メンターとは:自己流で失敗せず成功するために意味や見つけ方を解説

こんにちは。いつもお読み頂きありがとうございます。

今回は【メンター】について意味や役割、出会い方や注意点などをご紹介します。

 

メンターについて

メンターとは『仕事、または人生における指導者、助言者』を意味する言葉です。簡単に言うと『師匠』や『先生』のことですね。

一部の会社では直接の上司とは別に相談役を置いて命令ではなくアドバイスにより新入社員を助ける『メンター制度』を採用している所もあります。

 

「メンター」という言葉の由来

古代ギリシャにおいて、オデュッセウス王の僚友であり王の息子テレマコスの教育を託された賢者『メントール』という男性の名前に由来します。

トロイア戦争後のオデェッセウス王の流浪を歌ったホメロスの叙述詩『オデュッセイア』に登場する人物です。

ギリシャ像の写真:賢者のイメージ

 

メンターの必要性と自己流のリスク

ここで突然ですが、1つ質問をします。

『いま手元に10,000円があり、これをなるべく早く15,000円に 増やさなければなりません。さて、あなたはどうしますか?』

これは私が以前参加した起業勉強会で出された問題です。

何か思いついたでしょうか?

 

ちなみに参加された方々の回答は、

・「何か講座を開く」

・「ネットオークションなどでの転売」

・「為替で勝つ」

ちなみに私は「転売」と答えました。

 

さて、それでは正解です。

 

『どれも間違いではありません』

 

ですが、

 

より確実な方法としては

『どの方法でも良いから実際に15,000円にした人のやり方を模倣(もほう:マネ)する』

つまり、全くの自己流から始めると失敗する(しやすい)というのが答えでした。

 

自己流が危険な理由

以前、別の記事:成功者が口を揃えて語る『成功の秘訣』とは でもお話ししましたが、頭の中で想像したアイディアはそのまま実行に移しても上手くはいかないものです。理由は想定外の出来事がいろいろと起こるからですね。

ではそうすれば良いかというと、ここで『メンター』の登場になります。




仕事・ビジネスを自己流でやろうとする人ほどメンターが必要

ほとんど全ての人が、幼稚園(保育園)や小学校の段階で先生から「文字の書き方」「算数」「運動」「道徳や人との関わり方」など、生きていくのに必要なことを少しずつ学んできたはずです。

他にも「水泳」「スポーツ」「ピアノ」など様々な習い事を通じた経験をし、その中でトライ&エラーを繰り返しながら成長してきたはずです。

 

ところが、ビジネスになると何故か途端に最初から自分で全てやって上手くいくという、「根拠の無い自信」や「実は穴が多いけどその時は気づかないアイディア」が浮かんでくるものです。私にも経験があります。

実際に行動レベルにまで移せる段階まで考えがしっかり及んでいる場合は別ですが(それはもうアイディアというより「計画」なので)、そうでなければその道で成功している人に学んだ方がより確実ですよね。

 

メンターの見つけ方・探し方

ではどうやったらメンターと会えるかですが、大きく分けて2つあります。

① リアルで知り合う

② ネットで知り合う

ではそれぞれについて見ていきましょう。

メンターを見つけ方1:リアル(実際の場)で知り合う

「人づてに紹介してもらう」「勉強会やセミナー、イベントに参加する」など、人のいる場所、できれば「ある程度の人数がいる」「知らない人たちがいる」場所やイベントへ積極的に参加することで出会う方法です。

ただしこれにはいくつか注意が必要です。

 

メンターと知り合う前の注意点:『自分の目標が定まっているか』

当然ですが、自分がやっていきたいビジネスが決まっている上で自分の先輩にあたる人に会わなければ意味がありません。そうでないとただのその後に全く活かされない名刺交換をする会で終わってしまします。

私自身もまだまだこのケースで終わってしまうことが多く改善が必要だと感じています。

 

また、漠然とお金持ちになりたいからそういう人達が集まる場所を探すという考えで行動すると

1:そもそもたどり着けない
2:参加できても相手にしてもらえない
3:カモにされる(ダマされる)

のどれかで終わってしまいます。では具体的に見ていきましょう。

 

1:そもそもたどり着けない

お金持ちには専用のコミュニティ(集まり)があり、こちらも相応のレベルが無いと呼ばれない、又は参加費が高すぎて参加できない場合があります。

 

2:参加できても相手にしてもらえない

お互い有益でなければ相手も自分に何かしてくれません。

仮にいま自分に特別なスキルなどが無くても、『毎回その人が行うセミナーに参加する』『その人の商品を買う』など、『この人(=あなた)には何かしてあげたい』と思ってもらえなければその後に繋がりません。

そのためにも『謙虚さ』『思考』『話題になる知識やトーク力』が必要になってきます。

 

3:カモにされる(ダマされる)

少し調べればわかりますが、知らない人が想像する以上にセミナーや勉強会と呼ばれるものは色々な場所・時間・価格・条件で毎日のように開催されています。

中には

営業職の方々が、客を捕まえるのがメインになっている会(保険業の方に多い)

・無料で開催して高額商品を売りつけようとしているもの

もあります。事前にどんな内容の会かある程度調べて身を守る習慣を持つと良いです。

後者に関しては、たとえ高額でも本当に効果があるなら良いのですが、売り逃げ狙いで使えないものを売ろうとする人もまだまだいる様です。

 

もちろん手頃な価格で身になる会も多々あるので、目標が定まったら尻込みせずに目星をつけた所に行ってみるのも良いです。少し世界が変わりますよ。

 

メンターを見つけ方2:ネットを介して知り合う

ネットを通じてなら『メルマガを取る』のが一般的でしょう。

特にネットビジネスで稼ぎたいと思ったら、メルマガ発行はほぼ必須ですので様々なジャンルで多くの方々が行っています。

基本無料なので気軽にとってみても良いと思います。

有名な方のメルマガでは後から商品の案内があるのが一般的です。バックエンドと言います。ただし買わなくても問題ない場合がほとんどです。

 

メルマガの内容にも質の良し悪しがあるので、評判を調べたり別の人のと読み比べるなどしたら良いかと思います。基本毎日メールが来るので複数の人から同時期に取りすぎない様にしたほうが良いです。

 

補足:私は明らかに怪しい商材を案内している人のメルマガを研究のために取ってみたことがありますが、5回以上解除をしてもまだ届く、しまいにはその人の仲間のメールも届くということがありました。やはり吟味は必要ですね。

 

メンターに任せる時の注意点

当たり前ですがどんなに優秀なメンターが付いたとしても、自分自身がマナバンで行動しなければ何も変わりません。

『メンターの言うことさえ聞いていればもう大丈夫、楽勝』

『この人の話は全部本当かな…でも言われたからやらなきゃいけないし…』

など受け身では成功できません。

 

メンターとは:まとめ

メンターは、あなたの進みたい道の成功例・失敗例を知っていて無駄な道を避けられる様にはしてくれますが、結局成功するかどうかは本人次第です。

そこで大切になるのは思考です。

『何故この人はこう言うんだろう・書くんだろう』

『どの様に人を動かして(お金を払ってもらって)いるのだろう』

『自分に活かせるものはないか』

とメンターの言動を常に自分に置き換えて考えることです。そうした考えのもとに行動することが成功への近道になります。




 

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