2020年2月14日(金) 22:01にAmazon.co.jpとなっている宛名から「あなたのアカウントは一時的にロックされています」というメールが届きました。
本物らしいデザインと大きく書かれた文字に一瞬驚きましたが、結論からいうとこれはフィッシング詐欺です。
他にも同じメールが届いて騙される人がいなくなるように詳細を画像と共にご紹介します。
また、公式のAmazonの注意喚起も合わせてご紹介します。
「あなたのアカウントは一時的にロックされています」というメール(画像で紹介)
次の画像は実際に私のアドレスに届いた詐欺のメールのスクリーンショットです。
大文字でいきなり表示されるとドキッとしますよね。
しかも宛名にも本文にもAmazon.co.jpという文字が入っている用意周到さです。
しかし、間違っても「アカウントを更新する」というボタンをクリックやタップしてはいけません。
アカウントを更新するのリンク先は当然Amazonと無関係
ボタンのリンク先を調べたら次のように全くAmazonとは関係のないサイトになっていました。
https://jpapna-ndezzou-*************
宛名はAmazon.co.jpになっているがアドレスは全く別物
宛名もAmazon.co.jpと表示されていますが、アドレスはアマゾンとは無関係のものです。表示が偽装されているので要注意ですね。
gmailでアマゾンのラベルを作っている人は要注意
ちなみに本文の最後にあるAmazon.co.jpだけは本物のアマゾンのリンクです。
これのせいで迷惑メールに振り分けられませんでした。
私はアマゾンからのメールはラベルで振り分けてフィルタリングしているのですが、その場合は次のように表示されます。
アマゾン公式の注意喚起
本物のアマゾンではヘルプ&カスタマーサービスというページでフィッシング詐欺に対する対策や対処方法を紹介しています。
もし上のリンクから飛ぶのが怖い方は、「Amazon公式のメールアドレス」とグーグルで検索すれば、おそらく1番上と同じ、公式のページが表示されるのでそちらをご利用ください。
もし、私が受け取った詐欺メールとは違う内容でも「あれ? ひょっとして詐欺かも?」と思ったらぜひ公式のサイトでご確認ください。
「読点:、」が「コンマ:,」になっているメールは注意
怪しいメールかどうかを見分ける方法の1つとして、読点:「、」がコンマ(カンマ):「,」になっているのに注目するという方法があります。
他にも句点:「。」がピリオド:「.」になっている場合もあります。
上のアマゾン詐欺のメールでも「お客様各位」と「敬具」の後ろがコンマになっていますし、「ありがとうございました」の後ろがピリオドになっています。
一般的な日本語ではこのような書き方はしませんよね。
100%見極められるとは限りませんが、これは中国系の悪徳業者がやりがちな特徴です。
そもそも「敬具」と結ぶなら「拝啓」とセットで使うのが一般的ですね。
まとめ
詐欺の手口もどんどん新しいものが現れ、巧妙になってきます。
特に今回のように普段使うサイトを装った詐欺だと騙されやすいですが、ちょっとでも怪しいなと思ったらまず1度落ち着いて確認したり調べたりしましょう。
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