こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
2016.10.13(木)、”PlayStation®VR”が発売され各種メディアで取り上げられています。
そんなVRを体験できるコンテンツイベント「NoMaps Trade Show」が10/14~16の間に札幌でも催されていたので参加してきました。
自分のVR体験などを通して感じた事をお話しします。
VRとは
VRとはVirtual Reality(バーチャルリアリティー)の略で、ユーザーの体に機械を付けたりPCによる操作で人間の感覚器官に働きかけ、まるで現実の様な感覚を与える環境を人工的に作り出す技術の総称およびその体系。『仮想現実』『人工現実感』と訳されます。
以前、日本IBMがSAO(ソードアートオンライン)とコラボして「ゲームの世界をVRで実際に体験できる」という限定イベントを行った事を SAOが実現!? 仮想が現実に並ぶ時代の到来 にて取り上げましたが、10/13(木)にPlayStation®VR(PLVR)が発売され、いよいよ我々一般の人々でも仮想現実を身近に扱える様になりました。
既にプレイ動画がニコニコでも上がっていますし、しばらくこの話題は尽きないでしょう。
VRの体験もできたNoMaps Trade Showとは
NoMaps Trade ShowとはITに関するサービスや技術が体験できるイベントです。
公式HPには以下のように説明されています。
デジタルテクノロジー、デジタルコンテンツを中心として、国内外から時代の先端を走る技術・サービスが集結。新しい技術、新しいサービス、新しいアイディアで道なき道を切り開く人々が交わる、No Maps のコンセプトを体現する展示会です。
No Mapsとは
No Mapsとは「映像」「音楽」「インタラクティブ(ここでは主にITやAI)」の3つを軸に真っ白な地図にその可能性をマッピングしていくというコンセプトの下、様々なカンファレンス・イベント・ワークショップなどを開催する国際コンベンションです。
NoMaps Trade Showはこの一環として行われました(他にも札幌の映画館やライブハウス、商業施設が連携して3日間、映画やライブなど様々なイベントが行われました)。
NoMaps Trade Show等は既に終了したイベントですが、NoMaps自体は他にもイベントを行っていますのでご興味ある方は公式サイトをご覧ください。
NoMaps Trade Showで興味深かった企業ブース
VR体験を期待して参加したのですが、他にも面白い企業ブースが多数ありました。
エムアイセブンジャパン
エムアイセブンジャパンさんのブースでは物を叩くと叩いた部分に反応して音が鳴る仕組みを紹介していました。
同じフライパンでも柄(え)と縁(へり)で音が違ったり不思議でした。
公式HP:エムアイセブンジャパン(外部サイト)
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は言わずと知れた初音ミク・鏡音リン、レンなどを始めとしたVOCALOID(ボーカロイド)で有名な会社です。
ちなみに音声合成技術としてのボーカロイド・ボカロはヤマハが開発したもので商標登録もヤマハがしています。
このブースでは「昔の映像からでも『音』『声』を綺麗に抜き出せる」というソフトが気になりました(実演はありませんでした)。
公式HP:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 SONICWIREチーム(外部サイト)
大日本印刷株式会社(DNP)
大日本印刷株式会社(DNP)さんでは印刷の他にも美術関連のコンテンツビジネスを子会社が行っており、今回は美術品の画像用のパネルを展示されていました。
また、AR(※後述)を使って美術品を除くとその情報が浮かび上がってくるようなディスプレイもありました。アイディアが面白いですね。外国人旅行者に良さそうです。
公式HP:大日本印刷株式会社(DNP)(外部サイト)
ARとは
ARとはAugmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)の略で「拡張現実」と訳される、現実にカメラ等のコンピュータを通して情報を加え、人間が感じられる現実を増やす(拡張する)こと、その技術を言います。
最近では、「ポケモンGO」はまさにこの技術を使って話題になりましたね。
株式会社キッズプレート
株式会社キッズプレートさんのブースではラジコンで動画を360度撮影できる「dolly360」です。実際社員の方が動かしていました。
公式HP:株式会社キッズプレート(外部サイト)
ドローンでは撮影できない場所でも撮れたり、遅い動きの映像が撮影できます。
RICOH THETA
RICOH THETAさんのブースでは手動で撮影者の周り360度が静止画・動画で撮影できるかメラを展示していました。
アマゾンでも既に販売されていますね。
夏にやったBBQで持ってきた人が撮っていましたがみんなから注目されてモテてました 笑
公式HP: RICOH THETA(外部サイト)
実際にVRを体験した感想
写真は友人です。企業ブースでもVRが体験できました。中世のヨーロッパの様な風景が見られました。
特設ブースでは4種類の作品が上映されていました。
新劇の巨人(5分程度)、GANTZ:O(5分程度)、攻殻機動隊(15分程度)が各600円、ももクロのライブPV(1分程度)は無料でしたが、攻殻は予約で埋まっていて、他のもちょっと待ち時間が必要だったのと、この後の予定もあり他のブースで体験もできたので、ももクロのだけ観ました。
これが思いのほか凄かったです。そのライブ会場にいる様な感覚!
体や首を動かして自分が向いた方向にちゃんと見えている映像が360度見えます!
ゲーム作成に携わっていた知人が言っていたのですが、「恐らくここで使われている映像は1視点からの映像だけど、これからのゲームに使われるのは2つの視点からの映像で、これは本当に臨場感とかが凄い」とのこと。今回のでも驚いたのにもっと凄いのがゲームに使われたら本当に現実世界に帰ってこられなくなる人が続出するんじゃないかと少し心配です 笑
VR体験をNoMaps Trade Showでしてきました:まとめ
普段の生活には無い体験をするのは、色々なアイディアが思いついたり、新たな発見があったりと今の自分を拡張するのに良い刺激を与えてくれます。
また、これから世の中で流行っていくものを人より先に知れたらそれを使ったビジネスを考えられたり、それ自体の使い方を教える事ができたりといった先行利益もあります。
そしてそういったチャンスというのは意外と身近にあったりします。
もし、あなたが現状に不満があり、ちょっとでもいいから変化を欲しているなら色んなイベント・人の集まる会に参加してみる事をお奨めします。その際は「興味はあるんだけど行くか迷う」くらいのイベントがきっと「行って良かった」となるはずです。
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