今回は目的(=稼ぐ方法)に合ったブログの書き方についてコンテンツライティングとセールスライティングをご紹介します。
人によってブログを書く目的は様々ですが、ここではブログでどう稼ぐかという目的に対して、その方法やそれに合わせた書き方・例・コツを解説していきます。
具体的には先ほどご紹介した次の2つです。
- コンテンツライティング
- セールスライティング
こう書くと何だか難しそうと思われるかもしれませんが大丈夫です。
htmlタグやCSSなどの技術的な話だったり、被リンクをとにかく集めて~といったテクニック的な話だったりではないので、ブログ初心者の方でもご安心ください。
✔少しずつでも稼ぎたいので上手なブログを書けるようになりたい人
✔ブログを始めたけど文章を書くのが苦手なので読まれるブログの作り方を知りたい人
・楽してすぐに稼げる手段を探している人
・アフィリエイトで月100万円稼げる方法が知りたい人
ブログで稼ぐには方法に合った書き方が重要
ではまず初心者でも始められるブログで稼ぐ方法や種類をご紹介します。
大まかには次の2つです。
- クリック報酬型広告:広告のクリックに対して報酬を得る方法
- 成果報酬型広告:ASPなどを通じたアフィリエイト(商品の購入やサービスへの申込み)に対して報酬を得る方法
実はこの他にも
- ECサイト:自社・自分の商品やサービスをサイト上で販売して報酬を得る方法
- ブログ記事の販売:noteなどで記事そのものを売る
という方法もありますが、レベルが高いと思うので割愛します。
もしやりたい場合は、下記のライティングの方法を読んでから、内容に応じてどちらが良いか(もしくは両方を使うか)選んでください。
どの稼ぎ方を選んだとしても、より成果を出すためには、それぞれに合ったライティング(=ブログの書き方)をしなければなりません。
では順番に詳しく解説していきます。
コンテンツライティングとは
コンテンツライティングに決まった定義はありませんが、ここでは『コンテンツ(=サイトの記事など)を、その内容を求めているユーザー及びGoogleのbotにきちんと伝えるための書き方』という意味で使います。
いわゆるSEOの1つですね。
また、後ほど紹介するセールスライティングとの違いを理解しやすいように、区別する意味でも使います。
このbotが『この記事はユーザーのニーズに応えているな』と判断すると検索結果の上位に表示されやすくなります。
コンテンツライティングの例
具体的なコンテンツライティングの構成の例は次の通りです。
- タイトル
- 見出しの文:何について書いているか
- 結論:この記事が伝えたいこと、読むとどうなるか
- 説明:詳細を解説したり、体験談や感想を交える
- まとめ:振り返りや補足があれば加える
アドセンスならコンテンツライティングが向いている
アドセンス・nend・i-mobileなどのクリック報酬型の広告を記事に貼って収益を得る場合はコンテンツライティングが適しています。
何故ならこれらの広告は記事の内容や、ユーザーが訪れたサイトを分析した結果、人によって違う広告が表示されるからです。
そのため、どんな広告が表示されているかを考える必要はなく、ユーザーの疑問や悩みを解決する内容の記事をわかりやすく書いていくことが大切です。
クリック報酬型で稼ぐ場合、1クリック当たりの単価は数円から数十円と高くないため、とにかくたくさんの人(=アクセス)を集めてその広告が表示される必要があります。
その記事がより多くの人に読まれれば、その分、広告に表示された商品やサービスが必要な人の目に留まる回数も増えてクリックする人も増えるので収益に繋がるというわけです。
自分で良い記事を書いたなと思ってもユーザーにまず見られなければ収益にも繋がりません。
なので、記事の構成を考えたコンテンツライティングが必要になるのです。
コンテンツライティングについては以前、ブログ初心者向けに自分がブログの書き方講座を行った時の体験も踏まえてより詳しく書いたので、知りたい方は下記の記事もご覧ください。
セールスライティングとは
セールスライティングとは、商品の購入やサービスの申し込みなど、ユーザーの行動を促す文章の書き方を意味します。
セールスライティングの例
具体的な例としては次のような書き方になります。
- 問題提起
- 問題の原因を明示(場合により不安を煽る)
- 問題が悪化するとどうなるかなどをイメージさせる
- 問題解決の方法=商品を紹介
- 何故その商品が良いか深掘り
- 使用者の感想や自分の体験談で安心感を与える
アフィリエイトならセールスライティング
アフィリエイトのように、特定の商品を紹介する場合はコンテンツライティングではなくセールスライティングが必要になります。
なぜなら商品を紹介することが最終的な目的ではなく、商品を買ってもらうことが目的だからです。
例えば1件成約で1,000円の商品をアフィリエイトするとして、月間で10000pv集まる記事を書いても、一人も購入してくれなければ収益は0です。
一方で100pvしかない記事でも10人が購入してくれれば1万円の売上になります。
もちろん、より多くの人に読んでもらうことに越したことはありませんが、このように成果報酬型では特定の人に刺さる(=心に響く)文章を書く必要があります。
つまり文章で商品の魅力を伝えることが重要になります。
今の時代は『良い商品』と呼ばれるものは溢れかえっているので、質を良くしただけでは売れません。
- その商品でなければいけない理由
- 他の類似商品を選ぶよりも良い点
- 商品を実際に使用した人の感想や評判
こうしたベネフィット(=恩恵)を顧客となる記事の読者に伝えなければなりません。
そこで必要になるのがセールスライティングです。
ブログの勉強におすすめの本
ブログが上達するための本はたくさんありますが、次に紹介するブログのライティング本は漫画と解説文という形式なので勉強しやすく分かりやすいかと思います。
なお、他のサイトでも書籍はよく紹介されていますが、リンクを貼っているだけの場合も多いので、内容を紹介しますね。
沈黙のWebマーケティング・沈黙のWebライティング
「沈黙のWebマーケティング」と「沈黙のWebライティング」の2種類があり、Webライティングの方は続編です。
漫画に抵抗がなく『文字ばかりだと読むのが辛くて頭に入らない』という方に向いています。
2つの本では次のような話が展開されます。
- 沈黙のマーケティング:オーダー家具屋「マツオカ」に起きたサイトやブログのトラブル
- 沈黙のWebライティング:旅館「みやび屋」に起きたサイトやブログのトラブル
これらの事件を、世界最高のWebマーケッターである主人公の「ボーン・片桐」が解決していくというストーリーです。
ブログ・サイトで成果を出すために必要な要素が誇張して(=面白おかしく)描かれています。
例えば、「人の心に響く文章を書くべきだ」という主張とともに「エモーショナルライティング!」と必殺技を出すかのように書かれています。
個人的に好きなシーンは、キーボードが壊れてもう駄目だと周りが騒ぐ中、
- 『まだ手はある!』
- 「あれは!?」
- 「音声入力!」
と凄いことをするかのような表現をしているところです。
ちなみに音声入力は無料のGoogleドキュメントだと認識も良く、マイクさえあれば文章が書けますよ。
絵と図でわかる 初心者がブログでコツコツ稼ぐ方法
宣伝になりますが、私がAmazon Kindleにマンガ(+文章)という形で出した電子書籍です。
ちなみに無料(0円)です。
無料Kindleアプリでスマホからもご覧いただけます。
全18ページと短いので簡単に読めます。
こちらはブログを書く前の事前準備をメインに書いていて、具体的なライティング方法は巻末の資料として載せています。
『ここに書いてあることは難しいなあ』と感じた方におすすめです。
まとめとおさらい
それでは今回のまとめとおさらいです。
- ブログで稼ぐにはコンテンツライティングとセールスライティングの使い分けが重要
- 『ハウツー(How to)』や『知識』など、ユーザーの悩みや疑問を解決する内容の記事ならコンテンツライティング
- 記事の中で製品やサービスなど商品を売るならセールスライティング
少々長くなりましたが、これから初ブログを書くという人の参考になれば幸いです。
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