QUESTフォーミュラの解説:読まれるセールスレターの書き方・型

もし、あなたが毎日せっせと文書を書いているのにも関わらず、なかなか納得いく様な結果が伴わないとしたら、ここにたどり着いたのは運命だったのかもしれません。

私が変われた方法を、このページを見てくれているあなただけに共有します。

私も少し前まではあなたと同じ様に悩み苦しんでいました。

1ページ2000文字以上の文章を100記事以上書いても全然反応がなく、自分の能力の無さを嘆いてばかりいました。

しかし、ちゃんとした方法を勉強し実践した結果、短期間で劇的に変わったのです。

巷には「簡単に月間50万PVのブログを作るマル秘テクニック」のような手法を宣伝している業者もありますが、そんな胡散臭い方法ではもちろんレベルアップなんて夢のまた夢です。

もしかしたら「難しい方法なのでは?」「自分にできるだろうか」と不安に思うかもしれません。

しかし特別なことはありません。

実際、私は1万5千円のレビュー記事の依頼が来たり、1時間2000円でブログ作成の手伝いの仕事が舞い込むようになりました。

あなたもただこれから紹介する方法に沿って書き進めていくだけでコツがつかめるはずです。

では、続きをご覧ください。

上記の様に、相手にどんどん訴えかけていくのが今回ご紹介するQUESTフォーミュラを使ったライティング(文章の書き方)です。

上の例文は少し簡潔だったかもしれませんが、「そんな方法があるなら知りたい!」と思った方が少なからずいたのではないでしょうか。

この法則を覚えるとブログ、メール、サイトのLP(ランディングページ)など文章を書く時にとても役立ちます

  • 今までなんとなくセールスレターを書いていたので書き方、作り方を知りたい
  • もっと上手くブログで読者にPRしたい
  • QUESTフォーミュラのテンプレートや例文を知りたい

こうした悩みをお持ちの方に向けて、QUESTフォーミュラの内容・例文・書き方をご紹介します。

QUESTフォーミュラとは

QUESTフォーミュラとはシニアマーケティングスペシャリストや作家などの肩書を持ち、数々のセールスレターに関する法則を作ったマイケル・フォーティン(michel fortin)さんが提唱したコピーライティング(文章の書き方)に関する法則です。

日本ではQUESTの法則とも呼ばれます。

QUESTフォーミュラのQUEST(クエスト)とは、読者(消費者、お客様)に行動を促すためのポイントの頭文字を取ったものです。

ドラゴンクエストなどのQUESTと同じスペルですが、こちらは『探求』『追求』などの意味なので、今回は無関係です。

セールスレターの書き方では PASONAの法則・新PASONAの法則 などと並んで有名な法則(書き方の手順)の1つです。

マイケル・フォーティンさんについて知りたい方は彼のホームページをご覧ください。

ちなみにフォーミュラ(formula)とは『公式』『決り文句』という意味の英語です。

QUESTって何の略?

QUESTフォーミュラのQUESTは次の単語の頭文字をつなぎ合わせたものです。

  • Qualify:自分が適任であると宣言する
  • Understand:相手を理解する、共感する
  • Educate:教育する
  • Stimulate:興奮させる
  • Transition:行動させる

この順番に文章を書いていくことで、先にこちらの紹介する内容に引き込み、意図するように教育していくという特徴があります。

ただし、使い方によってはやや強引な印象を持たれやすいので注意が必要です。

では順番に解説していきます。

QUESTのQ:Qualify

Qualifyとは『条件をつける』『資格を与える』という意味の英語です。

QUESTフォーミュラでは最初にお客様が抱えている問題不安悩みに対して『私が解決します』と宣言します。

冒頭の例文だと、

私が変われた方法を、このページを見てくれているあなただけに共有します。

の部分がQualifyに当たります。

もし、何か商品を紹介するためのセールスレターを書く時は、実績やモニター結果などもここで提示すると良いです。

QUESTのU:Understand

Understandとは『理解する』という意味の英語です。

Qualifyの次に、お客様が抱える不安や悩みの問題点を『自分にも当てはまる』と共感する、あるいは、私はあなたの気持ちや状況をわかっていて、それを◯◯という方法で解決してきましたと理解を示したり、解決方法を紹介したりするのがUnderstandの部分です。

逆に書き手の実体験を紹介することでお客様に共感させる方法もあります。

冒頭の例文だと、

私も少し前まではあなたと同じ様に悩み苦しんでいました。

1ページ2000文字以上の文章を100記事以上書いても全然反応がなく、自分の能力の無さを嘆いてばかりいました。

の部分がUnderstandに当たります。

QUESTのE:Educate

Educateとは『教育する』という意味の英語です。

商品の性能・効果・理念を伝えたり、競合する商品との比較したりするのがEducateの部分です。

冒頭の例文だと、

しかし、ちゃんとした方法を勉強し実践した結果、短期間劇的に変わったのです。

巷には「簡単に月間50万PVのブログを作るマル秘テクニック」のような手法を宣伝している業者もありますが、そんな胡散臭い方法ではもちろんレベルアップなんて夢のまた夢です。

の部分がEducateに当たります。

Educateの段落では、お客様の悩みに対してその商品を使うことで得られるメリットやベネフィット、あるいは使わないことでのデメリットを紹介することで「これを選べば間違いない」と思ってもらいます。

なお、ここが弱いと次のStimulateに繋がりません

QUESTのS:Stimulate

Stimulateとは『興奮させる』という意味の英語です。

商品を「すぐ手に入れたい!」という状態を作るのがStimulateの部分です。

冒頭の例文だと、

実際、私は1万5千円のレビュー記事の依頼が来たり、1時間2000円でブログ作成の手伝いの仕事が舞い込むようになりました。あなたもただこれから紹介する方法に沿って書き進めていくだけでコツがつかめるはずです。

の部分がStimulateに当たります(余談ですが、上記の例は本当に私が受けたお仕事の一例です)。

商品案内の場合、ここまでの押しが弱ければ付加価値をつけるなどにより購入の後押しをします。

QUESTのT:Transition

Transitionとは『行動させる』という意味の英語です。

冒頭の例文だと、

では、続きをご覧ください。

の部分がTransitionに当たります。

これはあくまで例文だったので簡潔な一文ですが、実際に商品案内などでは設置した購入ボタンやカート、テキストリンクを押させるなど、具体的な行動に誘導するのがTransitionでの役割ですね。

しかし、多くのお客様は決断しづらいものです。

そこで次のような後押しも必要でしょう。

  • 商品の配達は万全の配慮をし、中身がわからない様になっております。
  • 10日間の返金保証付き

QUESTフォーミュラのテンプレート

簡単なテンプレートを自作しました。

  • Qualify(宣言):~を改善した私がおすすめする方法をお教えします
  • Understand(理解):私も昔はあなた以上に失敗を繰り返したのでお気持はよくわかります
  • Educate(教育):簡単に変われるとアピールするような商品に騙されないでください。改善するには手間も時間もかかります。それをできるだけ簡単かつ短期間にする方法が私の紹介する方法です。
  • Stimulate(興奮):『先行者利益を優先したいので一定数の申込み終了後に非公開にします』『先着◯名様には追加特典をご用意します』
  • Transition(行動):お申し込みはこちらから

あくまでベースなので、後は次の点を意識して書いてみてください。

  • できるだけ簡潔かつわかりやすく
  • 興味を引くように色々な表現を入れたり内容を面白くしたりと工夫する
  • 専門用語や難しい表現を避ける
実際に商品を案内する場合は薬機法や景品表示法などが関わるので、虚偽や誇大表現をしないよう注意しましょう。

AIDMAの法則、PASONAの法則との比較

今回ご紹介したQUESTフォーミュラを説明する時に比較としてよく例に出されるのがAIDMAの法則と、PASONAの法則です。

比較したそれぞれの違いとしては次のような感じです。

営業色・売り込みの強さ:AIDMAの法則 ≒ QUESTフォーミュラ > PASONA の法則
案内のしやすさ:PASONAの法則 >QUESTフォーミュラ ≒ AIDMAの法則

人によってはレビュー記事ならPASONAの法則(新PASONAの法則)が合っていて、LP(ランディングページ)ならQUESTフォーミュラの方が良いなど、好みや効果が異なるので、必要に応じて使い分けると良いです。
下記の記事で紹介していますので、読んでみてください。

QUEST(クエスト)フォーミュラ:まとめ

QUESTの法則を考案したマイケル・フォーティンはこの法則について「ゴールでもルールでもなくガイドなのだ」と述べています。

他の法則もそうですが、型にはめ込もうとしすぎると違和感・不自然な文章になります。

法則を使えば必ず成果が出るというわけではありませんし、万人に効く法則もありません。

人間が相手だということを忘れず誠意を持って対応するのが大切です。

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