【暗号(仮想)通貨】日本で敬遠される3つの理由

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暗号通貨(仮想通貨)

④、⑤では暗号通貨及びその代表格であるビットコインについて解説しました。

では世界でいま急速に普及している暗号通貨が『なぜ日本ではあまり騒がれていないのか』、『今後どうなっていくか』についてあなたにお話しします。

 

暗号通貨(仮想通貨)が日本で普及しづらい3つの理由とは

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普及が進まない理由は大きく分けて3つあります。

  1. 日本人の国民性
  2. マウントゴックスの破綻
  3. 日本における必要性

順を追って解説します。

 

暗号通貨が日本で普及しづらい理由1:日本人の国民性

ビットコインの論文がネット上に出た時、研究者やプログラマーは好奇心、探究心、あるいは先見性から次々と開発に参加しました。

その後リリースされた後は早い段階から様々な分野でその有益性・利便性を見つけ、色々な使われ方がなされています。

 

余談ですが、ビットコインでの初めての取引は『ピザとの交換だった』という話があります。

その時は、「1万BTCとピザ2枚」とを交換したそうです。

これ、現在の価値なら約3~4億円でピザを買った事になります

今となっては後悔してもしきれない話(逆にもしそのピザ屋がコインを持ち続けていたとしたら今ごろ億万長者となっているので、感謝してもしきれない話)ですが、それは置いといて、新しいものができた時に、それを使える土壌の準備や順応性が欧米は高いのです。

 

大ざっぱに言えば『なんだ?面白そうなものがあるぞ!』『じゃあ使ってみよう!』という人が多いのですね。

一方、日本人の多くは『良くわからない=怪しい=見送る』という考え方の人が多いです(僕も昔はそうでした)。

そして、よくわからないなら調べる・勉強すればよいのにそれをしない人も多いです。

そうしてビジネスで言えば既得利権・先行利益がほぼなくなり普及し始めてからようやく手を出し始めます。

暗号通貨にしても、ツタヤのTポイント、アマゾンポイント、Edyなど仮想通貨に含まれるもの自体は実はもう普及して慣れているはずなのに暗号通貨に関しては存在すら知らない人がまだまだいるのが現状です。

 

暗号通貨が日本で普及しづらい理由2:マウントゴックスの破綻

マウントゴックス(Mt.Gox)の破綻及び、それによって大損をした人々、またその中には密かにビットコインを買っていた芸能人・有名人もいた事から当時ニュースでも大きく取り上げられました。その結果、

あやしいものに手をだした人が損をした

ビットコインは悪いもの・詐欺的なもの・もう使えなくなったもの

という悪い印象が広まってしまいました。

実際は、ビットコイン自体には何もなく今でも普通にやり取りできます(関連記事②でも書いた様に、現在でも1BTC=400ドル程度の価値があります)

 

マウントゴックスって何?

そもそもマウントゴックスとは何かという話ですが、

数ある『交換所の1つ』です。

元々はトレーディングカードを扱う会社でしたがビットコイン事業に転換し、一時期は最大手となりました。

その最大手がハッキング被害や不正操作を受けた事により、莫大な損失(85万ビットコイン:114億円相当および現金28億円、総口座数12万7千、内、日本人口座数約1000)を出してしまった事が暗号通貨自体のイメージを著しく落とす結果になってしまったのです。

コインそのもののシステムではなく、人との取引部分が狙われたという事ですね。

 

暗号通貨が日本で普及しづらい理由3:日本における必要性

私たちは日本にいるおかげで中々実感できないのですが、日本の銀行・郵便局などの金融システム網は世界でも上位の発達具合だそうです。

僕は札幌在住ですが、例えば旅行で東京に行っても至る所にあるATMで自分のお金を引き出す事が出来ます。

これができない国、できるけど手数料が高くついたり時間がかかるなど不便な国が多いのです。

つまり、暗号通貨における数々のメリットを、あまり日本では感じる機会が少ないのです。

 

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