突然ですか「個性心理学」をご存知ですか?
「動物占い」と言えば、「あー知ってる」「むかし流行ったよね」となるかもしれませんね。
先日「ISD」という団体の方が講師の「動物占い、やってみない? 個性心理学、体験講座」というイベントに参加したのですが、想像していたものとは全く異なり本格的な性格分析・心理学・分類学の話が詰まった内容でした。
そして、これを覚えれば仕事にもダイレクトに活かせると感じたのでご紹介します。
個性心理学とは動物占いの基(もと)
一昔前に「動物占い」というものが流行ったのをご存知でしょうか。
動物占いとは生年月日などからその人ごとに合った動物とその性格の傾向がわかるというものです。
そして「個性心理学」とはその動物占いの基となっているものです。
ですから、スピリチュアルなイメージがする占いと言うよりも、実は「心理学」「統計学」「分類学」といった学問的・科学的な側面を持っているのです。
ちなみに自分が何の動物に当てはまるかは「動物占い 無料」等で検索すればサイトがいくつも出てきますが、私が参加した体験講座の講師が「ISD」という所の方でしたので、「ISD個性心理学 無料診断サイト」 (外部サイト)を紹介しておきます。
※会員登録なしで診断できます。特に勧誘のメールなども来ません
私が占った結果は「MOON」・「磨き上げられたたぬき」で、性格は以下の通りでした。
- 何事も経験と実績を重んじる
- 古いものを大事にする
- 究極の逸品に弱い
- 根拠のない自信がある
「基本性格」など長くて全部は書ききれないので気になった方はご自分の性格を診断してみてください。
個性心理学における3つのポイントとは
では本題の「個性心理学における3つのポイント」とは何かについてご紹介します。
個性心理学では「月・地球・太陽」の3つに分類される
先ほどご紹介した私の診断結果に「MOON」とあった様に、各動物は3つのカテゴリーに分類されます。
それが「月(MOON)・地球(EARTH)・太陽(SUN)」です。
実はこの文字自体にも性格の傾向にちなんだ意味があります。
例えば、EARTHには「E=エコロジー≒無駄嫌い」「ART=芸術家肌≒自分のペースが大事」「H=ヒューマン≒人が好き」といった意味が込められています。
3つそれぞれの特徴を掴んでそれぞれに合った対応をすれば、自ずとあなたの営業力も上がるというわけです。
では月(MOON)・地球(EARTH)・太陽(SUN)の順番に特徴と対応方法をご紹介します。
個人心理学における月(MOON)の特徴と対応方法
月(MOON)に分類される人の特徴と対応方法についてご紹介します。
- 月(MOON)の動物
- 月(MOON)の性格
- 月(MOON)のくせ・口癖
- 月(MOON)の褒める時、叱る時
月(MOON)の動物とは
月(MOON)に分類される動物占いの動物は
- こじか
- 黒ひょう
- たぬき
- ひつじ
になります。
月(MOON)の性格とは
月(MOON)に分類される人は
- 相手軸、つまり相手の依頼をなかなか断れない
- 他人との競争を好まない
- ムダが多い
といった性格である場合が多いです。
月(MOON)のくせ・口癖とは
月(MOON)に分類される人は
- すぐ謝る
- 笑い方は抑え気味
- 何故? どうして? と事ある毎に理由を問う
といったくせや口癖を持つ傾向にあります。
月(MOON)の人を褒める時の対応方法とは
月(MOON)に分類される人を褒める時は、結果よりも過程を褒めるといった対応方法を取ると良いです。
例えば「ずっと見ていたよ」「最後までよく続けたね」というような言い方をすると喜ばれます。
月(MOON)の人を叱る時の対応方法とは
月(MOON)に分類される人は周りと較べられたり、煽(=あお)られたりするのを嫌います。
なので叱る(=しかる)時は、「理由を説明する」「人前では叱らない」といった対応をすると良いです。
個人心理学における地球(EARTH)の特徴と対応方法
続いて、地球(EARTH)に分類される人の特徴と対応方法についてご紹介します。
- 地球(EARTH)の動物
- 地球(EARTH)の性格
- 地球(EARTH)のくせ・口癖
- 地球(EARTH)の褒める時、叱る時
地球(EARTH)の動物とは
地球(EARTH)に分類される動物占いの動物は
- 狼
- 猿
- 虎
- 子守熊(コアラ)
になります。
地球(EARTH)の性格とは
地球(EARTH)に分類される人は
- 自分軸、つまりマイペース
- 競争して勝ちたい
- ムダを嫌う
といった性格である場合が多いです。
地球(EARTH)のくせ・口癖
地球(EARTH)に分類される人は
- 言い訳が上手い
- クール・ニヒルな笑い方
- 「メリットは?」「いくら?」 と現実的なことをまず尋ねる
といったくせや口癖を持つ傾向にあります。
地球(EARTH)の人を褒める時の対応方法とは
地球(EARTH)に分類される人を褒める時は、過程よりも結果を褒めると良いです。
例えば「全部できて偉い」というような言い方をすると喜ばれます。
地球(EARTH)の人を叱る時の対応方法とは
地球(EARTH)に分類される人を叱る時は「冷静に順序立てて話す」「ストレートに伝える」という対応をすると良いです。
個人心理学における太陽(SUN)の特徴と対応方法
最後に太陽(SUN)に分類される人の特徴と対応方法についてご紹介します。
- 太陽(SUN)の動物
- 太陽(SUN)の性格
- 太陽(SUN)のくせ・口癖
- 太陽(SUN)の褒める時、叱る時
太陽(SUN)の動物とは
太陽(SUN)に分類される動物占いの動物は
- チーター
- ライオン
- ゾウ
- ペガサス
になります。
太陽(SUN)の性格とは
太陽(SUN)に分類される人は
- 気分軸
- 掴みどころがない
- 全ての中心でいたい
といった性格である場合が多いです。
太陽(SUN)のくせ・口癖とは
太陽(SUN)に分類される人は
- 1度謝った後はもう別の事を考えている
- 豪快に笑う
- 「すごい!」「めんどくさい」と思ったことをすぐ口にする
といったくせや口癖を持つ傾向にあります。
太陽(SUN)の人を褒める時の対応方法とは
太陽(SUN)に分類される人を褒める時はとにかく褒めると良いです。
例えば「完璧!」「さすが!」などの様に、わかりやく褒めると喜ばれます。
太陽(SUN)の人を叱る時の対応方法とは
太陽(SUN)に分類される人を叱る時は、「対等な目線で話す」「プライドを傷つけない言い回し」といった配慮をした対応方法が良いです。
また、切り替えが早いのでその場ですぐ叱る方が伝わります。
月(MOON)・地球(EARTH)・太陽(SUN)に謝罪する時は
実はそれぞれの「営業の仕方」など他にもたくさん講座ではあったのですが、普段は有料セミナーで話している内容も含まれているので、あまり大っぴらにするのは避けてほしいという意向もあり、資料や写真は割愛し内容も制限をしました。申し訳ありません。
代わりと言ってはなんですが、1つ面白かった話をご紹介します。
それは、月(MOON)・地球(EARTH)・太陽(SUN)、3つのタイプごとに対する謝罪の仕方です。
3つのタイプ、それぞれ価値観が全く異なります。例えば相手が謝罪をする場合では
- 月(MOON)は『誠意などの気持ち』
- 地球(EARTH)は『物・形』
- 太陽(SUN)は『権威』
を重視する傾向があります。
ですので何か謝罪が必要な時は
- メールや電話だけでなく直接謝りに出向き(誠意=月タイプに対して効果的)
- 商品券や菓子折りを用意し(形にした物=地球タイプに対して効果的)
- それを責任者や上司が持っていく(権威=太陽タイプに対して効果的)
こうすると、どのパターンにも当てはまり怒りが収まりやすいとのことです。
なるほどと思いませんか?
個性心理学の団体「ISD」とは
今回私が教わった講師の所属する「ISD」とは、「 Institute of Self Discovery 」の頭文字をとった、統計学や分類学で仕分けた103万6800通りの個性を動物キャラで表現し、それぞれに合った診断・アドバイスで色々な悩みの解決を行っている団体で、各種セミナーやイベント、資格やインストラクター育成なども行っている様です。
余談ですが、より詳しい個別の診断はその講師の方が有料で行っているとのことでしたが、1項目1,000円と特別高いものではありませんでした。
個性心理学であなたの営業力を底上げするための3つのポイント:まとめ
ご自身には当てはまりましたか?
講座では最後にもう1つ、大事なことを仰っていました。
それは『あきらめる』です。
…どういうことかと言うと、『あきらめる』とは『あきらかにみとめる』、つまり各々の違いを 受け入れる。
これが大事だという訳です。
性格や傾向の違いを予め踏まえてさえおけば、自分との考えの違いで口論になったり商談が上手くいかないような事態を避けやすくなり、逆に相手の心に響く話をする事も可能という訳ですね。
より詳しく知りたい方は先ほどの 「ISD個性心理学 無料診断サイト」 (外部サイト)をご覧ください。
※私はここの会員ではないので詳しく聞かれてもお答えできません
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