SBI Ripple Asiaを騙った投資詐欺に注意

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は「SBI Ripple Asiaを騙(かた)った投資詐欺」についてご紹介します。

仮想通貨の普及に伴い、関連する詐欺案件、詐欺事件も急増しています。

しかも巧妙に実在する団体などを混ぜながら巧みに誘ってくるので、知識を高め注意することが必要です。

SBI Ripple Asiaの活動を騙った詐欺が発生している

仮想通貨の1つであるRipple(リップル)の価格上昇に伴い、「SBI Ripple Asia詐欺」というものが見られる様になりました。

 

SBI Ripple Asia詐欺の内容について

詐欺師がSBIグループの社員だと偽って家庭に訪問し、

『SBI Ripple Asia(リップルアジア)が事務局を務める「国内外為替一元化検討に関するコンソーシアム」が本格的に稼働するため、今SBIに投資をすれば儲かりますよ』

と呼びかけ、「振り込み詐欺」などでお金をだまし取ろうとする手口です。

 

コンソーシアム自体は実際に発足している

この詐欺の性質(たち)が悪い所は、SBI Ripple Asia株式会社は確かに存在する会社ですし、「国内外為替一元化検討に関するコンソーシアム」も42行の銀行が参加を表明して発足している点です。ですので自分で調べても「ああ本当なんだな」と信じてしまう恐れがあります。

しかし、実際に活動は行われます(実証実験は2017年3月を予定)が、SBIは不特定多数の一般個人への投資等は呼びかけていない ので注意が必要ということです。

 

コンソーシアムって何?

ちなみにコンソーシアムとは、「共同事業体」のことです。何らかの事業などを行うために組織や人が集まって協力しあうことを指します。

 

SBI Ripple Asia(リップルアジア)とは

SBI Ripple Asiaとは、Ripple Labs Inc.とSBIホールディングスが共同で、日本を含むアジア地域を事業対象とし、営業を行うという目的で2016年5月に設立された株式会社です。

事業内容は「ブロックチェーン技術を活用した各種フィンテックソリューションの企画、開発、制作、販売、保守、運用、輸出入、およびそれらに関するコンサルティング業務」となっています。

 

国内外為替一元化検討に関するコンソーシアムとは

リアルタイム決済、24時間の決済などを可能にし、日本国内と外国の為替を一元化することや、マイクロペイメント(少額決済:一般的な送金だと手数料の方が高くついてしまう様な金額の決済)なども含めた送金インフラの構築をブロックチェーン技術を用いて可能にするための議論です。

 

SBI Ripple Asiaを騙った投資詐欺に注意:まとめ

今回の詐欺はSBIのHPでも注意が出されていますので、より詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

 

詐欺なのは仮想通貨ではなく、それに付随した案件

ビットコインと同様、リップルにもコインとの交換を謳う詐欺などが複数確認されています。特にリップルは各国の大手銀行や金融業が採用を発表しているため、信頼性を訴えかけてくる手口もあります。

基本的に有名な仮想通貨は取引所で買えますし、自分が買いたい分だけの価格で買えます。

別のものを流行らせたいためにピラミッド・スキーム(ねずみ講・マルチなど紹介者:ダウンを増やす仕組み)などとくっつけて1口〇十万円などでの投資を持ち掛けられた場合は注意が必要です。

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