成功する人は「どちらに進むべきか」の基準を持っている
2018/02/19
【 迷ったら「やる」・「やめる」 あなたはどちらですか? 】

by Teaching Others(自作)
こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は多くの成功者が持っている【人生の岐路に立った時にどちらに進むべきかの基準】についてお話しします。
「2択」を迫られた時、どちらに進むかの基準が自分の中にありますか?
この「基準」については様々な人がさまざまな意見を言いますし、絶対に正しいものもきっと無いでしょう。ただ、成功している方々の意見をきくと「恐らくこっちを選ぶ習慣を持つと良いのかな」というものが見えてきたのでここで共有したいと思います。
目次
2択を迫られたら「自分の心」に聞く
人間には「直観」というものがあり、本能的に見極める力があります。
ですので、「心がワクワクする」「楽しそうに感じる」など、ポジティブな方に進んだ方が結果的に良くなるケースが多いです。
反対に、「心がザワザワする」「違和感を覚える」など、ネガティブな方は避けた方が良い場合が多いです。
ただし、この直観を高めるには様々な経験をし日々感性を磨く必要があります。
なぜなら、狩猟の時代や戦国時代とは異なり、現代の私たちは「生きる」こと自体の難易度は下がり本能や直観力も恐らく退化してしまっているからです。
更には、あらゆる快楽の追及により「人をだますもの」「人の感性を鈍らせるもの」が様々な分野で生まれたため、直観が上手く働かないケースも増えてきているからです。
- 飲食物:味覚をだます・体に良くないのに食べたくなる
- 娯楽:依存症、五感の低下など
- 人:他人をだますことに悦びを感じるひともいる
だからこそ「体に悪いと知りつつも食べて太ったり体調を壊したりする」、「おかしいと思っていても詐欺に遭う」といったことが起こります。
自分にとって良い成長・未来・結果に繋がる「楽しさ」「わくわく感」かを見極める力を養うことが大切です。
「リスクのある方」を進めば成長する
よく「逆張り」と言われることですが、リスクを避け無難な道ばかり進むのは楽ではあるものの成長につながりません。ただし、この「リスクのある方に進む」ことにもコツがあるようです。
「簡単ではない方」を選ぶのは良いが「困難な方」は選ぶな
「困難な道を選んではいけない」と言われると意外に思うかもしれませんが、ちゃんと理由があります。
それは、一大決心して困難に突き進もうとするのは一見 格好良くて素晴らしく見えますが、多くの場合「そのことにかける労力と効果のバランスが悪い」からです。また困難な方を選んだ時の決意(モチベーション)は「長続きしない」というのもあります。
人間が変わる方法は3つしかない
1番目は 時間配分 を変える
2番目は 住む場所 を変える
3番目は つきあう人 を変える
この3つの要素でしか人間は変わらない
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ
著 大前研一「時間とムダの科学」より引用
ひょっとしたらあなたも上記の言葉をどこかでご覧になったことがあるかもしれませんね。
これは本当に実感できることで、「やろう!」という決意や気持ちだけでは、人は物事を長く続けることはできません。「困難な道を選んだ自分」に酔って、行動がおぼつかない人も見かけます。
一方で、スポーツなどの上達もそうですが「少しだけ今のレベルより難しい」課題をこなすことが一番早くレベルアップします。ですので、「簡単ではない方の道」を選ぶくらいに留めておくのが良いという訳です。
困難な方の道は、それが「自分はどうしても成し遂げたい」と直観した時に選ぶ道です。
一番良くないのは「判断から逃げる」こと
人は誰しも、朝目覚めた時からあらゆる取捨選択をしています。
- 今日は何の服を着ようか(どのスーツ・ネクタイにしようか)
- お昼は何を食べようか
- 週末の休みは何をするか
そんな小さな選択の中に時々『二者択一(2択)』を迫られることがあります。
『やる』方が良いのか 『やらない』方が良いのか
どちらを選んでも後で後悔しそうな選択……私にも何度とありましたし、これからもあるでしょう。
まず、どちらにせよ一番良くないのは「自分で決めないこと」です。つまり「他人に判断を委ねてしまう」。これでは「指示待ち人間」にしかなれず、「覚悟」もしなければ「責任」もとらないので全く成長の機会になりません。
若ければ多少は許されることもあるでしょうが、そのまま30代、40代と進んでしまったら……恐らく明るい道には繋がっていないでしょう。
ここで、今回のテーマに関連する素敵な言葉をご紹介します。
あなたね、決断力がないんじゃなくて決断する方法をしらないだけよ
あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ
最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから
でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ
最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ
by ミィ(ムーミン)
ミィも言っていますが、やはり失敗を覚悟の上で、場数を踏むことが大切なのです。
成功する人は「どちらに進むべきか」の基準を持っている:まとめ
私自身、疑問に思っていたことがありました。
それは、「心が喜ぶ方を選べ」と説く人が、一方で「人には試練が訪れます。成長しないと同じレベルの試練が繰り返し訪れます」と説くことです。
『試練なら心が喜ぶわけないじゃないか』と、ずっと思っていました。
しかし、上記の様なことを色々な方から学ぶ内に、「出来事そのもの」の良し悪しに一喜一憂するのではなく、どんなことが起こってもその中で「簡単ではない程度の道」を選べば「わくわく」、つまり受動的ではなく能動的に行動できる。その結果、成長したり成功するのではないかということです。
苦難を楽しむことは難しいしはっきり言って私も苦手です。
ただ、その苦難の中にもいくつか解決策が隠されていて、今回紹介したことを意識すればベター ~ ベストに近づけるはずです。
共に よりベターな選択を日々していきたいですね。
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