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暗号通貨(仮想通貨):具体的な進め方
『ウォレットとは』 に引き続き、具体的に暗号通貨(仮想通貨)を使うために必要な事をあなたに伝えていきます。
暗号通貨(仮想通貨)の取引所などの決定
『ウォレット』を作成した後は、『取引所(販売所、交換所)』を決めます。
取引所:ユーザーが売買共に希望金額の指定が可能。販売所より価格が安いです。
販売所:運営側が価格を指定するため取引所と比べて割高。
仮想通貨の種類により、取り扱っている取引所(販売所)が異なります。
また、それぞれでそれぞれにかかる金額が異なります。
たくさんありますが、一例として
- ビットコイン(BTC) → bitFlyer、coincheck、等
- イーサリアム(ETH) → Kraken、Poloniex、等
- リップル(XRP) → 東京JPY、ミスターリップル、等
リップル:ゲートウェイとは
この内、リップルについてはその性質がビットコイン等とは異なります。
リップルとは他の暗号通貨や一般通貨とも取引可能な決済システム・送金ネットワークの総称です。
その中で使われるトークン(ネイティブ通貨、電子資産とでも言いますか)がXRPです。
リップルを扱うには『ゲートウェイ(GW)』と呼ばれる交換所に接続して取引をする必要があります。
リップルはオープンソースなので、作る技術さえあれば誰でもGWを作れます。
ですので、信頼度が高い所を選ばないと、GWの第三者によるハッキングはもちろんの事、運営自体のトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
(リップルトレードジャパンというGWが2015年3月より全く繋がらなくなる事件が起きています)
そのため、リップルにはそんなGWを審査する第三者機関、『IRBA』があります。
IRBA(International Ripple Business Association)
国際リップルビジネス協会
- リップルネットワークの発展と、信頼ある安全なサービスを確立する為に設立された国際機関。
- 信用できるゲートウェイとしての基準(財務状況や残高証明、通信セキュリティ)を独自に設けており、認定されるには審査をクリアする必要がある。(2015年までに認定された日本のGWは4つ)
リップルの大元となるRipple Labsには公認しているGWは無いためIRBAの認定が一つの安全基準指標になっている(とはいえ万全ではありません)
暗号通貨は発展途上のシステムであり、次々に仕組みが変わっています。
だからこそ投機的な使い方を考える人も多いですし、実際に億万長者になった人もいます。
初めてビットコインを日本に持ち込んだと言われる方はその後の高騰で40億を得たそうですし、東京でセミナーをしてビットコインを売り、買った35名のうちマウントゴックス前に上手く売りぬいた7名も億万長者になったそうです。
ですが、その分記事で示した様に様々なリスクも存在します。
(もっと上がるとビットコインを持ち続けた残りの人の多くはマウントゴックス事件に巻き込まれた様ですし)
どの様な事もそうですが、『自己責任』が基本である事、『良い情報を手に入れる事』を常に頭に入れておくことが成功者への第一歩です。
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