こんにちは。今回はライフハックと言うかGmailの小ネタとして、画像や動画などのデータをメール送信しないでスマホからパソコンに送る方法をご紹介します。

どちらかと言うと、Gmailにあまり慣れていない方が対象の内容になります。
簡単な方法なので誰でも知っていると思っていたのですが、意外と周りの人が知らなかったので記事にまとめました。
なお、パソコンのデータをスマホで使いたい時も同様の方法でできます。
なおGmailは2019年現在、送信:25MB、受信:50MB というデータ容量の制限があるためスマホ→パソコンの場合、25MBを超える時はできません。
- 以下、グーグルアカウントを持っていてGmailが使える状態であることを前提に話を進めます。
- ブラウザはChromeを使います。
データ送信方法:Gmailを同じアカウントで同期する
結論から言うと、その方法とはGmailをスマホとパソコンで同じアカウントを使って同期することです。
こうすると下書き保存したメールを両方のデバイスで共有することができます。
具体的な方法:
- スマホのGmailアプリでメールを新規作成する
- 違うデバイスに送りたいデータを添付する
- そのまま下書き保存する
- 同期したアカウントを使って見たいデバイス(今回だとパソコン)でGmailを開く
- 下書き保存したメールからデータをダウンロード(保存)する
画像を使って手順を解説
文章だとイマイチよくわからないという方のために画像を使って順番に説明しますね。
1.スマホのGmailアプリでメールを新規作成する
ここは大丈夫だと思いますが念のため。
スマホのGmailアプリをタップして、画面の右下にある「+」マークをタップしてメールの新規作成をします。
2.違うデバイスに送りたいデータを添付する

スマホのGmailに25MB未満のデータを添付します
上部にあるクリップのマークをタップして、パソコンに送りたいデータを添付します。
メールの題名は自分が後からわかるようなものにしておくと良いでしょう。
ここでは「テスト」にしています。
3.そのまま下書き保存する
データを添付したらそのまま下書き保存します。
右上の「︙」(三点リーダ:縦に点が3つ並んでいるマーク)をタップして「下書き保存」をタップします。
なお、データを添付しただけだと次の画像のように下書き保存がグレーでタップできない時があります。
下書き保存のボタンが押せない:
こういう時は、左上の「←」(戻るボタン)をタップすれば下書きされるので大丈夫です。
これでスマホでの作業は終了です。簡単ですね。
4.同期したアカウントを使ってパソコンでGmailを開く
続いて先ほどのスマホと同じアカウントでパソコンからGmailを開きます。
左の欄にある「下書き保存」をクリックすると先ほど保存した「データを添付したメール」があるはずです。
もしなければ上部にある更新ボタンを押しましょう。
そのメールをクリックすると上の画像のように開くので添付したデータをクリックしてダウンロードします。
これでパソコンからもこのデータを閲覧、編集できます。
この方法が何の役に立つのか
例えば私の場合だと、記事を書く時のためにスマホで撮ったスクリーンショットなどの画像をパソコンで使いたいというケースがよくあります。
この時、いちいちメールを送信するとデータ容量によっては時間もかかります。
更に、メールが受信ボックスに入るので数日後に確認する場合、探すのに手間取ることもあります。
しかし下書き保存に入れておけばすぐに見つけられるので効率が良いのです。
ブロガーさんにはオススメです。
Gmailの同期の方法
普段スマホしか使っていない人は「Gmailの同期ってどうやるの?」という疑問を持つかもしれないのでそちらも解説します。
ブラウザ Google Chrome(グーグル クローム)を立ち上げ、グーグルのページに行くと、右上にアカウントを追加できる所があります。
既にログインしている場合はアカウント名の頭文字や自分が選んだ画像のアイコンが表示されています。
そこをクリックすると「アカウントを追加」というボタンがあるので、スマホのGmailを使っているアカウントの「メールアドレス又は電話番号」「パスワード」を入力してログイン状態にすれば、アイコンの左横にある「Gmail」という所からスマホと同じGmailが開けます。
後は以下の手順で同期されているか確認します。
手順:
- スマホでGmailアプリを開く
- 左側にある「≡」(メニューボタン:横に三本線のボタン)をタップする
- 下の方にある「歯車ボタン:設定」をタップする
- 複数のメールアドレスを使っている場合は設定したいアドレスを選ぶ
- 下の方にある「データ使用量」の欄にある「Gmailの同期」にチェックを入れる
その他、Gmailに関してわからないことがある時は 公式のGmail ヘルプ(外部サイト) を利用すると良いでしょう。
まとめ
それでは今回のまとめです。
余談ですが、「林先生が驚く初耳学」でCIAの職員の恋人同士が2人で1つのアカウントを共有して、この下書き保存を使って情報を漏洩せずにやり取りをしていたという話が紹介されたことがあります。
何事も物は使いようですね。
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