もしかしたらこんなご経験はありませんか?
- データが突然 消えたのでショックでどうすれば良いかわからない
- 子供の写真やビデオデータを誤って削除した
パソコンを使っているとこうした悲しい出来事が起きることがあります。
このような事体に備えて、今回は パソコンのデータ復旧を自分で行えるソフト:EaseUS Data Recovery Wizard をご紹介します。
WindowsとMacの両方に対応していて無料のお試し版もあるので、データの復旧・復元について知りたい方はぜひご覧ください。
EaseUS Data Recovery Wizardとは
まずは簡単に概要をご紹介します。
EaseUS Data Recovery Wizardとは、EaseUS(イーザス)という会社から出ている 無くなったファイルやフォルダを復元できるソフト です。
- Windowsでは 10/8.1/8/7/Vista/XP、Windows Server 2016/2012/2008/2003に対応しています。
- MacではOS 10.14 から OS X 10.6 に対応しています。
復旧や復元が可能なデータも、画像・音声・動画・ドキュメント(エクセルやPDFなど)・Eメールと様々な形式に対応しています。
また、デバイスもパソコン(ノート、デスクトップ)はもちろん、USB、メモリーカード、デジカメ、MP3/MP4プレーヤーなど多岐にわたります。
無料版と製品版がある
EaseUS Data Recovery Wizard には無料版と製品版の2種類あり、無料版では2019年現在、最大2GBまで無料で使えます。製品版は無制限で使えます。
※ 最大2GBの内訳:元々500MB(0.5GB)まで使えて、Facebook、 Twitterでシェアをすると更に1.5GB追加されます。パソコンからサイトを見ると左側にSNSのシェア用ボタンがあります。
※ ちなみに、1度2GBまで使ってアンインストールした後で無料版を再度インストールしても再び2GB分を使えるようにはなりません。
EaseUSには他の製品もあるのでDLする時は注意
EaseUSでは他にも次のようなソフトがあるので間違えないように注意が必要です。
- EaseUS Todo Backup:イメージバックアップ用のソフト
- EaseUS Partition Master:パーティション編集用のソフト
- EaseUS Todo PCTrans:LAN経由でパソコンのデータを移行するためのソフト
公式サイトで EaseUS Data Recovery Wizard を見る
EaseUS Data Recovery Wizardは安全?
パソコン用のオンラインソフトを紹介するサイトでは「Vector(ベクター)」と「窓の杜(まどのもり)」が特に有名ですが、このソフトはVectorが半期に一度、ユーザー投票等により大賞や各部門賞を選出する『Vectorプロレジ大賞』において、次の賞を受賞しています(いずれも有料のProfessional版)。
- 2015年8月 第24回 バックアップ・復元部門賞
- 2017年9月 第28回 バックアップ&復元部門賞
- 2018年8月 第30回 特別賞
また会社自体は2004年に設立され2019年で15年目と続いていることや、HP上の取引企業に「マイクロソフト」「IBM」「NIKON」「YAMAHA」などの大手が複数 掲載されているので一定の信用になるでしょう。
EaseUS Data Recovery Wizard 無料版と試用版について
上記のボタンから無料版のダウンロード先まで飛べますが、実はEaseUSのサイトには無料版と試用版があるので、後から直接サイトに行く場合はご注意ください。
- 「無料ダウンロード」となっている方が無料版:URLの末尾が「/drw_free」
- 「無料体験」となっている方は試用版で、ライセンスを購入する前に失われたデータを見つけるかどうかを確認する機能のみ:URLの末尾が「/drw_trial」
データを復元する場合は無料版をダウンロードしましょう。
公式サイトで EaseUS Data Recovery Wizard を見る
EaseUS Data Recovery Wizard 無料版の使い方
続いてデータを復元、復旧する方法ですが、基本的には3ステップでできます。
- EaseUS Data Recovery Wizard 無料版をインストールする
- スキャンする場所を選ぶ
- スキャンした中からリカバリーするデータを選ぶ
まずインストールしたら以下の画面が表示されます。
「今すぐ始める」をクリックすると「復元を開始する場所を選択してください」と、スキャンする場所を選ぶ画面になります。
スキャンする場所を選んだら右下の「スキャン」をクリックします。
データの量によって異なりますがスキャンには時間がかかります。予め時間に余裕がある時に行うと良いですね。
スキャンが完了すると、以下のように色々とデータファイルが表示されるので、復旧したいデータを選びます。
「フィルター」や「検索窓」もあるので対象を絞り込むこともできます。
より詳しい使い方を知りたい方は公式のチュートリアルもあるので、合わせてご確認ください:EaseUS Data Recovery Wizardの使い方 (外部サイト)
業者にデータ復元・復旧を頼むといくらかかる?
もしデータ復旧を自分で行うのではなく業者に依頼すると、おおよそ1万円~5万円ほど料金がかかります。
この価格は依頼するお店によっても異なりますし、データの保存をUSBなどの外付けにしていたのか、それともノートパソコンやデスクトップのHDDやSSDにしていたかなど、保存場所及びその状態によっても変動します。
いくつか比較したところ、初期診断費用は無料で上記の金額がかかるというのが大体の相場でした。
まとめ
ノートパソコンやタブレットの普及により外に持ち出して様々な場所で仕事をする機会が増えているのに伴い、データを破損する可能性も増えています。
やはり精密機械なので衝撃やホコリなど様々な原因で突然データが消えることもあり得ます。
また、Windows7のサポートが2020年1月14日で切れることもあり、データの移行を考えている人もいるでしょう。こういう時にうっかりデータを消してしまう危険性も考えられます。
大事な思い出や仕事の資料が消えたら困るし焦りますよね?
そうならないよう、まずは普段からバックアップをとっておくことも大切ですが、万一の場合も慌てずにご紹介したようなデータ復旧ソフトを使えばデータを戻せる可能性があります。
その時になって急に使い方を調べると焦ってしまうかもしれないので事前に慣れておくと良いでしょう。
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