雪や氷で滑る危険な冬の路面は靴底や歩き方を対策して転倒防止!

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は冬期間に雪や氷で凍った道を歩く時の方法として、「靴底」や「歩き方」による転倒防止についてご紹介します。

氷で滑っている人のイメージ画像

(画像:Teaching Othersによる自作)

私は札幌在住なので札幌を中心にお話ししますが、例えば東京などでも雪の予報が年末にかけて出ていたりします。2018年は東京でも4年ぶりに積雪が20センチを超えスリップ事故も多発しました。

降雪が当たり前ではない地域にとっても参考になるかと思います。

雪や氷による転倒対策:雪国の冬靴について

まずは雪や氷による転倒対策として、雪国の冬靴をご紹介します。

冬でも雪が降らない地域の方には馴染みが薄いと思いますが、歩くのに困難な冬の雪道・アイスバーン対策として、靴底(靴の裏側)に加工が施された冬靴がシューズショップに売っています。

スポーツシューズや長靴だけでなく、ビジネスシューズも冬仕様になっています。

また、靴の修理屋さんでは夏靴の裏に滑り止めを貼り替えるサービスを行っています。

 

安く靴底対策をしたい場合は自分で靴底を冬仕様にできる

ただ、冬靴を買うにしても滑り止めを貼るサービスにしても、そこそこのお値段がします。お店に頼むとだいたい冬用前貼りで1足2000円前後くらいです。

そこで「できれば安く済ませたい」という方には自分で靴底を冬仕様にする方法があります。

例としては

  • 靴にひっかけて使う 「滑り止めバンド」
  • 靴底に貼る 「スノーパッチ」

などがあります。

 

靴底対策:転倒防止の滑り止めバンド

滑り止めバンドは靴屋さんですと一足分が1,500~2,000円前後で売っています。

 

北海道の番組に来た、東京でご活躍される芸能人の方が番組内で買っていたりしますね。

ファイターズの清宮選手のモノマネをしているリトル清宮ことお笑い芸人の「ジャンふじたに」さんが買っていたシーンを見たことがあります。

 

靴底対策:スノーパッチ

「革靴にひっかけるのは見栄えが気になる…」という方はスノーパッチの方が良いかもしれません。

実際に私が買って使っているものをご紹介します。

靴屋さんで一足分が1,200円。ホーマックでは1,000円でした。

スノーパッチ

 

中身は以下のものが入っています。

  • 前貼り:2個
  • 後貼り:2個
  • 接着剤
  • 紙やすり

 

スノーパッチ

 

パッチの裏はシールになってはいるのですが、はっきり言って雪道には役に立ちません。すぐに剥がれます。

 

スノーパッチ

実際に貼るとこんな感じになります。

 

スノーパッチの注意点

一見良さげですが、スノーパッチには以下のような注意点もあります。

 

スノーパッチを当てても滑る時はある

滑りづらい様に加工はされていますが、万能ではありません。

 

接着剤でもスノーパッチが剥がれる事もある

靴屋の店員さんに確認しましたが、スノーパッチを貼る時は靴底の素材よりも「表面が平らかどうかが重要」です。平らじゃないと隙間から段々スノーパッチが剥がれてきます。接着剤についても同梱されているものより強力なものを使った方が良いかもしれません。

 

スノーパッチを適切な場所に貼らないと歩く時に違和感がある

スノーパッチの分、高さが出るので最初は貼った後しばらくは違和感があると思います。ご自身の歩きに合わせて適切な場所に貼らないと違和感が続くので、貼る時は注意しましょう。

 

北海道・札幌の冬事情

11月も下旬になると札幌は既に冬景色です。

札幌の冬景色・昼

 

大通公園では夜になると数千個の電球が彩る様々なイルミネーションが楽しめる「さっぽろホワイトイルミネーション」が開催されていて大勢の観光客が訪れていたりもします。

大通公園:さっぽろホワイトイルミネーション

しかし雪国に住んでいる方なら実感していると思いますが、冬というのは良い事ばかりではなくなかなかにやっかいなものなのです。

特に雪道では足を取られ、場所によっては1m以上の積雪で歩くのも一苦労です。更に気温によって雪が氷になると転倒の恐れも増します。とにかく滑って歩きづらいのです。

 

雪道・氷道での歩き方

一般的な歩き方としては「かかとから地面に着けた後、小指の付け根から親指の付け根(拇指球=ぼしきゅう)へと体重移動していく」というのが基本に対し、

滑りやすい雪道・氷道での歩き方「ペンギン歩き」のように歩幅を縮めて体重を一度に乗せるようなイメージで足を下ろし、足首を使ってペタペタ歩くようにすると滑りづらいです。

雪国育ちだと意識しなくても自然とそういう歩き方になる場合が多いです。

 

冬の路面は危険!雪、氷で滑る…靴底対策で転倒防止:まとめ

今回ご紹介した「滑り止めバンド」「スノーパッチ」「歩き方」以外にもこんな雪道・氷道の対策方法があります。

靴底対策の裏技:絆創膏を貼る!

これは昔に情報番組(めざましテレビ)で紹介されていた方法ですが、靴底に絆創膏を貼るだけで転倒防止に一定の効果がある様です。素材の塩化ビニルに摩擦の効果があるためです。

その番組ではそれぞれ絆創膏を靴底に「貼った時」と「貼っていない時」で、アクリル板に水を流し傾斜をつけた所を登る実験とスケートリンクでの実験を行っていましたが、どちらも張った時の方がグリップ力がありました。消えていなければyoutubeに動画があると思います。

 

靴底対策の裏技:100均にある「すべり止めシート」を貼る

本来は地震対策に棚の物を落ちにくくしたり、カーペットや絨毯(じゅうたん)を滑りにくくするシートで裏がシール状のものが100均などにあります。これを靴の裏に貼ると意外と滑りづらくなります。

ただし、シール状のものは薄いので数日凌ぐ程度にしか使えません。

普段は雪があまり降らない地域が突発的に大雪に見舞われた場合などではその場しのぎになるかもしれません。

 

最後に、ご旅行などで雪が多い地方に行かれる方も多いかと思います。くれぐれも怪我のない様に事前準備をしてほしいものです。

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