「今時の若者は」と言い出したら負け組の合図!?

      2017/06/12

仕事・ビジネス・会社における若者のイメージ図

今回は会社・社会における『若者』についてです。
「若者の〇〇離れ」「ゆとり世代」「何を考えているかわからない」など、年配者にとって若者はしばしば扱いづらい存在として揶揄(やゆ)されます。しかし、リーダー・成功者と呼ばれる人達ほど、『若者の価値』を知っているものです。

本田宗一郎が語る『若者』

本田技研工業株式会社(HONDA:ホンダ)の創業者である本田宗一郎氏は著書の中で、大人と子供(若者)についてこう述べています。

「大人というやつは、うんと進歩的にものを考えても、以前はこうだったという観念が根強く残っている。子供には過去がないから、そのときの相場でモノをいう。そしてそれが一番正しい評価であることが多い」




ビル・ゲイツが語る『若者』

Microsoftの産みの親であるビル・ゲイツ氏は独自の信念のもと、若者を重用しました。

「若者を優先的に雇っている理由は、若い人の方が向上心があるし、新しいアイデアがどんどん出てくるからだ」

シリコンバレーは『若者』を雇用する

Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグ氏が22歳の時に「若者のほうが賢い」と断言したことがメディアに取り上げられましたが、IT業界の中心地であるシリコンバレーでは若者を雇用する傾向が強まっています。一部では「シリコンバレーはアメリカで今やもっとも年齢で差別される場所となった」とも言われています。

ジャパネットの元社長が語る『若者』

ジャパネット高田の高田明 元社長は著書の中で

「自分が正しいと確信していたことが、少しずつ揺らぎ始め、若い人の方が先を見通していることもあることを痛感した」

というのを退任の理由に挙げています。

『若者』をただの道具扱いしていませんか?

企業にとっての若者とは、仕事ができる様になるまでは確かに「コスト」となる面もあります。しかし会社の未来を担っていく先行投資であり、鍛えれば現戦力以上になる可能性も秘めています。

それをただの「コスト(給与)がベテランより低くて済む道具」と捉えている様な企業には明るい未来はありません。

例を上げます。以前、Twitter(ツイッター)でこの様なツイートが話題になりました。

 

引用元が見れない時のために要約

中企業の社長さんに「若者が育たない、頑張らない」と相談された。

残業代や賞与を出しているか問うと「出してない」と言ったので「頑張るほど時給換算で手取が減る環境じゃ頑張る人は居ないですよ。今の人は言葉じゃなくて金でしか動きません」と助言した。

取引を打ち切られた。

一方、同じ助言をして実践した別の中企業は、その年こそかなりギリギリの経営にはなったが、年商が1億弱上がり、翌年からは社員が定時内で全力で作業してみんな残業しなくなった。

若い=素晴らしい というわけではない

もちろん、上に挙げたリーダーと呼ばれる方々も無条件に若者を褒めているわけではありません。

ビルゲイツ氏は「一心不乱に働くこと、ベストを尽くすことが嫌だというなら、ここは君のいるべき職場ではない」と努力の重要性を説いていますし、シリコンバレーで若者が積極的に採用される理由も、定時にとらわれず仕事にまい進してくれるからです。

若者側もその企業の歴史や現状を学ぶ必要がある

組織に新しく入ってきた人間というのは、組織の悪い所・おかしな部分を見つけやすいものです。ですから新入社員などの内、特に自分に自信がある若者ほど「自分だったらこうするのに」「自分ならもっと組織を良くすることができる」と考えます。

これは必ずしも間違いではありませんし改善の意識を持つことは重要です。ただし、『本当にその考えは建設的か、理想論になっていないか』を吟味する必要があります。また、全ての組織が問題点について慣例だからとなあなあにしているわけではなく、『課題については重々承知しているが様々な要因により現在は解決に至っていない』という場合もあります。

自らの力を発揮し課題解決に取り組むためには入念な準備が必要なのです。

「今時の若者は」と言い出したら負け組の合図!?:まとめ

現在は「年功序列」「終身雇用」といった既存の企業の在り方が変化している時代です。

会社というミクロの視点においても、社会というマクロな視点においてもその変化の大きさが見て取れます。

先に紹介したIT企業・成功者がそうしている様に、時代の変化に対応可能な、若者の発想力・想像力をどう活かすか、あるいはベテランと呼ばれる存在がそれらをどう引き出すかが今後の組織の成長の鍵となるかもしれません。




 

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