こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
【あおい法律事務所】が【D9投資被害対策弁護団】及び【sener投資被害対策弁護団】を結成し、見解や参加希望者の申し込み手続きなどの案内を発表したので周知の意味でお知らせします。

(画像:poxabayより引用)
※当サイトはあおい法律事務所さんとは無関係なのでご質問などは直接下記リンク先にお問い合わせください
あおい法律事務所HP(外部サイト): D9投資被害対策弁護団・sener投資被害対策弁護団
どちらも短期間で超高配当が受け取れるとされる「HYIP」です。HYIPについては以前ご紹介した下記の記事をご覧ください。なお、「D9」「sener」の他にもHYIPと呼ばれるものは多数ありますが、あおい法律事務所では他の案件については弁護団ではなく通常の相談として対応するとのことです。
「D9」とは
「D9」とは、ブラジル法人の「D9 club」、及びそこから委託を受けた「D9 club JAPAN」に投資をするとイギリスのブックメーカー「Betfair」を通じて得た配当を受け取れると謳っていた投資案件です。
WBS(ワールドビジネスサテライト)でも6月21日(水)に放送されたのでご存知の方もいるのではないでしょうか。
WBS公式HP(外部サイト): 放送超高配当でトラブル急増 「HYIP」被害弁護団結成へ
ネットではそこから一部分をカットした以下の様な画像が出回っています。
(引用に際し問題があれば消去します。予めご了承ください)
あおい法律事務所によると「藤山カルロス」をトップの勧誘者として、その下の「湯田」「柿野」「佐藤」「泉」「松本」などのメンバーが「JOKER」「D9塾佐藤」「泉・太陽」といったグループを使って組織的に勧誘(D9商法)をしていたとしています。
彼らに対するあおい法律事務所の法的見解は以下の通りです。
首謀者らないしそれに準じる者らは共同不法行為責任(民法709条,719条)を免れ得ないものと考えられる。これらの者に法人が含まれる場合は,民法715条,会社法350条に基づく責任を負い,法人の代表者ら役員は,会社法429条1項に基づく責任を負う。
「sener」とは
「sener」とは、アメリカ法人の「sener」に投資すると「MT4を用いたインデックス先物投資」で出資者の資金を増やすと歌っていた投資案件です。
あおい法律事務所によると「sener Japan」が日本の窓口となって「植木」「村井」「橋本」「林」などのメンバーが広めていた様です。
弁護団参加について
弁護団へ参加するためには以下の様ないくつかの条件があるので、被害に遭われて参加を考えている人はしっかり内容を確認することをお勧めします。
自らもこれらの勧誘をして紹介者を出している場合は相談に応じない
被害額が1円も返ってこない場合でも着手金などはかかる
「D9」「sener」どちらの投資被害対策弁護団への参加も、書類の提出など全て揃った申込期限が平成29年8月10日木曜日(必着)
あおい法律事務所HP(外部サイト): D9投資被害対策弁護団・sener投資被害対策弁護団
まとめ
当サイトは投資案件の勧誘や検証はメインではないので、グレーなものは何らかの証拠などが出た場合に注意や周知の意味でご紹介しています。ですのでどちらも取り上げていませんでしたが「D9について何か聞いていませんか?」などのご相談がまれに来ていたので念のためお知らせしました。
今も「某国のSNSを使って~」などの案件話が来たりしていますが、大抵海外発なのでまずは「国名 案件名」などで検索して情報収集することをお勧めします。そしてネットでの情報には嘘も本当もあるので複数から情報を集めることも怠らない方が良いです。
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