より強調して褒める時に使える「〇〇より●●」 例「本物より本物」
歌、スポーツ、業務など、誰かを褒める場面がある時にただ褒めるよりも「比較」で褒めるとより強調されます。
比較する対象に注意する
しかし、褒めるのが上手ではない人は比較対象を誤ってしまう事が度々あります。
例えば
- 「□□さんより綺麗」
- 「A先輩より頼りになる」
など、身近な人や関係者と比べてしまうと比べられた人は良い気はしません。
そればかりか思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
そこで「本物=芸能人や有名人」など、
- 「その凄さが確立されている」
- 「風評被害に繋がらない」
といった誰も傷つかない存在と比べて褒めると上手く相手を喜ばせられます。
会話での「〇〇より●●」の使い方例
「本物より上手いよね」
凄さが確立された存在、憧れの存在などとの比較してそれよりも上手・できると認める。
「プロよりプロっぽい」
「プロ」という響きがより凄さを強調する。褒める相手が素人であればあるほど響く。
「プロ」というワードに限らず「AよりA」と繰り返すだけで協調できるのが使いやすい。
「機械より正確ですね」
「物」との比較。実際に正確かはさておき、他の人にはなかなかできないというニュアンスが含まれる。
是非あなたなりの上手な褒め方を見つけてください。
余談:「本物より本物」の「本物」「偽物」について
西尾維新さんの「偽物語」と言う作品の中でこの「本物」「偽物」について言及されるシーンがあります。
「本物と それとまったく同じ 区別もつかんような偽物と、どっちのほうが価値があると思う?」
この出題に対し
A「断然本物」
B「等価値」
と答えます。一方で出題者は
「そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だ」(=断然偽物)
と答えます。
偽物語(上)(講談社BOX) 偽物語(下)(講談社BOX)
さて、正解がある問題ではないですがあなたはどう考えますか?
ちなみに僕は、そんな意思を持った本物よりも本物なんてもはや【別物】だと思うしそんなものを作れる人(もしくはそんな風になれる人)は【大物】だと思います。
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