
(画像:Teaching Othersによる自作)
こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は【成功者は何が違うのか:成功しない人と違う考え方とは】というテーマでお話しします。
突然ですがあなたは、 迷った時に「やる」・「やめる」どちらを選びますか?
このような「2択」を迫られた時にどちらに進むのが良いかは、おそらく人の数だけ意見がありますし絶対に正しい考え方というのもきっと無いでしょう。しかし成功する人はどちらに進むべきか、習慣や考え方が決まっています。「こちらを選ぶ習慣や考え方を持つと良いのかな」というものが見えてきたのでここで共有します。
成功者は2択を迫られたら「直感=自分の心」に従う
成功する人は2択を迫られた時、「直感」、つまり「自分の心」に従うことで、結果的に良い方向に進むことが多いです。
人間には「直観」というものがあり、本能的に見極める力があります。
「心がワクワクする」「楽しそうに感じる」など、ポジティブな方に進んだ方が結果的に良くなるケースが多いです。
反対に、「心がザワザワする」「違和感を覚える」など、ネガティブな方は避けた方が良い場合が多いです。
直感を高めるには様々な経験をし日々感性を磨く必要がある
ただし、この直感を高めるには様々な経験をし日々感性を磨く必要があります。
なぜなら、狩猟の時代や戦国時代とは異なり現代の私たちは「生きる」こと自体の難易度は下がり本能や直感力も恐らく退化してしまっているからです。
更には、あらゆる快楽の追及により「人をだますもの」「人の感性を鈍らせるもの」が様々な分野で生まれたため、直感が上手く働かないケースも増えてきているからです。
直感の働きを妨げるものには以下のような例が挙げられます。
- 飲食物:味覚をだます・体に良くないのに食べたくなる
- 娯楽:依存症、五感の低下など
- 人:他人をだますことに悦びを感じるひともいる
だからこそ
- 「体に悪いと知りつつも食べて太ったり体調を壊したりする」
- 「おかしいと思っていても詐欺に遭う」
といったことが起こります。
自分にとって良い成長・未来・結果に繋がる「楽しさ」「わくわく感」かどうかを見極める力を養うことが大切です。
成功者はリスクのある方に進む:逆張りをすれば成長する
成功する人は「リスクのある方」に進みます。つまり大勢の人が進む方向とは違う方向に進むのです。
このような、いわゆる「逆張り」をすればその分だけ様々な経験ができます。
リスクを避け無難な道ばかり進むのは楽ではあるものの成長につながりません。
ただし、この「リスクのある方に進む」ことにもコツがあるようです。
「簡単ではない方」を選ぶのは良いが「困難な方」は選ぶな
「簡単ではない方」を選ぶのは良いが「困難な方」は選んではいけない
こう言われると意外に思うかもしれませんが、ちゃんと理由があります。
それは、一大決心して困難に突き進もうとするのは一見すると格好良くて素晴らしく見えますが、多くの場合そのことにかける労力と効果のバランスが悪いからです。
また困難な方を選んだ時の決意(モチベーション)は「長続きしない」という理由もあります。
ひょっとしたらあなたも下記の言葉をどこかでご覧になったことがあるかもしれませんね。
人間が変わる方法は3つしかない
- 時間配分 を変える
- 住む場所 を変える
- つきあう人 を変える
この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
著 大前研一「時間とムダの科学」より引用
これは本当に実感できることで、「やろう!」という決意や気持ちだけでは、人は物事を長く続けることはできません。困難な道を選んだ自分に酔って、行動がおぼつかない人も見かけます。
一方で、スポーツなどの上達もそうですが「少しだけ今のレベルより難しい」課題をこなすことが一番早くレベルアップします。ですので、「簡単ではない方の道」を選ぶくらいに留めておくのが良いという訳です。
困難な方の道は、それが「自分はどうしても成し遂げたい」と直観した時に選ぶ道です。
2択を迫られた時に一番良くないのは「判断から逃げる」こと
2択を迫られた時に一番良くないのは「判断から逃げる」ことです。
人は誰しも、朝目覚めた時からあらゆる取捨選択をしています。
例えば、
- 今日は何の服を着ようか(どのスーツ・ネクタイにしようか)
- お昼は何を食べようか
- 週末の休みは何をするか
このような小さな選択の中に時々「二者択一(2択)」を迫られることがあります。
『やる』方が良いのか、『やらない』方が良いのかは自分で決めること
やる方が良いのか、それともやらない方が良いのか…
どちらを選んでも後で後悔しそうな選択……私にも何度とありましたし、これからもあるでしょう。
まず、どちらにせよ一番良くないのは「自分で決めないこと」、つまり「他人に判断を委ねてしまう」です。
これでは「指示待ち人間」にしかなれず、「覚悟」もしなければ「責任」もとらないので全く成長の機会になりません。
若ければ多少は許されることもあるでしょうが、そのまま30代、40代と進んでしまったら……恐らく明るい道には繋がっていないでしょう。
ここで、今回のテーマに関連する素敵な言葉をご紹介します。
あなたね、決断力がないんじゃなくて決断する方法をしらないだけよ
あのね、いい方を選ぶんじゃなくてあなたが思う方を選ぶのよ
最初はいろいろ失敗するわよ、あなたバカなんだから
でもそのうち自然といい方を選ぶようになっていくわよ
最初からうまくやろうなんて自惚れてるんじゃないわよ
by ミィ(ムーミン)
ミィも言っていますが、やはり失敗を覚悟の上で、場数を踏むことが大切なのです。
結論
私自身、疑問に思っていたことがありました。
それは、「心が喜ぶ方を選べ」と説く人が、一方で「人には試練が訪れます。成長しないと同じレベルの試練が繰り返し訪れます」と説くことです。
『試練なら心が喜ぶわけないじゃないか』と、ずっと思っていました。
しかし、上記の様なことを色々な方から学ぶ内に、「出来事そのもの」の良し悪しに一喜一憂するのではなく、どんなことが起こってもその中で「簡単ではない程度の道」を選べば「わくわく」、つまり受動的ではなく能動的に行動できます。
その結果、成長したり成功するのではないかということです。
苦難を楽しむことは難しいしはっきり言って私も苦手です。
ただ、その苦難の中にもいくつか解決策が隠されていて、今回紹介したことを意識すればベター ~ ベストに近づけるはずです。
共に よりベターな選択を日々していきたいですね。
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