こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は初心者ブロガー向けに「記事ネタが見つからない、探し方がわからない場合の対処方法」をご紹介します。
「初心者向けブログの書き方・webライティング講座」を行った時に受講者の方から「これから本格的にブログに取り組みたいのですが、記事ネタが見つからない時はどうしたら良いですか?」というご質問がありました。わかります。確かにブログ作成やサイト運営を続けていくとぶち当たる壁の一つですよね。
ブログの書き方講座などでよく言われる(自分もよく言っている)、「ユーザー(読者)の求める内容で記事を書こう」に対して、「そんなに浮かばないよ!」と思われても何ら不思議ではありません。そこで今回は私なりの対策・解決方法をお伝えしたいと思います。
記事のネタを探す前にアバウトネスを決める
まずは記事のネタを闇雲に探す前にアバウトネスを決めることが大切です。
と言っても「アバウトネスって何?」と思われる方も多いと思うので、そちらを先に説明します。
アバウトネス(aboutness)とは「何について発信しているのか」という主題のことです。
- 「このブログは○○について書いている」
- 「このサイトに来れば○○の情報が得られる」
というように自分なりのアバウトネスを決め、何についての記事を書くのか大枠のテーマを決めることが大切です。
記事作成を始める時の一般論として、「不特定多数に向けた日記の様なネタは誰の心にも響かない、興味をもたれない」というのがあります。
「え? 芸能人は特別でもなんでもない日常のことを書いてアクセス数を稼いでいる人もいるけど?」と思われるかもしれませんが、それはその人たちには「ネームバリュー」、つまり「その人(が書くこと)について知りたいと思わせる需要」があるからです。
もしあなたがそういう需要をお持ちであれば、ネタの吟味よりも更新頻度に力を注いだ方が収益につながりやすいです。
しかし、そういう「特別な才能」を持っているケースはそうそうないですよね。
ですからまずテーマ(方針・主題)を決めて絞り込みをすることで、特定の相手に向けた内容が発信できます。そうすると一定の需要が生まれるので記事も書きやすくなりますし、ネタを広げやすくもなります。
記事ネタをテーマから連想されるものから膨らませる
テーマが決まった後は、そこから連想されるもので記事ネタを増やしていけます。
と言っても最初は多くても十数個くらいではないでしょうか。
ではそこから更に記事ネタを増やすにはどうすればよいでしょうか?
解決策の1つとして「マインドマップ」の作成をご紹介します。
マインドマップとは
下の図をご覧ください。大元から関連した内容が枝分かれになっています。この図のことをマインドマップと言います。
今回は思いつきで「生活改善」をテーマとしてマインドマップを作成してみました。
ご覧のように、思いついたものを色々と書き出しマインドマップを作成することでテーマに関連したネタが明確になり、そこから記事のネタになりそうなものが色々と見つかりますね。
ブレインダンプ:思いついたものを色々と書き出す
書面に自分の考えを全て書き出す方法を「ブレインダンプ」と言います。
上記のようにブレインダンプしたものをマインドマップに当てはめていくと記事ネタになりそうなテーマをどんどん見つけていくことができます。
ちなみにマインドマップを作るのに手書きが面倒な人は、「マインドマップ」で検索すると作成用のソフトがいくつか見つかります。ちなみに上の図はXmindというソフトを使用しています。
記事ネタを「悩みの解決」か「楽しさ」から見つける
人が何かを検索する場合、その先にあるのは不満・不安の解消といった「悩みの解決」か、何か面白そう・話題になりそうといった「楽しさ」のどちらかであることがほとんどです。
ですから記事ネタも「悩みの解決」か「楽しさ」のどちらかから考えると見つかりやすいです。
例として、先ほどのマインドマップでは親テーマである「生活改善」から、「悩み」「その解決方法」「楽しさ」と3つ枝分かれさせました。
ではここから「悩み」の部分を見ていきましょう。
「テーマ:生活改善」に対する「悩み:不満・不安」から記事ネタを考えてみる
「生活改善」と聞いて思い浮かぶ悩みはなんだろう?
そう考えた私はまず「生活習慣」「料理」「お金」という子テーマに枝分かれさせました。
そこから更に生活習慣なら「睡眠」「食事」「家族」「恋愛」「趣味」…と孫テーマを広げていきました。その他の子テーマについても図に示した通りです。
また、図には書かなかったですが、「何故改善しなければならないか?」など、別の孫テーマでも記事ネタは広げられますね。
記事ネタをテーマが近い同業他社・ライバルの発信内容を調べて見つける
自分が選んだテーマと同じか似た様なテーマで書かれたサイトはいくつもあるはずです。
こうした自分にとってのライバルが発信する内容をチェックすることで自分が気づかなかった記事ネタや応用できそうなものが発見できます。
もちろん丸パクリしてもあなたのサイトの評価が落ちるだけなので、オリジナリティを出せる様に文章は工夫しましょう。
記事ネタをテーマとトレンドを合わせて作る
記事ネタはテーマとトレンドを掛け合わせて作ることもできます。
トレンドとは今世間で流行っているもののことで、アクセスを伸ばすのに良い記事ネタになります。
例えば「googleトレンド」を使えば今世界で注目されているキーワードを色々調べることができます。
こうして見つけたワードとあなたのテーマを上手く掛け合わせることができれば注目されやすい記事ネタを作ることができます。
あらゆるものが記事ネタになる
「記事ネタ 探し方」と検索すると専用のツールやサイトが紹介されていたりしますが、それ以外にもあらゆるものが記事ネタになる可能性を秘めています。
例えばあなたが普段使っているツイッターやFacebookなどのSNS、よく見るサイト、本や新聞、テレビ、友達との会話、今日あなたが体験したこと、これらはいくらでも記事ネタになりえます。
大切なのは自分が「あ、これを書いたら面白いかも」「人の役に立つかも」とポジティブに取り組めるかどうかです。
「ああ、もう数日記事更新できてない。どうしよう、やらなきゃ」と義務感にとらわれていては良い記事は書けません。これは実際に私が日々痛感していることです。
記事ネタがない、探し方がわからない人向けの解決方法:まとめ
ではおさらいです。
・何について発信するかテーマを決める
・テーマから連想されるものをマインドマップなどで膨らませて記事ネタにする
・あらゆるものが記事ネタになると心がけて積極的に探してみる
そして何よりも大切なのは「実際に書こうとする」。これに尽きます。
頭の中で考えをまとめようとするばかりでは記事作成は進みません。とりあえず机(投稿画面)に向かってみて、「タイトルを書いてみる」「自分が書きたいことをググって(検索して)みる」など、手を動かしてみることをお薦めします。
お互いに良い発信ができるよう頑張りましょう!
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