キュレーション:『共感』で『まとめ』られる価値

キュレーションとは

必要な情報を卵で表現

キュレーション』とは情報を集めて分類し、それらを繋ぎ合わせて新たな価値を持たせて共有することです。情報過多な現代では、まとめサイトに代表される様に必要な情報「だけ」をすぐに知れる事が1つの価値を持ちます。

特にそういった性質を持つサイトを「キュレーションサイト」と呼びます。

キュレーターの語源:「Curator(キュレーター)」博物館や図書館などの管理者や館長のこと

 

代表的なキュレーションサイト

NAVERまとめ

『LINE』を運営している会社NAVERが提供しているサービスですね。

http://matome.naver.jp/

会社HPの説明より引用:

インターネット上のあらゆる情報を対象に、ユーザーが収集したリンクや画像・動画・テキスト・つぶやき等を自由に組み合わせ、ひとつのページに整理して保存・紹介することができる日本最大級のキュレーション・プラットフォームです

 

はてなブックマーク

通称「はてぶ」でおなじみのサイトです。

はてなブックマーク
はてなブックマークはオンラインにブックマークを無料で保存できるソーシャルブックマークサービスです。みんながブックマークしたインターネット上の旬なニュースや情報が集まります。

会社HPの説明より引用:

オンラインにブックマークを保存する便利なオンラインブックマークツールであると同時に、そのブックマークを公開し共有することで新しい情報体験を提供する、ソーシャルブックマークサービスです。はてなブックマークを利用することで、ウェブ上の一つ一つの情報をより深く消化することができるようになり、また有用な情報をより少ない時間で見つけることができるようになります。

 

TABI LABO

2014年2月からの開始で、月間数千万PVを集めるビッグなサイトです。

tabilaboのビジネスモデル

画像はHP http://tabi-labo.com/ より引用

会社HPの説明より引用:

コンテンツを世界中からキュレーションし、クリエイティブの力で魅力的に加工する。
そしてテクノロジーによってスマートフォン以降のあらゆるタッチポイントへ最適に流通させていく。
メディアバリューチェーンを垂直統合し、ソリューションとして機能する新しい広告モデルを創造する。

 

これらは、豊富にカテゴリー分けされた、多岐に渡るジャンルの情報が集められます。

一方、より特定のジャンルに特化したサイトも数多く存在します。

 

特化型キュレーションサイト一例

  • ニキペディア:「にきび」専門のサイト。にきびの「知識」「予防」「治療」などが載っています。
  • Coca Cola journey(アメリカのサイト):世界中でコーラを愛する人達の生活を配信しています。
  • オタ芸ドットコム:アイドルのライブでペンライトや動きで盛り上げる、いわゆる「オタ芸」を紹介するサイト(すごいニッチかつ需要が伸びそうな所を上手くついたなと感心したので紹介しました 笑)

 

 

「共感」が様々な価値を生み出す時代

一昔前であれば、大衆化された趣味(例、スポーツ・料理など)以外の趣味はどちらかと言えばあまり他人に話しやすいものではなく、個人あるいは少数で楽しむものだったと思います。

しかしインターネット、取り分けSNS(少し前ならmixi、GREE。今ならtwitter、Facebookなど)の普及により

  • 「他にも同じ趣味の(同じ価値観を持った)人が大勢いる」
  • 「そういった人とオン・オフで圧倒的に知り合いやすくなった」

こういった背景から、より細分化されたコミュニティが次々と作られています。

 

「若者の〇〇離れ」?

今時の若者は

  • 車に乗らない ⇒ 車離れ
  • タバコを吸わない ⇒ タバコ離れ
  • 腕時計をしない ⇒ 時計離れ
  • 一人身でいる ⇒ 結婚離れ
  • 視聴率が激減 ⇒ テレビ離れ
  • 会社の飲み会に不参加 ⇒ 飲み会離れ

などなど

その言葉の便利さから、若者は様々なものから離れている様ですが、実際は『自分がやりたいと思う事をちゃんと選んでそれに没頭している』のではないかと僕は思っています。

多くの若者が離れているのではなく、進むべき方向に進んでいるのではないでしょうか。

そこには「共感」という繋がりがあり、時に自らが情報を発信する側にさえなったりします。

 

これからのビジネスモデル

オウンドメディアの活用

  • アーンドメディア(earned media)』… twitter、Facebookなどに代表されるSNS:消費者が自分で好きに情報を発信、情報交換できるメディア
  • ペイドメディア(paid media)』… 企業側が費用を払い広告を掲載するメディア。「テレビ、新聞、ラジオ、雑誌」などが代表的なもの

と並んでマーケティングでは「トリプルメディア」と呼ばれるのが『オウンドメディアowned media)』です。

具体的には自分が所有、改良できるメディアで、企業HP、EC、カタログ、パンフレット等です。

これからのビジネスではこの3つ(特に自分の側でコントロールできるのでオウンドメディアを中心に)、消費者の「共感」を「まとめ」、それに沿った展開をしていく事が1つの成長方法です。

 

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