ブラック会社:客の話は聞いても社員の話は聞かないコールセンター

※特定の業種・業界・及び企業や個人を誹謗中傷する意図はありません。予めご了承ください。

画像:コールセンター

(画像:poxabayより引用)

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は、K君の前職である「コールセンター」がブラック企業だったお話をご紹介します。

聞けば聞くほど理不尽で不可解なことばかり出てきます。

もちろん全てのコールセンターがこうだとは思いませんが、中にはこのようなブラックな職場もあるんですね。

コールセンターなのにヘルプがない職場とは

コールセンターと言えば、問い合わせてきた人をサポート・ヘルプする仕事ですが、社員に対してはまた別の様です。

K君の上司はどうやら自分が気に入っている人以外は認めたくない性格の女性でした。

 

その職場は社内の連絡にメールを使っていたのですが、ある日K君がメールを確認しようと席に座ろうとすると、その上司が

「何かパソコンの所に座らなきゃ出来ない仕事ある? 無いよね。立ってろよ(周りのヘルプでもしてろよ)」

※女性です。この口調で言われたそうです。

 

そのメールは重要事項が書かれていましたが、K君は確認することができませんでした。

当然、その後ミスが起こります。知らないのだから当然です。そのミスに対して上司は

「何でメール見ない?分からないなら聞くのが当然でしょ?」

…貴女がメールを確認させてくれなかったんじゃないですか。

 

漫画「BLEACH(ブリーチ)」に出てくる

「剣を持てばお前を抱き締められない 剣を持たなければお前を守れない」

も真っ青な二律背反です。

 

 

先輩もヘルプどころか最低限の指導もしてくれない

困ったK君は先輩に相談します。しかしその先輩は上司のお気に入りメンバーの一人でした。

 

K君に対し先輩は

「俺は仕事教えないから。定時内は仕事あるし、残業して教えるなんてそれこそ無駄だし。」

誰もK君を助けてくれません。どこに電話をしたら彼を助けてくれるのだろう…

 

元々K君はその職場に入る前もコールセンターで働いていてその知識や経験を買われての転職でした。

しかし、その職場は刻一刻と正解やルールが変わります。それなのにそれを誰も教えてくれないし、ミスをすれば怒られる。なんて理不尽な職場なのでしょうか。

 

改善の余地はまるでない社風

それでも何とか良い職場にしていこうと奮闘するK君。ある日、業務改善の提案を行いました。

すると返ってきた言葉が

「それは誰かに指示された? されてないよね? 何無駄なことしてるの? 何考えてるの?」

…仕事について立派に考えたんだと思いますが。

 

流石に会社的な問題となりそのコールセンターの閉鎖が決まる

行き場とやり場ををなくしたK君は数年の後に退職し、その後(その間も)他の人も次々辞めていきました。

その後も離職率は上がり、流石に本社も調査に乗り出した結果、その職場は地方に複数ある支店で1番業績が良かったにもかかわらず閉鎖が決まったそうです。

次は健全な職場になることを願うばかりです。


補足:ブラック企業とは

1.従業員に対して長時間労働や低賃金といった法定を無視した劣悪な環境・条件での労働を強いる企業

2.元々の意味は反社会的団体と関係のある企業

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