【挫折力】があると失敗を恐れてチャレンジできない自分を変えられる

      2017/09/07

こんにちは。いつもお読み頂きありがとうございます。

今回は日経ビジネスで特集されていた【挫折力】について、安田財閥の創始者であり「銀行王」とも呼ばれる安田善次郎氏が書き残した【身家盛衰循環図系(しんけせいせいじゅんかんのずけい)】をもとにご紹介します。

身家盛衰循環図系では絶頂から転落、そこからの復活まで人生の縮図がわかりやすく描かれています。

挫折を克服するイメージ

 

近年、「挫折力」「多動力」など特別目新しいものではなく、どちらかと言えば今まであまり良くないものとされてきたことが「次に進むための力になる」として注目されています。

これは、今までの「ノルマをたくさんこなせば出世できた時代」から、「予測していなかった事態が突然起きるため、ルーティーンワークをこなすだけでは取り残される時代」へ変化していることが影響しているのではないでしょうか。

ミスや落ち込む出来事は誰にでも日々起こることですが、時代の流れに伴いその数はますます増えてきています。

もしあなたが私と同様に失敗を引きずるタイプであるならば、この挫折力について考えることでそれらに負けないヒントになるかもしれません。

 挫折力とは

「挫折力」という言葉は株式会社 経営共創基盤(IGPI)のCEOである冨山和彦氏の著書で用いられた言葉です。

挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書) (amazon)

こちらは「これからのリーダーに必要な力」として挫折力が紹介されていて、「失敗から学ぶことの大切さ」「挫折は人生のチャンスを拡大させる」というような話が紹介されています。

しかし以下にご紹介する盛衰循環図にある様に、挫折するポイントというのは誰にでもあり、挫折力が必要なのはリーダー・一流の人に限った話ではありません。むしろ普通の社会人の方が失敗する機会は多いはずです。




盛衰循環図に見る、成功の条件と挫折から抜け出せない理由

では盛衰循環図について解説していきます。

身家盛衰循環図系を自作でイメージ化した画像

上の図は日経ビジネスにあった『身家盛衰循環図系』をわかりやすくしたものです。

原本の画像は「早稲田大学図書館古典籍総合データベース」にあり、学術目的の場合は事前申請の上許可が出れば使うことができます。今回はより見やすくわかりやすいようにするためと、著作権侵害にならないために自作しました。

では詳しく見ていきましょう。

人生の始まりである『困窮』から『挫折』と『発憤』どちらの道に進むか

図の作者である安田善次郎氏によると、

人生の始まりは【困り苦しむところ:『困窮(こんきゅう)』】から始まります。

もし【困窮にくじけてしまった:『挫折(ざせつ)』した】場合は先に進めません。

そこで【自らを奮い立たせ:『発憤(はっぷん)』】、

目の前の仕事に励んで倹約:『勤倹(きんけん)』】すれば、

必ず【一定の財は手に入る:『富足(ふそく)』】としています。

 

『富足』から『修養』と『傲奢』への分かれ道がある

富足】とは「豊かである状態」のことです。

中国(後漢)の儒者 王符の著書「潜夫論」には以下のことわざが出てきます。

「礼儀は富足よりに生り、窃盗は飢寒より起こる」

読み:れいぎはふそくよりになり、せっとうはきかんよりおこる

意味:民というものは豊かであれば自然と礼儀を重んずる様になり、飢えて寒ければ盗みを働く様になる

しかし実際の所は富足になった人がみな礼儀を重んじるわけではありません。

「足るを知る」ことで【品格や人格を高めていく:『修養(しゅうよう)』】という道を選んだ人は

いずれ【悟りを開く:『喩義(ゆぎ)』】ことができます。

 

更にその先には

心が穏やかな状態:『安楽(あんらく)
物事を静かに楽しむ:『清娯(せいご)

と言った精神の境地に達するとされています。

 

一方で、一財産築いたことで【驕り高ぶる:『傲奢(ごうしゃ)』】様になり、欲に溺れていってしまう人もいます。

こういう人は更に【暴利を貪る:『喩利(ゆり)』】様になり、場合によっては人道に背く様な手段を取ってしまいます。

そして一時は儲けても【やがてうまくいかなくなり:『煩悶(はんもん)』】、

スタートの『困窮』に戻ってしまうのです。

 

『困窮』に戻ってもやり直せるのが人生

しかし、例え振り出しに戻ってもやり直せるというのが安田氏の主張です。確かに現実でも失敗による挫折から這い上がった例は限りなくありますね。

 

私が読んだ日経ビジネスでは、投機失敗、妻との離縁、勤務先からの退職など数々の挫折を味わった彼の話の他にも、以下の8つの「挫折からの復活劇」が紹介されています。

  1. カネボウの解体から『クラシエ』への転進
  2. 経営破綻寸前から復活した『龍角散』
  3. 不透明取引でブックオフ会長を辞任→『俺の株式会社』設立で「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」をヒット
  4. 食中毒事件、牛肉偽装事件から信頼回復に努める『雪印』
  5. O-157でペッパーランチを一時閉店、業績悪化→「いきなりステーキ」の開店、東証2部上場した『ペッパーフードサービス』
  6. ワンオペによるブラックな実態の発覚→労務管理の徹底とツーオペでV字回復を果たした「すき家」の『ゼンショー』
  7. ソニーが売却し独立からの黒字化を果たした『VAIO』
  8. パナソニックからの分離、コストや売上など収益への意識が欠如した「大企業病」を克服したザクティ

これらを「大手企業だからできた」「自分とは無関係」と捉えてしまってはそこから何も生まれませんが、様々な事例を知り自らの生活に活かせる部分を考えることが、挫折力を強める方法の1つではないかと私は思います。

 

 挫折力について:まとめ

 

何かをする時に失敗はつきものですが、まだまだ社会は失敗を許容する様にはなっていません。ネットの普及もあり1度ミスをしたら個人・法人問わずここぞとばかりに叩く人も目立ちます。

私も先日ある仕事でミスをした際、皮肉や嫌味を散々言われました。それが原因で余計ミスを連発してしまったりもしました。メンタルが強い方ではないので凹みましたがここで発奮しなければ進めないので頭を切り替えました。

 

人生というものは本来、失敗に囚われすぎずもっと楽しんでいいものだし、辛すぎる環境にいるのであれば逃げたり休んだりしても良いものだと個人的には思いますが、中々そうできない人もいますし、環境がそれを許さない場合もありますよね。

そうであれば、「失敗はあって当然で強くなるためのきっかけ」と発想転換して挫折力に変えていくことも大切ではないでしょうか。

 




 

記事の著者紹介
札幌在住のフリーランスです。webコンテンツ作成(サイトや動画作成、webライティング講座など)を中心に活動しています。
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サッカーサイトもやっています☞サカボン

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