詐欺:JASRAC(ジャスラック)を騙った詐欺に注意

      2017/08/09

今回は「JASRAC(ジャスラック)を騙った詐欺」についてご紹介します。

他に紹介している詐欺の様に、投資と関わるものとは少し異なりますが、お仕事・ビジネスで何らかの音楽・楽曲を使用されている方にとっては知っておいた方が良いと思い取り上げることにしました。

ジャスラックと言えば、その徴収方法や取り立てる相手に関して、どちらかと言えば悪い意味で度々話題になりますが、その名を騙って無関係な人に対し徴収に見せかけてお金を騙し取ろうとする詐欺が発生している様です。

JASRAC(ジャスラック)について

はじめに、JASRAC(Japanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers:一般社団法人日本音楽著作権協会)とは、文字通り音楽に関する著作権を管理し、利用者から対価としての使用料を徴収し、管理料を差し引いて委託者に分配することを主な業務としている団体です。

  • 「委託者」:「作曲者、作詞者、音楽出版者など、音楽に対して著作権を持つ立場の人」 が
  • 「受託者」:「JASRAC」 に、演奏権(コンサートや放送などでの音楽利用する権利)や、録音権(CDなどへの録音する権利)、放送権(ラジオなどで放送する権利)と言った著作権を信託し
  • 「受益者」:「音楽の利用者」に対して、その音楽に関する利用許諾(ライセンス)の契約にまつわる管理(規約を決めるなど)・音楽使用料の徴収・委託者への分配・不正利用の監視などを行う

JASRACが音楽教室からも著作権料を徴収する方針を発表

JASRACは2017年2月に、2018年1月よりヤマハや河合など、営利目的での音楽教室から著作権料を徴収する方針を発表しました。

JASRACの主張では「生徒が練習で演奏する楽曲に【演奏権】が発生する」として、事業者と協議の上、文化庁に届け出をし、年間受講料収入の2.5%を著作権料の案で進めているとのことです。

河合やヤマハは「音楽教育を守る会」を結成して対抗

これに対しヤマハ音楽振興会は「あくまで教育目的での利用で、演奏権の範囲には当たらないと考えている」として、河合楽器製作所などと「音楽教育を守る会」を結成してJASRACの案に反対するための協議を進める構えです。

著名人からJASRACに対する意見が続々と

これらの件について、音楽業界の著名人も自身の考えを発信しています。

例えば、『残酷な天使のテーゼ』、『魂のルフラン』、『愛が止まらない』など有名な曲の作詞を手掛けた及川眠子さんはご自身のツイッターで以下の発信をされています。

 

また、歌手の宇多田ヒカルさんも同様にご自身の考えを述べています。

 

どちらもJASRACの立場や業務内容を理解・評価した上で今回の件については反対している様です。




 そんなJASRACに便乗した詐欺

こうした徴収方法から今回、JASRACを名乗る男が著作物使用料を請求する詐欺がで行われている様です。

過去にも「日本著作権侵害者撲滅協会」を名乗って使用料と称して金銭を請求する詐欺がありました。

特にバーやカフェなどの飲食関係、音楽サークルやイベント主催をされている方は

  • こうした詐欺にだまされていないか
  • 著作権侵害を(知らずに)起こしていないか

どちらに対しても注意・配慮する必要があります。




 

記事の著者紹介
札幌在住のフリーランスです。webコンテンツ作成(サイトや動画作成、webライティング講座など)を中心に活動しています。
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