離婚の危機だった夫婦がよりを戻したのは○○を変えたから

結婚式の宣誓

結婚生活もそこそこ長い友人の話

仕事・日常生活とも繋がる部分があるなと感じたのであなたにもお話しします。

 

以前、食事をした際に「離婚を考えている」と打ち明けられ心配していた友人と先日また食事に行きました。

すると前回とは打って変わってすっきりした様子で、表情も話す内容も明るくなっていました。

 

何があったかを訊くと『考え方を変えた』と教えてくれました。

 

理想と現実のギャップに苦しんだ日々、そして

詳しく尋ねると、

以前の自分は「相手を変えようとばかりしていた」けど、

ふと『自分を変えるようにしてみた』。

この事で今まで見えていたものが全く変わった、とのこと。

 

例を1つ挙げると、

ちょうどその時期、たまたま有った連休の時に普段は役割分担はあるけれど基本任せていた家事育児を全部代わりにやってみたそうです。

すると、『こんなにも大変な事を毎日してくれていたんだ』と感謝の気持ちが自然と沸いてきたそうです。

 

それまでは「彼女」から「奥さん」(子供の)母親」と変わっていく事で

いつしか「女性」として見れなくなり、それまであった想いも少しずつ冷めていってしまった

しかし、今回考え方やそれに伴う行動を変えていった事で、自分のために尽くしてくれていた事や相手の想いに気づき、また新鮮な感覚が芽生えた。

 

今がいままでで一番仲がいいかもしれない」とも言っていましたね 笑

 

考えを改めたきっかけは「本を色々読んだこと」

「人から無理に勧められた本って読まないでしょ。読んでも頭に入ってこない。」

「やっぱり自分が興味を持ったものに自分が魅かれる事が書いてるんだよね。」

と言っていましたが、その通りだなと。

僕も時々良かった本などを紹介していますが結局読むか読まないか、活かすかどうかは本人次第ですよね。

 

ただ、やはり息詰まった時は本や周囲の友人・知人など、

「自分以外の意見・考え方を自分に入れてみる」

「良いと思った事を実行に移してみる」

これが進展のきっかけになります。

 

彼には「話を聞いてくれてありがたい」と感謝されましたが、自分に無い経験から色々な事を考えられた僕の方こそ彼に感謝です。

 

“Do something different” ”Do more” という考え方

この彼がした事は他の様々な場面でも活かせます。

そもそも物事なんて上手くいく事の方が少ないんですから。

なかなか「自分を変える」というのは難しいですが、相手や環境、状況を変えるよりは難易度は低めですね。

 

実は臨床心理の解決志向アプローチ・ブリーフセラピー(短期療法)でもこの応用が用いられているそうです。

“Do something different”

物事が上手くいかないなら違う事をしてみなさい。

 

“Do more” 

それで物事が上手くいく様なら続けなさい。

 

一見すると当たり前の様ですが、ちょっと自分の行動を思い返してみてください。

「上手くいっているから新しい事にも挑戦してみよう」

「絶対上手くいくはずだ!もう1度やってやる」

逆の事をした、あるいはしようと思った経験はありませんか?僕は何度とあります。

固執すべきではない時に限って従来のやり方に囚われてしまうんですよね。

 

離婚の危機だった夫婦がよりを戻したのは「考え方」を変えたから:まとめ

人間は「慣れる」生き物で「変化する」生き物です。

そして「刺激を求める」(変な意味ではなく)生き物でもあります。

ルーチンワークに耐え辛い様にできています。

(もっと酷い話をするなら、ひたすら同じことを繰り返させる拷問が一番早く精神に支障をきたすそうです)

もし、あなたが何かに行き詰った状態で悩んでいるなら、自分の内に少し変化を取り入れる事で周りの景色も変わって見えることでしょう。

 

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