VUCAワールドへの対応策:占いもバカにできない!?

一昔前と違い、予測や計画が立てづらくなった現代の社会経済環境。

この複雑かつ曖昧な状態を『VUCA』と言います。

今回はVUCAワールドへの対応策などについて、「占い」に対する持論も交えながらお話しします。

各企業のVUCAへの対策・対応方法

日経ビジネス5月9日号でもVUCAが特集され、各企業のVUCAへの対策、対応方法が紹介されていました。

ざっと紹介すると以下の2つです。

  • 長い会議をしない
  • 即断即決の意思決定

順番に解説します。

長い会議をしない

会議に費やす時間を減らしたり、会議の回数を減らす工夫をしています。

  1. 重要な投資であっても判断は10秒 … イーロン・マスク 米テスラ・モーターズCEO
  2. 現場レベルの会議は四半期に2回 … グーグル
  3. ある企業では調査の結果、年30万時間も会議に費やされている

即断即決の意思決定

以下の方法などで判断するまでの時間を短縮化しています。

  1. 人工知能に任せる …日立・ソフトバンク etc
  2. 独自ルール … オムロン:2つの数値で進出と撤退を決定、サムライインキュベート:ビジネスプランコンテストで下位20%に投資する:コンテストを勝ち抜いてきたのである程度の実力はあり、かつ下の方が伸び白もある
  3. 神に聞く:占い・風水・パワースポット 例「台湾では経営決定に風水は当たり前」

ビジネス・ライフ・占いの関連性

上記の「神に聞く:占い・風水・パワースポット」に関連して、占いについての持論です。

占いに関して、よく「この占いは当たる・当たらない」といった声を聞きますが、私の考えは少し違います。

例えば中国では風水、ミャンマーでは8曜日、日本では気学、ヨーロッパでは西洋占星術…と、数千年も前から世界中の至る所に形は違えど存在している事からも、人間に対する効果や影響力の大きさが伺えると思います。

また、これらには本来、インチキ占い師が口にするスピリチュアルという霊的なものだけでなく、統計学や哲学・帝王学などの要素も含まれています。

そもそも科学的なことしか信じないのはナンセンスだとも思います。

 

占いは『自分に合ったものに巡り合えるか否か』だと思います。

なぜなら、例えば「今日の牡羊座の運勢は〇〇!」といったところで牡羊座の人全員に同じ事が起こるなんてありえませんよね。

出来る限り正確に当てるため、生年月日や血液型やら色々組み合わせるものもありますが、それでも全世界で見たら数百人は居て皆それぞれの人生を歩んでいる事でしょう。

 

ですので、大事なのは自分に合うものとの巡り合せです。

そして運よく自分に合ったものと出会えたら、それを信じ、自分の行動と照らし合わせながら改善していく指針の1つにすれば良いと思います。

ただ鵜呑みにするだけでは、外れた時に占いのせいにしてしまい、努力を怠る事になりますからね。

占いを活かすのも自分次第』だと思っています。

 

結論・まとめ

3回に渡りお話ししてきたVUCAですが、インターネットの普及と進化を皮切りに環境も技術の進歩も人の思考も加速度的に変化を感じる現代です。

これを書いている2016年6月は「アメリカ大統領選挙真っ只中」「イギリスのユーロ脱退か否か」「日本で仮想通貨法案可決(5/25付)」と、ますます混沌とした未来が予見される時期です。

かつてサッカーW杯で決定的チャンスをふいにし、その瞬間の事を「急にボールが来たので」と言ったことから、「QBK」と10年以上ネタにされている事件(?)があります。

サッカーに限らずチャンスもピンチも急に来ます。それに対し、絶対の正解は無い中で何をチョイスするか。

占いでも考え方でも数値でも、自分あるいは所属する組織に

コレ!という信じられる指針

を持って誠実に対応していく事が不確実な世界の処世術だと思います。

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