ゴーレム効果・ピグマリオン効果とは:ドラクエに学ぶ人の育て方

ドラクエのスライム,から揚げ君

期間限定:ドラクエのスライムから揚げ君

こんにちは。今回は『ゴーレム効果』『ピグマリオン効果』についてドラクエを例にご紹介します。

ゴーレム効果およびピグマリオン効果とは、どちらも人との接し方に関する効果です。

特にピグマリオン効果は「学校での生徒」、あるいは「会社での部下」に対する教育の方法として利用されます。

また教育に限らず、恋愛や仲間との関係づくりにも役立ちます。

人間関係を良くしたい・円滑にしたい

とお考えの方は新たな発見・ヒントがあるかと思います。
※動画でサクッと知りたい方はこちら:ピグマリオン効果とゴーレム効果

ピグマリオン効果とは

ピグマリオンが愛した女性の彫像のイメージとして

ピグマリオン王が愛した女性の彫像のイメージ

アメリカの心理学者ロバート・ローゼンタールによって実験、提唱されたもので、「才能があると期待を持って人に接すれば、期待をかけられなかった人に比べ実際に才能がある人間に育つ」という教育心理学における心理的行動の1つです。

「人間の」と書きましたが、ローゼンタール博士はは「教師と生徒」で実験する前に「研究者とネズミ」で実験していて、動物でも同様の現象が見られたそうです。

ピグマリオンという名前の由来

ピグマリオンという名前は、古代ローマのピグマリオン王が女性の彫像に恋をしたことに由来します。

報われない恋をする王の様子を見かねて哀れに思った女神アフロディーテがその像を人間に変えました。

このことから、『本物だと信じ続ければ本物になる』という意味になり、そこから転じて先程述べた「期待をかければ期待に応える人が育つ」という意味で使われるようになりました。

ピグマリオン効果の別名

他の呼び方としては「ローゼンタール効果」や「教師期待効果」があります。

ピグマリオン効果をドラクエで例えると勇者?

ドラゴンクエストというゲームをご存知でしょうか?

プレイしたことはなくとも名前くらいは聞いたことがあると思います。

RPGの王道である以下の流れを広く世に広めた作品だと思っています。

  • 魔王が現れ世界は混乱と恐怖に陥る
  • 主人公が王様や周りの人々からの期待を一身に受け止め魔王討伐に向かう
  • 幾多の冒険・苦難を乗り越え魔王を倒す

最近のドラクエはわかりませんが、従来の主人公は「勇者」という戦士や魔法使いなど専門的な才能はありません。

しかし女神の加護(と言う名の期待)、村人や王様の望みに応えようと必死に戦いレベルアップしていきます。

そして「勇者=勇気ある者」という、メンタル的な要素の才能を開花させ期待に応えていますね。

この『周りの期待に応え、目的を果たす』という部分がピグマリオン効果です。

ゴーレム効果とは

ゴーレム

ゴーレムのイメージ

一方で、期待をかけない事でも人は影響されてしまうことがあります。

ピグマリオン効果とは反対に、「期待をしない」「悪い印象を持って接する」と実際にその人の成績などが下がることをゴーレム効果といいます。

ゴーレムとは

まずゴーレムとはユダヤ教の伝承に登場する、作った者の命令だけを聞いて自ら動く泥人形のことです。

ドラクエ2でも命令に従いメルキドの町を守っていますね。

なぜゴーレム効果と言うの?

このゴーレムという泥人形には動力源の札をはがす(又は札に書かれた「אמת」の「א」一文字を消し「מת」:「死んだ」にする)とただの泥になるという設定があります。

このことから、ちょっとしたきっかけでダメな部分が残るという意味で使われるようになり、転じてネガティブな接し方をするとその人自体もネガティブな結果になるという意味で使われるようになりました。

ゴーレム効果とピグマリオン効果に対して思うこと

『ゴーレム効果』『ピグマリオン効果』、どちらも期待をかけられた側の話として説明されることが多いですが、私はむしろ期待をかける側の接し方にこそ影響があると思います。

ピグマリオン効果は「期待に応えられるようにはならない」という批判的な声も多いですが、ただ期待をかけるだけでは効果が薄いのではないでしょうか。

例えば「あなたはすごい! 才能がある!」と言われているだけだと

  • 増長してしまう
  • 勘違いしてしまう
  • 調子に乗ってしまう

という人もいるでしょう。

だからこそ、教師や上司など期待をかける側の工夫が大切なのです。

人を褒める時のコツには次のようなものがあります。

  • ランダムで褒める:毎回同じ調子で褒めても慣れて効果が薄まる
  • 具体的な内容を褒める:「凄い」「良いね」だけでは今後に繋がらない
  • 褒めるレベルを上げていく:以前できた事はもうあまり褒めない

こうしたことを上手く使いながら、期待をかけている、認めているということを繰り返し伝えるのが重要です。

まとめ・おさらい

それでは今回のまとめ・おさらいです。

  • ピグマリオン効果:期待をかけて接すると相手は期待に応えようと成長する
  • ゴーレム効果:悪いイメージや印象で接すると相手の成果などが下がる
  • 個人的な意見としては期待をかける側の工夫が大切

人に何かをお願いする時や変わってほしいと願う時は、「命令」ではなく「依頼」などの形で期待をかけていることを伝えれば、相手はそれに応えようとしてくれるのではないでしょうか。

また、恋愛においても直してほしい部分をそのまま不満として言うより、「あなたならこういう風にもできる」と伝えていくことで変わっていくでしょう。

補足:冒頭の画像について

ドラゴンクエスト30周年を記念して、2016年5月10日より期間限定でローソンから「からあげくんホイミ味(ガーリックマヨネーズ味)」が発売されたので買ってみました。

残念ながら数量限定「ロトの剣(つまようじの代わり)」は入っていませんでしたがちゃんとレジの所でレベルアップのファンファーレが聴けました。また、箱の裏にシリアルナンバーがあって抽選で金のスライムが当たるそうです(5/27以降サイトで発表)。

こういうサービス良いですよね。

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