【この項目の概要】
前回:ネットビジネスとは①「初心者向け・基礎知識編」 の続きです。
引き続き実情がまだ周知されていなく、偏見も多いネットビジネスについて
専門用語をなるべく省き、基礎からわかりやすく解説していきます。
今回は、「何もしないで簡単に」「たった10~30分の作業で〇万円」など甘い言葉での勧誘がなぜ続くのか?
本当に儲けている人はいるのか?といった疑問について解説していきます。
- 「たった10分の作業で〇万円!」副業・副収入…そんな広告を見たことありませんか?
- 何故そんな「1日10~30分の作業で」系の広告がなくならないか
- 詐欺とそうじゃない情報はどうやって見分けるのか
- 本当に「ほとんど何もせず」稼いでいる人はいるのか?
「たった10分の作業で〇万円!」副業・副収入…そんな広告を見たことありませんか?
例えばネットをしていて↓こんな画像↓を見た事はありませんか?
※僕が作った例なのでクリックしてもどこにも飛びませんよ 笑
こういった画像がFacebookやtwitterを始め、ネットの至る所で見られます。
ひょっとしたらあなたも見たことがあるかもしれませんね。
こうした画像はお金を払って出稿している広告です。
クリックするとどうなるかと言うと、序盤にそれっぽい雰囲気を漂わせる話を文面か動画で行い、内容の確信が近づいたら「ここから先を知りたかったら有料ね」と商品を案内します。
大抵数十万とかの高額です。
僕も「一体どうやって客を掴むのか」興味があったので、試しにある無料案内動画を観てみたら、60分間、雰囲気トークだけして一切内容がわからないまま終わってしまい苦笑した事があります。
ちょっと質が良い所だと、無料で何かそれなりに使える教材などをくれ(フロントエンドと言います)、後々に本来売りたい商品を提示します(バックエンドと言います)。
実際に有益な情報を販売している所も、全く使えない情報を高額で売っている悪徳業者も、
文面は異なるものの手法はだいたい同じため、一緒くたに詐欺扱いされてしまう事が多々あるのが現状です。
たまにtwitterでこの手の広告を見るとリプライが誹謗中傷、罵詈雑言で埋め尽くされていたりします。
みんな、どれも怪しく、胡散臭く見えてしまうんですね。
何故そんな「1日10~30分の作業で」系の広告がなくならないか
答えは簡単。一定の効果があるからです。
バブルを経験していない、むしろ不況・格差社会の中で生まれ育った今の30代以下には中々この手の広告は響きません。
ですが、バブル真っ只中を経験した40代以上は比較的引っかかりやすい様です。
また、ネットビジネスを真面目にこなしている人は「早く成功したい!」という思いからつい色々な教材に手を出してしまう傾向にあります。その結果「ノウハウコレクター」になってしまう人も少なくありません。
詐欺とそうじゃない情報はどうやって見分けるのか
情報商材レビューサイトも鵜呑みにはできない
この手の情報商材をレビューしているサイトがいくつもありますが、無料部分だけ見聞きしてちゃんと中身を調べていないなと思う所も多々あります。
また、適当に怪しそうなものを【詐欺】と言う事で自分のサイトのアクセスを伸ばそうとする狙いを持っている人もいるので、注意が必要です。
もし気になる情報商材があるのであれば、すぐ買う前に複数の様々な判断材料を多く集めることです。
そうした上で結局最後は「自分で」買うかどうかを判断するしかありません。
本当に「ほとんど何もせず」稼いでいる人はいるのか?
います。今これを書いている目の前に 笑
その方は音楽系の情報サイトを、けっこう昔に立ち上げ長く書き続けていたため、今では月10~万円の収入があるそうです。
やり方次第ではもっと収益が増やせそうですが、何ぶん昔に作ったため更新が手間らしいです。
そして、全く手を付けないとやはり少しずつ収益は下がるとのこと。
「完全な不労収入」を『永続的に続ける』というのはやはり至難の技という事ですね。
ただ、「1日10分」ではないですがネットを使ってのビジネスであれば他にも色々な形があります。
次の項目ではそちらについてお話していきたいと思います。
【書籍紹介】
僕も持っていますが、ネットビジネスで失敗する理由が著者の実体験を基に書かれています(洋書の翻訳版です)。
もしネットビジネスを始めるなら1度は読んで損はないと思います。
この中で紹介されている「ネットビジネスマンが正しい方法をとらずにいたら、時間がいくらあっても足りない【やらなければならない事】」の図はいま至るところで引用されていますね。
次:ネットビジネスの種類…その前に「これはやるな」という方法
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