りで先行者利益を得る
大きな成功を収めた人は大抵どこかのタイミングで逆張り、つまり周りの人とは違う決断をしています。
しかもその結果は、早ければ早いほど先行者利益(先駆者利益)を得られています。
真偽は不明ですが、携帯電話が普及する前に投資した芸能人は今も多額の不労所得を得ているという話もありますね。
また、ここ数年で一気に注目を浴びるようになった仮想通貨でも、数年前に1単位当たり1円以下で買っておいたら数十倍になったという人が実際にいます。
多くの人はリスクを冒して逆張りできない
しかし、多くの人はリスクを冒して他の人と違う選択をすることができません。
なぜなら、人間は手にする利益よりも失う・損をすることを嫌う傾向にあるからです。
これをプロスペクト理論と言います。
例を出すと、
- 騙されているんじゃないか
- 費用がかかる
といったお金・資産を損するかもしれないリスク、
あるいは
- 新しい事を覚えるのが面倒
- 他のことが出来ない
といった時間を失うことや、生活が変化するリスク、
こうしたリスクを考え、今までの自分の状態を壊そうとするものを恐れるあまり、よくわからないのに批判したり嫌ったりします。
たしかにこれらに対するリスクマネジメントは大事ですが、そうした多くの人を尻目に少数派であった逆張りをした人達がいち早く情報を掴んで成功するのです。
逆張りする人は未来の当たり前をいち早く手に入れる
すこし時代を遡(さかのぼ)ったら、今は当たり前にあるもののほとんどは最初は怪しいと思われてきたのがわかります。
当然怪しまれたり、関連する事業が失敗するなどリスクが高い側面はありますが、それでも逆張りする人は未来では当たり前になっているものをいち早く手に入れることができます。
ワイモバイルのCMに学ぶ、今ある物が当たり前になる前の例
動画が削除されてしまったので文字で解説しますが、以前Y!mobile「スカート1/3」篇というCMがありました。
内容は現代(2016年)から過去(1980年代)にタイムスリップした桐谷美玲さんが、田中美奈子さんにスマートフォンを見せると、「何?それ…」と困惑されるというものです。
当然、1980年台にはスマホはありません。
スマホだけではなく、ポケベルもピッチも携帯もタブレットもipadも最初は
- 「使い方がわからない」
- 「必要ない」
- 「流行らない」
と言われてきたものばかりです。
他にも、ビートルズを始めとしたレコードを聴いていたら不良だから止めろと言われたりエレキギターが禁止されたりした時代もあるそうです。
ですが結果としては、一部は更に時代が進んで他のものに取って変わられているものの、現代では多くが当たり前のものとして使われています。
お金でさえ当たり前ではなくなる
先ほど例に挙げた通信機器や音楽機器もそうですが、身の回りのものはどんどん変化・進化しています。
日本ではないですが、2002年に現金通貨としてユーロが導入されたことにより、ユーロ加盟国の内、イタリアのリア、ドイツのマルク、フランスのフランなど16の通貨が消えました。通貨でさえ永遠ではありません。「当たり前」は刻一刻と変化するものなのです。
「当たり前」として普及した後に得られる利益は「安心」のみ
世の中にリリースされて一般の人々が使い始めたものには、みんな使っているという安心感以外に得られる利益はありません。
それを使って新たに何か始めるという別の努力が要求されます。
Things may come to those who wait, but only the things left by those who hustle.
待っているだけの人達にも何かが起こるかもしれないが、それは努力した人達の残り物だけである。
by エイブラハム・リンカーン 米国第16代大統領
なぜリスクを負って「逆張り」をする人はチャンスを掴むのか:まとめ
今の生活をそのまま続けたいというのであれば、リスクを取って何かをする必要は今の所はないかもしれません。
ですが、今までの生活が今後も続けられる保障はどこにもありません。
そして、わざわざこの記事を見つけて読んでいるということは、何かしら思う所があってのことだと思います。
「怪しい話に乗れ」と言っているのではなく、可能性の扉を開いておくことが何かを変えるきっかけになるかもしれないという話です。
If someone says can’t, that shows you what to do.
もし誰かが「できない」と言ったなら、それはあなたがなすべき事を示しているのだ。
by ジョン・ケージ 作曲家
In order to be irreplaceable one must always be different.
かけがえのない存在になるには、常に他人とは違っていなければならないの。
by ココ・シャネル ファッションデザイナー
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