ティーバー(TVer)に見る広告・CMの在り方

      2016/09/02

【この項目の概要】

広告・CMは本来消費者に有益な情報を届ける価値あるものです。にも拘らず、ネットにおいてはしばしば「ウザがられるもの」という扱いを受けます。

そんな広告・CMについて、『TVer(ティーバー)』を観た時に思った課題やこれからの在り方を自分なりにお話しします。

 

TVer(ティーバー)について

公式サイトより:TVer(ティーバー)とは、在京民放5社(日本テレビ放送網株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社TBSテレビ、 株式会社テレビ東京、株式会社フジテレビジョン)が連携した初めての公式テレビポータル

 

要はTVで放送された番組が一定期間観られる無料動画配信サービスのことです。

名前の由来は、「場所や時間に捕らわれず自由に自分に合わせた新しいスタイルでテレビを視聴する人々」を『TVer(ティーバー)』と呼称し、そういった形でTVを楽しむ人々が増える事を願って付けたことだそうです。

 

特徴としては

  • スマホ(iPhone/Android)・iPadなどのタブレット・PC(Windows/Mac)で視聴可能
  • 放送直後から約1週間好きな時に観られる(番組により異なる)
  • テレ東とフジテレビの番組はTVerのアプリとは別に「テレビ東京動画プレイヤーアプリ」、「フジテレビオンデマンド専用再生アプリ」が必要
  • 録画や保存は不可
  • 全ての番組があるわけではない

と言ったところでしょうか。詳しく知りたい方は公式サイトの「よくあるご質問」等でご確認ください。

(URLが変更されたりサービス終了の可能性もあるのでURLは貼りません。「ティーバー」でググれば出てきます)

 

TVer(ティーバー)のCM

民放のテレビ番組と同様、ティーバーにも番組の間にCMが入りますが、

ほとんどが「同企業のCMが14秒1本だけ」です。

(番組によっては28秒のもあります)

 

僕もティーバーをAndroidで時々利用する様になりましたが、

(今のところ)CMは1本だけですし画面上に時間も表示されているので、

他の動画サイトの様に突然出てくる物に比べればそれほどストレスは感じません。むしろテレビより快適です。

CMそのものについては「同じのばかりじゃなくどうせなら他のにしてよ」とも思います。

これについてはザイオンス効果(単純接触効果)を狙っているのかもしれませんが。

 

広告本来の在り方

僕は、広告・CMとは本来『消費者に有益な情報を届ける価値のあるもの』だと思っています。

  • 興味ある新製品やサービスを知ることができる
  • 欲しいと思っていた商品がセールをしている

こういった「お得感」を伝えるのが広告・CMの役割でしょう。

しかし、ネットにおいてはグーグルがせっかくユーザーごとにできるだけ好みや趣向に合わせた内容の広告が表示される様に工夫しているにも拘らず、広告収入狙いで

  • 「1秒でも長くただ見せればいい」
  • 「無理やりにでもクリックさせよう」

というセコイ手口が広まり、「広告=ジャマ」という認識が広まってしまいました。

しかも、広告収入のおかげでネットの様々な企業やサービスがある事を多くのユーザーは忘れている、もしくは認識していないため結果として自分たちの首を絞める事になりかねません。

 

広告を見る側・出す側 双方がwin-winとなるには

広告の表示方法

思うにネットにおいても「広告そのもの」がダメな仕組みというわけではありません。

観たい動画を邪魔する

興味のない内容が表示される

など、ユーザーにとってストレスになるから敬遠される(それでも上に述べたザイオンス効果の様に繰り返し表示される事で人の認識は好意的に変わることもある様ですが)のであって、最初に書いたティーバーの様な「一定の形式」であればこのストレスは軽減されると僕は思います。

 

広告の中身・質

「面白い」「話のネタになる」

など、共感を呼ぶ様なクオリティが高い内容であれば逆に観たい人も増えるでしょう。

また、CMの長さに関しても

youtubeで5秒の広告すら一刻も早く消そうとする人がいる一方で

6秒のvine動画がしばしば話題になり、繰り返し再生されたりします。

過去にはFacebookで「タイのCMが感動的」と10分誓い動画が何千とシェアされたのを見た記憶があります。

広告の長さだけが問題ではないのです。

 

広告・CMの在り方:まとめ

YouTubeの新しい動画広告サービスとして動画の前に表示されるスキップできない6秒間の広告「Bumper」を5月より開始すると発表しました。

まだ見た事がないので何とも言えませんが、従来と同じ表示形式ならあまり歓迎されない気もします。

 

YouTubeに限らず、今はtwitter、instagramでも動画が溢れ、

ツイキャスやSHOWROOMなど一般人でも生放送(ライブ配信)ができ、

Facebookも動画に注力していくと表明しています。

この様にせっかく動画という文化が出来上がってきているのですから、広告・CMにとってもチャンスだと個人的には思います。

そしてそれを掴むには原点である『価値を与えられるもの』になれるかどうかだと思います。

 

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記事の著者紹介
札幌在住のフリーランスです。webコンテンツ作成(サイトや動画作成、webライティング講座など)を中心に活動しています。
より詳しくは☞プロフィール
サッカーサイトもやっています☞サカボン

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