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今回はストレス解消の視点から【閾値(いきち・しきいち)】についてご紹介します。
ストレス対策について
仕事に限らず誰しも何かしらのストレスを抱えていることだと思います。もちろん私もです。
そんなストレス対策には様々な方法があります。例えば以下のようなものです。
・ストレスを減らすために食べ物や飲み物、サプリメントなどで食事を改善する
・仲の良い友人、恋人と遊んだり同じ時間を過ごす
・適度に運動して発散・解消する
・趣味に没頭する
人によってその対策方法は様々です。ストレス解消グッズも様々なものが販売されていたりしますね。
数あるストレス対策の1つとして、自分の心に働きかけるという方法もあります。
今回ご紹介する「閾値(いきち・しきいち)」もその一つです。
閾値(いきち・しきいち)について
閾値(いきち・しきいち)とは、「特定の作用因子が、生物体に対しある反応を引き起こすのに必要な最小あるいは最大の値」のことです。
「限界値」または「臨界値」とも呼ばれます。
(出典| ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
難しく書いていますが、ものすごく簡単に言うと「『もう限界』と感じて別の行動を起こす地点」のことです。
IT関係でも使われる用語で、わかり易い例ですと「スマホのバッテリーが切れそうになると警告音がなり画面が表示される」この時の容量も閾値です。
人間は悩み(ストレス)がなくならない生き物
『安心してください。人間は悩みがなくならない生き物です。安全装置みたいなものです。』
引用元:占い師の竹田早織(キャメレオン竹田)さん
ほとんどの人間は、たとえある悩みが解決できたとしてもまた新たな悩みがやってくる様になっています。
とは言え、「だから全てを受け入れましょう」などと簡単に悟りを開くことは恐らく不可能でしょう。
ですから人それぞれ、色々な方法で各自のストレスを減らそうと努力します。
閾値でのストレス対策は「無理にストレスを減らそうとしない」
しかし、この閾値を利用したストレス対策方法は無理にストレスを減らそうとはしません。
人というのは「もう限界!」という所まで行き着くと思考パターンが色々変わります。
それを踏まえて、
「無理矢理がんばったりするのではなく、逆に限界まで落ち込んだりサボりまくる」
というのが閾値を利用したストレス対策方法です。
限界まで何もしない状態を体験した後、「…そろそろやるかな」と気分を少し上向きにする
という風に、いったんそのストレスの原因から切り離して思考を変えて自分をやる気にさせるのです。
閾値を意識すればストレス以外のことにも応用が利く
閾値(いきち・しきいち)を応用することで、自分が気にしてはいるけれど直せない習慣などを改善することにも繋げられます。
例えば、
・暴飲暴食
・お酒
・無駄遣い
などです。
暴飲暴食を例とすると、まず「食べることを止められない」ことにより感じるストレスがあります。
このストレスが増え続けた結果、閾値(いきち・しきいち)に達した時に「もうこれ以上食べたくない!」という気持ちになります。
「暴飲暴食を止められないストレス」<『もうこれ以上食べたくない!』(閾値)
この様な状態になった時に感じる「とてつもなく嫌な感じ」を体感すれば人は変われるということです。
とは言え、お酒の場合であればアルコール依存など、別の要因がからんでくると閾値に達する以前に病気になってしまうので、安易に「限界まで行けば良いんだ」とはならないことが重要です。
ストレス対策:閾値(いきち・しきいち):まとめ
人によってストレス耐性(閾値)の度合いは異なります。
ですので、限界を超え過ぎてしまい心が折れてしまっては元も子もありません。
しかし、今なんらかの悩みでストレスを感じていて、従来の方法ではなかなか解消されていないのであれば、いっそ開き直って閾値まであえて何もしないことで楽になるかもしれません。
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