投資の重要性と方法⑥:『株の買い方』『配当』

前回⑤ は『株による利益の種類』『株の選び方』について基礎的な部分をお話ししました。

今回は、株の買い方』『配当についてお伝えしていこうと思います。

 

株を実際に買うと決めたら

自分なりの基準を持って銘柄を選んだら、いよいよ購入です。

でもその前に、

「この株っていくらで買えるの?」

という疑問があなたにあるかもしれません。

株には『1株いくら』で値段がつきます。数十円のものから数千円、中には数万円するもの(任天堂など)もあります。

ですが、このままでは買えません

株には取引きするのに最低限必要となる『単元株』が定められています。

SBI証券の画面なら『売買単位』という部分です。

例えば、『現在値1株1000円』として売買単位が『100』の場合、買うのに

1000 × 100 =10万円 最低で必要になるという事です。

ですので、『株=いくらで何でも買える』ではなく、あなたが欲しいと思った株の今の値段と単元株をチェックして決まると覚えてください。

 

株注文時の『指値』・『成行』とは

株の値段は刻一刻と変化する

あなたが注文するタイミングによって価格は上がったり下がったりします。

ですので、

どうしてもこの値段で買いたい!これより高くなるなら買えなくていい!:『指値

(→買えない時もある)

とにかくすぐ買いたい!(その時売りに出てる一番安い値で自動的に決まる):『成行

(→買いそびれないが、思わぬ高値で買ってしまう事もある)

と、注文方法(売る場合も同じ)にも種類があります。

 

実体験:初めての株注文

株価100円で一喜一憂した話

さて、長いこと説明と言う名の前置きをしてきました。

僕は約7万円出して人生初の株を買いました。

実際にちゃんと買え(=『約定』と言います。この4営業日後に株の受渡日になります)、あとはその株価がどうなるか、ただ眺める日が始まりました 

翌日。

恐る恐るログインして確認すると…

 

……

 

100円マイナス!!

…『ま、まあ 勉強のために買ったんだから…ウン』

 

その日から数百円上下する度に一喜一憂していました。

なんだか新鮮で不思議な感覚でしたね。

 

株を持つと経済が気になってくる

その後、目に入る他の画面が気になったり、今まで気に留めず余所事に思えていた日経平均という言葉や経済ニュース国会などにも自然と興味が沸くようになりました。

僕としてはこっちの方が財産になっている気がします。

多少なりともそういう会話を人生の先輩方とできるようになったので、異業種交流会など大人が集う場でもある程度物怖じせずに話せます。

(ほんの少し話せるだけでも気に入られたり、全く話ができない若い人からは『あの人スゲー』と信頼感が増したりします 笑)

 

株の配当って本当にもらえるの?

よく『夢の配当生活』みたいなイメージで語られたりしますが、そんな生活をしている人はそもそも投入している資金も桁違いな一部の方でしょうね。あやかりたいです 笑

ちなみに会社によっては配当の代わりに図書券や名産品、自社製品の割引券などの様々な株主優待を出している所もあります。

 

配当の案内

さて、では手っ取り早く実際にどんな形で配当の案内がくるか見せますね。

配当

ほとんどモザイクで申し訳ありません 笑

消している部分には僕の名前やその会社の名前が書いてあります。

こういった書類がその会社の報告書などと一緒に封筒で届きます。

他に株主総会の招待状兼出欠確認票が入っているところもありました。

(どんな感じなのか興味はあったのですが僕は札幌在住で開催場所は福岡だったので断念 笑)

 

「すごい!配当金だ!ひょっとしてお金持ち?」

と知らない人は配当と言う響きだけで思うかもしれません。

 

この時の金額は…

3500円

です。

 

…そんなものです 笑

そして配当はもらえると決まってから実際貰えるのに3~4か月してからになります。

 

ちなみに今、株が軒並み下がっているので配当分加えても買った時よりマイナスです 泣

 

 

でも、こうやって自分の資金でやっている(現物買いと言います)以上、プラスになるか万一会社がつぶれて0になる事が低確率であっても借金とかにはなりえません。

借金とか言っているのは信用買いという買い方で無茶なレバレッジをかけた場合です。

 

 

『株の買い方』『配当』:まとめ

経験=投資という話を①でしましたが、こういう形であなたに話すネタになったり、別の席での話題になったりと短期的ではない事に役立っています。

『自己投資=○○!』という煽りに乗らず、自分の成長のためになるのに良さそうなのが見つかったらできるだけ早くチャレンジする!

これが、成功の近道にして王道です。

 

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