【この項目の概要】
別記事の「エース級ばかり集めた組織は機能不全に陥る」に関連した内容です。
僕が最近ハマっている「千年戦争アイギス」というタワーディフェンスRPG型のスマホ用ゲームから、組織における「人材の能力を見極めること、適材適所に配置すること」の重要性をあなたにお話しします。
まずタワーディフェンスRPGについて
まず「タワーディフェンスRPGって何?」という方のために解説します。
タワーディフェンスRPGとは
自分が守るべき陣地に侵入しようとしてくる敵を倒す、侵入を阻止する事が目的のゲームです。
防衛ゲーム、防衛系ゲームとも言われます。
任意の場所に各キャラクター等を配置し敵の襲撃に備えます。
配置できるキャラクターや道具にはそろぞれ特徴・能力があります。
配置するためにはキャラや道具、施設ごとにコスト(時間・費用など)がかかるなどの制限があり、
それを考慮しクリアするのがプレイヤーの醍醐味です。
有名どころだと「Kingdom Rush」「にゃんこ大戦争」などがあります。
千年戦争アイギスについて
千年戦争アイギスとはDMM.comより配信されているPC・スマホ対応の設置型タワーディフェンスゲームです。
迫りくる魔物の軍勢を王子として様々な能力を持った仲間を配置して撃破します。
キャラクターが豊富
キャラの役職(クラス)は数十とありますが大きく「近接系」「遠距離系」に分かれます。
「近接系」:主に直接敵と対峙して戦うキャラです。
例)ソルジャー・アーマー・剣士・忍者・天使・モンク・神官・ローグ・ワルキューレ
「遠距離系」:援護射撃や回復など補助的な行動がメインとなるキャラです。
例)ヒーラー・アーチャー・メイジ・ウィッチ・パイレーツ・サモナー・風水士・ハンター
やりこみ要素が豊富
- 地形により出撃や守る拠点、出撃コストなどの条件が変わる
- 合成でキャラのレベルや役職が上がっていく
- ブロンズからブラックまでキャラクターの種類が多い
- ミッション数が多い
そんなアイギスから人材の「能力」について考える
アイギスでは同じクラスであってもコストや能力、スキルが違います。
ですから、クラスだけ見て配置しても敵を倒しきれなかったり、出撃が間に合わなかったりすることも良くあります。
プレイ動画、クリア動画がyoutubeなどに上げられていたりもしますが、わずかな差で同じ様にいかなかったりもします。
つまりは実社会と同じです。
同じ資格を持ち、同じ部署で働いていてもできる事、得手不得手は違います。
「営業が得意」でも女性相手か男性相手か、若者向きかご年配相手が得意か人それぞれです。
自分を知ること
自己分析の方法としては自分に向いてる仕事がわかる4つのポジションとはでご紹介しましたが、『「社会・組織・他人の中での」自分にできる事、できない事』を知る事はあなたがそこで輝くために必要な事です。
同じくアイギスから人材の「配置」について考える
別記事「エース級ばかり集めた組織は機能不全に陥る」ではサッカーのポジションになぞらえて「エースストライカーだけ揃えても機能しない」というのをお話しました。
既存の企業であれば人事評価制度も定まっており、なかなか仕組みを変えるのは困難でしょう。
ただ、あなたがもし何かしらの団体において配属に携われる立場であるならば、ぜひ対象となる人への先入観にとらわれずに
「できる事/できない事」「やりたい事」「関わる仲間との相性」
など多角的な視点から判断をした方が良い結果に繋がりやすいでしょう。
そしてもしあなたが配属を誰かに決められてしまう立場であるなら、
「普段から自分のキャラ(個性・できる事・したい事)をアピールしておく」
「万一希望の部署でなかったとしても否定せず【新たなスキルを覚醒させるチャンス】と1度は向き合ってみる」
(どうしても合わない場合も人間ならあります)
タワーディフェンスRPGに見る人材の能力見極めと配置の重要性:まとめ
どんな人にも個性があります。
「私には何もない」そう言っている人にもあります。
その人自体がずば抜けた成果を上げていなかったとしてもその人がいるおかげで助けられている人がいます。
「三本の矢」「三人寄れば文殊の知恵」など、人と関わる事で大きな力を生み出せる事を昔の人は知っています。
ただし、何となく集まっているだけでは「烏合の衆」です。
自分の力を発揮しつつ、他者の力も引き出す
そういった事が組織には求められます。
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