仮想通貨リップル(ripple)について①(東京JPY,GateHub)

補足:2017年9月より、東京JPYは出金以外の業務を停止して提携先の東京ゲートウェイに業務を委託しています。また、Mr.RippleはMr.Exchangeに変更されています。

 

【仮想通貨のリップル(ripple)及び、東京JPYやGateHub(ゲートハブ)について知りたい方向けの内容です】

 

今回は『仮想通貨の1つ、リップル(ripple)及び、取引所である東京JPYや、ウォレットも兼ねているGateHub(ゲートハブ)』についてお話しします。

※日本では「仮想通貨」という名称で普及してきたのでこちらを中心に使用します。

仮想通貨(暗号通貨)については ビットコインとは 具体的な使い方 などで紹介しましたが、「仮想通貨・リップル(ripple)・XRP」などを検索した流れでこちらのサイトに来られた方が増えている様なので、実際に私がリップルを持つまでの流れについてご紹介します。

 

仮想通貨:リップル(ripple)が今注目されている理由

リップル(ripple)のネットワーク技術を大手企業が導入することを次々に発表しました。

  • 2015年7月  リップルを開発している団体であるリップル(Ripple):旧社名リップルラボ:Ripple Labs(外部サイト)のパートナー「Earthport社」とHSBC(オフショア投資などで日本でも有名な香港上海銀行)、standard chartered(スタンダード・チャータード銀行:アジア・アフリカ・中東での事業向けの銀行)など約30社の大手金融企業・団体が提携を発表

Earthport社…低コストの海外送金サービスなど銀行の国際間決済プラットフォームを提供する大手会社

  • 2015年9月 Accenture(世界的なコンサル会社)が提携を発表
  • 2015年10月 Santander(スペインの大手銀行)が「リップル伝道者」になることを発表(リップルのHPにも投資家欄に掲載されていますね)
  • 2015年12月 マイクロソフト社がリップルの技術導入を発表
  • 2016年1月 リップル CEOのChris Larsen(クリス・ラーセン)氏 がダボス会議に出席
  • 2016年1月 リップル社とSBIホールディングスが合弁会社 SBI Ripple Asia の設立を発表

 

日本の政府や企業も仮想通貨を認め始めた

  • 2016年2月 三菱東京UFJが独自の仮想通貨を開発中と発表
  • 2016年3月 日本政府が仮想通貨を公的な決済手段に利用できる『財産的価値』であるとする法改正案を閣議決定

…と、ここまでは新聞やセミナーや検索である程度わかることですが、リップル(ripple)自体はよく知らず、なんとなく仮想通貨を調べて辿り着いた人も中にはいるんじゃないかと思い、念のためお伝えしておきました。

 

では、続いてリップル(ripple)の仮想通貨であるXRPを持つまでの実体験のお話しに移ります。

 

追記:初心者向けリップルに関する用語解説

久しぶりに自分の記事を読み返したら用語がわかりづらいかなと思ったので、先に用語を解説します。システムとか定義とか色々ありますが、初心者の方が「だいたいこういうものなんだな」とわかる様、出来るだけ簡潔にしています。

  • Ripple(リップル):社名であり、正確には仮想通貨に止まらずネットワークを指します
  • XRP:「エックスアールピー」、「リップルズ」などと呼ばれる、リップルにおける仮想通貨。ビットコインの「BTC」と同じだと思えば大丈夫です。
  • トークン:定義はいろいろありますが、「コイン」とほぼ同じ意味だと思えば大丈夫です
  • ゲートウェイ:XRPや他の仮想通貨を取り扱う場所。ネットワーク

 

リップル(ripple)のXRPを入手するまでの実体験

XRPの入手方法は主に2つです。

  • 持っている人と取引する
  • 自分で買う

1は、私の所にも話が来ましたが、「500万投資して30万円分しか貰えなかった」等の詐欺的な話を周りでもちらほら耳にしたこと。あるいは、「投資した分の〇%はリップル購入代金に、残りは手数料や新しく紹介してくれたらボーナスとして渡します」という、詐欺とは言えないかもしれないですが実入りが少ないと思う投資話もありました。

ですので、自分で購入する方を選びました。

大まかな流れは、

ウォレット作成(登録)⇒ゲートウェイ登録⇒アクティベーション(有効化)⇒入金してXRPと交換

です。ところが各登録までには意外にも苦難の連続がありました……

 

リップルウォレット作成(登録)

まずリップルのトークンであるXRPを扱うためのウォレット作成を『GateHub(ゲートハブ)』で行いました。

ゲートハブはウォレットもそなえているイギリスのゲートウェイです。

XRPなどの仮想通貨を取引するために必要なJPY発行所の1つである、『東京JPY発行所』が紹介していたのがゲートハブでしたのでそこにしました。

補足:「リップル ウォレット」などで検索すると「大本の旧リップルラボ社が運営しているリップルトレードでの作成方法」がヒットしたりしますが、今は使えません。登録もできないし、サポートが終了してしまっていて、そこを使っていた人がゲートハブへのマイグレーション(移管)手続きをアレコレしなくてはならない状況です。この様に、日々システムは変わっていくのでなるべく最新の情報を探すことをお勧めします。

 

GateHub(ゲートハブ)登録の苦戦…

当初よくわかっていなかった僕は最初に東京JPYの方の登録を済ませました。

こちらは日本語なのでHPの手順通りにやれば完了します。

(東京JPY発行所:登録&入金をしたら40XRPをプレゼントしてくれます。)

→終了しています。

 

 

東京JPYはあくまで「日本円」と「JPY(tokyo)」の交換所(JPYを貸与)なので、「XRP」と「JPY(tokyo)」を交換するためのウォレットが必要です。

ところが、GateHub(ゲートハブ)は「英語のみ」。google翻訳などに頼りながら1つずつ進めていきました。

顔写真パスポート(パスポート番号=IDを入力する場所がある)は既に用意していたので問題なかったものの、『proof-of-residence documents(住居証明)』で手を焼きました。

ここには

「 bank statements, utility bills, and certificates of residency issued by government agencies.」

つまり、

銀行取引明細書、光熱費、および政府機関が発行した居住の証明書。

のどれか1つが必要だということです。

  • 政府機関が発行した居住の証明書 → 政府機関の諜報員でも何でもないので却下。
  • 光熱費の証明書 → これを「英語表記」にする術がないので却下。
  • 残るは『銀行取引明細書』。これしかありません。

英語表記された銀行取引明細書を手にするには

試しにSBIネット銀行で英語表記にしたものを出力し添付。

GateHub(ゲートハブ)から「Please activate your account before continuing.(アカウントを有効化してね)」とメールが来るのでクリックして多分(?)終了。

「これで一通り澄んだか…」とその日は終わりました。

 

翌日 GateHub(ゲートハブ)から以下のメールが来ました。

Unfortunately, your account verification has been rejected.

残念ながら、アカウントの検証が拒否されました。

 

なん…だと

☞ 暗号通貨:リップルについて②に続きます。

追記:その後 Ripple(リップル)のGateHub(ゲートハブ)に二段階認証で助けてもらった話 でお話しした様に、使えなくなった時のためにMr.Ripple(2017年9月よりMr.Exchange)も登録しました。

こちらの方が日本語対応ですので、てっとり早くリップルウォレットを持ちたい方には良いかと思います。


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